今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
台風接近時の泥棒に注意 東京・大田区の商店街で被害
台風24号が関東地方付近を通過した後の1日、東京都大田区にある商店街の会社事務所などから現金が盗まれたという通報が相次いでいたことが3日、警視庁田園調布署への取材で分かった。
同署は3軒で計数十万円の現金被害を確認。
9月30日夜以降、台風の影響で人通りの少なかった商店街を狙った連続窃盗事件とみて捜査している。
同署によると、東急池上線石川台駅周辺の商店街にある会社や学習塾などの事務所4軒から通報があった。
このうち3軒で建物のガラスを割る手口で侵入され、現金が盗まれていた。残り1軒では盗難被害はなかったという。
いずれも駅から半径約400メートルの範囲内にあり、手口も似ていることから、同署は同一犯の可能性があるとみている。
<10/3(水) 22:48配信 産経新聞より>
天気予報の情報がより正確になってきていることも影響しているかもしれませんが、最近は台風が近づくと、その進路の予測に応じて事前に鉄道が運休することが増えてきました。
鉄道が運休すると、普段電車で通勤している人にとっては大きな問題です。
会社に行くことはできても、帰る手段がないということもあり、今後の課題の一つです。
会社側もそれらを考慮し、台風が接近すると、鉄道の運休に合わせて休みにするところも出てきています。
まだ大企業に多く、中小企業ではまだまだ導入されているところは少ないですが、今後、導入するところが増えるのは間違いないでしょう。
もし社員を出社させ、台風の被害に巻き込まれて命を落とすようなことになれば社会的なニュースになり、企業ダメージは甚大なものになることは容易に想像できます。
犯罪者はさすが情報に敏感だと思ったのが今回の事件です。
台風の影響で人通りが少なくなった商店街を狙った連続窃盗事件です。
商店街の場合は、住居と店舗が一緒になっていると、侵入した先で家人と出くわすという可能性があります。
今後、台風の影響で休業になった店や事務所に狙いをつける犯罪者(泥棒)が増えることは明らかでしょう。
台風で停電になった場合はさらに危険な状態です。
防犯システムや防犯カメラが設置されていても使用できなくなっている可能性があります。(バッテリーを内蔵していても何時間、何日間はカバーできないでしょう)
さらにそこが無人となれば、絶好の侵入ターゲットになります。
今後、鉄道の運休情報に加え、地域の停電情報も要注意、要警戒です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年10月25日 14:17)
小学生の夏休み宿題で「戸締りチェック」
お盆の季節。この時期増えるのが住宅に侵入し盗みを働く、"住宅侵入盗"。この被害を防ぐ取り組みとして、小学生にある意外な宿題が出されていました。
白昼堂々の犯行
黒い車が家の玄関前で止まると、中から出てきたのは目出し帽をかぶった黒ずくめの男2人。
これは去年、愛知県内で窃盗グループが白昼堂々、住宅に侵入する瞬間を捉えた映像です。
犯行は昼夜問わず、行われています。
愛知県では"住宅侵入盗"の認知件数が11年連続で全国ワースト。去年は1日で10件ほど起きている計算に。
その"住宅侵入盗"。特に注意しなければならない時期が。
「お盆期間。遠出などで留守家庭が多くなるので、そういったところを犯人は狙ってくる」(愛知県警西警察署生活安全課 西村直己 課長)
お盆に急増するという"住宅侵入盗"。
その被害を防ぐため、夏休みの小学生に向けてある宿題が出されています。
小学生の宿題は「戸締まりチェック」
訪れたのは名古屋市西区のお宅。
本を読むのが好きという小学3年生の少年が取り組んでいたのは、どこにでもありそうな"塗り絵"。
Q.塗るのは好き?
「好きではない」(少年)
とはいいつつも、真剣な表情で塗っている少年。
"戸締まり"チェック
でもこの塗り絵、実は色を塗るためにはある条件がありました。
その条件とは。
「チェック!お母さんできたよ」(少年)
「ありがとう」(少年のお母さん)
それは家の窓の"戸締まり"チェック。塗り絵はそのチェック表でした。
実は愛知県内の"住宅侵入盗"の侵入手口、2位が鍵をかけていない"無施錠"。
"無施錠"の一軒家の窓などから侵入するケースが目立つといいます。
「泥棒は入りやすい家を狙うので、(無施錠)を見て侵入するとみている」(愛知県警西警察署 生活安全課課長)
しっかりと"鍵をかける"
しっかりと"鍵をかける"、それを徹底してもらうため、警察が学校に依頼して、夏休みの宿題となりました。
今回、名古屋市西区の9つの小学校で始まったこの取り組み。宿題を続けることでお母さん自身にも変化が。
「(鍵かけをさせることは)気づかなかったので、子どもと一緒にやるのはいい機会だと思います」(少年のお母さん)
住宅侵入盗が増えるお盆の季節。家族で鍵かけの意識を持つことが重要です。
<8/10(金) 11:33配信 中京テレビNEWSより>
戸締りをしていても泥棒に侵入されることはありますが、無施錠に比べると彼らが苦労することは明らかです。
無施錠かつ無人となると、彼らの犯行を止めるものは何もなくなります。
犬などを飼っていれば侵入者対策に役立つ場合もありますが、最近は犬も室内で飼うことが多く、番犬となるような犬種ではないケースも多いでしょう。
窃盗が多いと言われる愛知県で、住宅侵入盗の侵入手口2位が無施錠ですからこれを何とかするだけでも件数が減る可能性は高いでしょう。
無施錠が減ることで件数が逆に増えることは考えにくいですから泥棒としても無施錠時の対策が必要になります。
その対策をきちんと考えている泥棒であれば犯行を継続するでしょうが、無施錠でなければその場でのあきらめ、別の無施錠のターゲットを探しにいくという泥棒もいるでしょう。
その泥棒向けの対策としてが無施錠をなくすということです。
ただ、これは対策というより最低限のこと、やって当たり前のこととも言えます。
これをやった上、徹底させた上で初めて防犯対策のスタート地点に立てます。
防犯システムや防犯カメラを導入していても被害に遭う可能性はゼロにはなりません。
しかし、無施錠と比べると泥棒からみた防犯度は格別に高くなります。
ご自宅やオフィスの防犯度の高さを測ってみてはいかがでしょうか。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年9月 7日 11:25)
出荷直店のナマコ500キロ(350万円相当)盗まれる
17日未明、後志の岩内町で出荷直前のナマコ500キロが盗まれているのが見つかり、警察が窃盗事件として捜査しています。
17日午前4時過ぎ、岩内町大浜の岩内地方卸売市場で、保管されていた出荷直前のナマコおよそ500キロ、350万円相当が盗まれているのを出勤した職員が見つけました。
警察と漁協によりますと、ナマコは16日に水揚げされたもので、17日に競りにかけるため、いけすに保管されていました。
職員がすべていなくなった16日夕方以降、何者かが建物1階の窓ガラスを割って中に忍び込み、いけすのかぎを壊してナマコを盗んだとみられています。
警察は、転売目的の複数の人物の犯行とみて捜査しています。
<7/17(火) 16:17配信 HBCニュースより>
ナマコ500キロが盗まれた事件ですが、350万円という被害金額に驚くとともに、ナマコが盗まれる事件というのも珍しいように思います。
ただ、ナマコに限らずよほど特徴のある素材でなければ、転売されたり、加工されてしまうと盗品ということが分からなくなってしまいます。
小売店等で生産者の写真を掲示し、この商品が誰が作ったものか、どこから仕入れているのかを明確にしているところがありますが、その方が消費者としては購入しやすいという心理に基づいているのかもしれません。
盗品をそのまま転売するだけでなく、加工後の商品もうかつに転売できなくなるような仕組みが必要です。
苦労して盗み出してもそれを転売、売ってお金に換えなくなればその物が盗まれる可能性が減少することになります。
これも防犯対策の一つと言えます。
今回の現場に関しては、いけすのある建物の窓ガラスを破って侵入できてしまう環境というのは良くないでしょう。
なまこを350万円もの高価な商品と考えれば、それがそこに保管されている状態が安全かどうかを確認すべきです。
扉や窓の施錠だけでは十分な対策とは言えませんし、関係者以外の入退出も自由にできてしまうとしたらそれも危険です。
魚などの生き物がそう簡単に盗まれない、盗んでもその後が大変だと考える人がいるかもしれませんが、複数人で組織的に犯行を行うグループもいます。
充分に警戒し、安全ではない環境だと気付いたらすぐに見直すべきです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年8月16日 15:39)
宅配の○○○ 白昼堂々制服で侵入
埼玉、東京、千葉の3都県で窃盗など43件に関与したとして、県警捜査3課と上尾署は19日、窃盗と住居侵入、建造物侵入の疑いで、住所不定、無職の男(52)=窃盗罪などで公判中=をさいたま地検に追送検した。
容疑を認めているという。
同課によると、男は宅配業者の制服を着て盗んでいたことから、捜査員に「宅配の○○○」と呼ばれていた。
追送検容疑は、昨年1月~今年1月、千葉県船橋市の会社更衣室など計43カ所に侵入、現金計約33万円と商品券など15点(計約2万円)を盗んだとしている。
同課によると、男は今年1月、伊奈町の会社更衣室に侵入し、現金計約3万円を盗んだとして逮捕された。
盗んだ宅配業者の制服の上着と帽子を身につけ、白昼堂々、会社に出入りしていた。「泥棒と思われないようにした」と供述しているという。
<4/20(金) 11:25配信 産経新聞より>
どこの会社か分からなくても制服を着ていれば、どこかの業者さんが何かの作業でそこにいるのだと勘違いしてしまいます。
その盲点を突いた犯行手口です。
それらしい制服はどこでも購入できますし、今はネットオークション等もありますから難しくはないでしょう。
あとは、侵入しやすいターゲットさえ見つかれば、犯行が可能になります。
このような泥棒に対しては、物理的に侵入を阻止する対策はもちろんですが、防犯カメラによる犯行の抑止効果で犯罪を防ぐこともできます。
防犯カメラが多数設置され、そして映像を記録されていれば変更していない限り、自分の犯人としての映像が記録されてしまうことになります。
泥棒はこれを最も恐れると言っても過言ではありません。
変装すれば映像に残っても平気だと言う泥棒もいるかもしれませんが、防犯カメラが進化し、一部の特徴で犯人特定につながる可能性もあります。
また、そもそも変装する時点で不自然なため、現場では周囲の人に怪しまれてしまいます。
防犯カメラと言えば、先日、大阪のアメリカ村に設置された防犯カメラが撤去されるというニュースを見ました。
撤去の理由は、維持費にお金がかかり、その分の予算が出ないというものでした。
維持費とは、防犯カメラ自体が故障した場合の修理費用や業者への点検費用等でしょうか。
そもそも設置した際は、自治体等からの補助金をベースに設置されたようですが、その後の維持費分は補助金が出ないということでした。
今後は、設置だけでなく維持に関しても補助金が出るような仕組みが求められます。
せっかく設置し、そして犯罪件数の減少、抑止効果が出ているにもかかわらず残念なニュースです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年5月25日 16:10)
侵入方法はユーチューブで見た、窃盗72件の男逮捕
盗んだバイクで京都や大阪など3府県で飲食店や事務所荒らしを繰り返したとして、京都府警は9日、窃盗や建造物侵入などの疑いで京都市伏見区下鳥羽南三町のアルバイトの男(28)=窃盗罪で公判中=を書類送検し、捜査を終結したと発表した。
72件(被害総額約870万円)の犯行を裏付け、うち1件で起訴された。
容疑を認めており、盗んだ金は遊興費や生活費にあてていたとみられる。
男は京都市東山区内で盗んだバイクで犯行に及んでいた。
いずれも深夜から未明にかけてバールで窓を割って侵入。
「動画投稿サイトのユーチューブなどで(侵入の方法を)見た」などと供述しているという。
書類送検容疑は平成27年12月~29年12月、京都市北区の青果店から売上金約67万円を盗むなど、同市内や大阪、滋賀で窃盗を繰り返したとしている。
<4/9(月) 23:08配信 産経新聞より>
侵入方法をユーチューブなどの動画で見て、そして実行した男が逮捕されました。
動画サイトには様々な動画がアップされています。
料理の仕方などは非常に参考になりますが、侵入方法というあまり世間に広めてはいけないものもアップする人がいます。
犯罪に利用されることを知りながら悪意を持ってアップしたのか、それとも防犯啓蒙活動の一環、防犯対策を広めることが目的だったのか、それを見極めるのは難しいです。
ただ、面白半分に犯罪を助長するような投稿者も存在すると思います。
そのような投稿者や動画は、運営サイトがしっかりと排除することが求められます。
分からないことはインターネットで検索すると大抵答えが見つかります。
自分が知ろうと思っていたこと以上の情報が出てくることもあります。
これは非常に便利な反面、非常に怖いとも言えます。
防犯対策や犯罪の手口などを詳しく紹介すると、それを逆用しようと考える者が必ず出てくるからです。
弱点や脆いところを挙げると、そこを突けば対策を弱体化できる、突破できてしまう可能性があるからです。
中国のように国を挙げての情報規制には不快感や違和感を覚えますが、今後は情報の統制や制限なども議論される機会が増えるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年5月18日 16:43)
酒を飲むと泥棒してしまう 無施錠の部屋を狙って盗み繰り返す
オートロックのマンションの一室に侵入しハンドバッグなどを盗んだとして、埼玉県警捜査3課と吉川署、草加署の合同捜査班は20日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、草加市稲荷6丁目、運送業の男(49)を逮捕、さいたま地検越谷支部に送検した。
同課によると、男は「今回の件については覚えていないが、泥棒をしていた認識はある。酒を飲むと泥棒してしまう」と供述しているという。昨年8月~同12月の間に、草加市や越谷市などを中心に、無施錠のマンションや一般住宅を対象にした窃盗事件が約20件発生しており、県警で余罪を調べている。
送検容疑は昨年12月30日午後11時5分ごろ、草加市氷川町のマンションの男性会社員(53)方に侵入、ハンドバッグなど37点(時価6万8500円相当)を盗んだ疑い。
男はフェンスを乗り越え、マンション内に侵入し、無施錠の部屋を狙って盗みを繰り返していたとみられる。昨年8月14日、越谷市内の会社社員寮でハンドバッグが盗まれる事件が発生。防犯カメラの映像から男が浮上した。
<2/21(水) 0:42配信 埼玉新聞より>
酒を飲んで酔うと泥棒してしまう男、酔っていても無施錠の部屋を狙ったり、マンションのオートロックを突破して犯行を行っているところをみると非常に冷静な犯行にみえます。
酔った勢いというのは減刑を狙っての供述でしょうか。
これが病気だとして、病気を理由に罪が軽くなってしまうと、今後同じように真似する者が出てくる可能性があります。
記事では実名も伏せられていますから、もしかすると報道する側の忖度や配慮があるのかもしれません。
もし、酒を酔うと泥棒してしまうというのが本当だったら、やっかいな癖です。
普通の泥棒には効果のある対策がそうではなくなる可能性があるからです。
泥棒をしていた認識はあるということですが、その時の詳しい心理状態が知りたいものです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年3月23日 17:28)
告別式の日を狙って空き巣 前日通夜の香典狙い
住宅に侵入し、現金約350万円などを盗んだ疑いだ。男が狙ったのは葬式に出かけている家だった。
6日朝、東京・葛飾署から検察に送られたのは住居不定・無職の男(40)。
先月5日に東京・台東区の住宅に侵入し、盗みを働いた疑いだ。
注目すべきは、その被害額。1件だけで350万円以上に達したという。
それも、たまたまというわけではなさそうだ。
男は犯行に及ぶ際、葬儀を行っている家に狙いをつけた。
しかも、通夜ではなく、告別式を狙った可能性がある。なぜ告別式を...。
あくまで一般論だが、参列者が香典を渡すのは通夜が多い。
翌日の告別式は持ち帰った香典が残されている可能性が高い。
葬儀の専門家によれば、告別式は他にも泥棒に狙われやすい条件がそろっているという。
葬儀社「アーバンフューネス」:「(感覚的には)9割ぐらいの方は家族総出でお葬式に出掛ける。一般的には午前中から。場合によっては夕方、夜にかかるまで。(自宅に)いらっしゃらないケースもあります」
周辺では同様な事件が他にも15件、起きている。また、このすべてで情報を探す際に思わぬツールが使われていた...。それは昔ながらの町の掲示板。果たして見ている人はいるのか。
住民:「初めて知りました。習慣がある人にとっては...」
しかし、被害があった台東区は東京の下町。
住民:「(Q.訃報が貼ってあるのは普通ですか?)普通です。まだ、昔からの風習が残っているから」
意外な人気ぶりの一方で、事件の噂を聞いて掲示を取りやめたという人も。
住民:「うちの母も亡くなったので(掲示板に)出さないでくれと頼んだ」
男は生活費が欲しかったなどと容疑を認めている。警視庁は余罪を調べている。
<2/6(火) 18:07配信 テレ朝 newsより>
葬儀の家を泥棒が狙うというのはよく言われていることですが、それは単に葬儀のため、家族や親戚が外出し、さらには近所の人も外出し、周囲が無人であることが多いので犯行が行いやすいという点だと思っていました。
今回の泥棒は、告別式の日を狙うという手口でした。
それは、前日の通夜で受け取った香典が多数置かれている可能性が高いというところに目をつけたようです。
確かに、通夜で受け取った香典が大金であっても、翌日の告別式の前に銀行に預けに行こうという人は少ないでしょう。
お金のことなんか考えられず、葬儀の手配や故人のことを考えて悲しみに暮れている人が多いからでしょう。
不謹慎かもしれませんが、なるほどと思ってしまいました。
都会に住んでいると、葬儀は家族葬や密葬などで近親者で済ませて公にせず、また香典辞退というところも増えているように思います。
これは香典返しが面倒という点もあるかと思いますが、近所付き合い等も密ではないでしょうから、泥棒にとってはあまり狙い目とは言えません。
これが田舎や地方になると別です。
町や村での葬儀となると個人の問題ではなく、家や地域全体の問題として大きな行事となります。
そこにはお金が集まるのも自然な流れで、犯罪者はそこを狙うということがよくわかる事件です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2018年3月 2日 19:03)
新たな侵入手口? 「腰板破り」で36件窃盗被害
大阪府南部を中心に店などに忍び込んで盗みを繰り返したとして33歳の男が逮捕されました。その手口は「腰板破り」というものでした。
「鍵を使って(ドアを)開けようと思ったら、ここに穴が開いているんです。直径10センチぐらいかな。うわっと思って、びっくりしました」(被害店舗の従業員)
「(ドアが)閉まっているけど穴があいている状態。びっくりですよね」
泉佐野市の周辺で相次ぐドアに穴が開いていたという証言。被害の写真を見ると確かに、ドアに何かでくり抜かれたような大きな穴が開いています。16日、窃盗などの罪で逮捕・起訴された、住居不定・無職の男(33)。
今年7月、泉佐野市の美容室に侵入し現金6000円を盗むなどした疑いがもたれています。
「男はお店の裏側にある勝手口のドアに穴を開けて、手を差し込み内側の鍵を回して盗む手口を繰り返していました」(記者リポート)
「ここから(手を)入れて(ドアを)開けようとしたけど、開かないからこっち側に大きく穴をあけて入ってきたと思う。怖いですね」(被害店舗の従業員)
勝手口は、比較的薄い素材が多く、そのドアノブ周辺を狙って刃物でくり抜き、鍵を開ける「腰板破り」。
同じ手口で盗みを繰り返していたとされる男。
警察によりますと、毎回終電で現場にやってきては夜通し犯行におよび始発で去っていたといい、警戒中の警察官が発見したときにも刃物を持っていました。
被害は今年5月下旬からの2か月間で合わせて36件、約200万円にのぼります。警察の調べに対し男は「生活費や遊ぶ金が欲しくて盗んだ」と容疑を認めているということです。
<11/16(木) 19:19配信 MBSニュースより>
「腰板破り」という聞き慣れない侵入手口です。
比較的薄い素材の多い勝手口を狙い、ドアノブ周辺を刃物でくり抜き、鍵を開けるというもののようです。
どのような工具を使ってかは分かりませんが、終電で現場にやって来て、そして始発で帰るということですから、比較的持ち運ぶことが簡単なものなのでしょう。
勝手口がある家や店舗で、ドアノブ周辺を刃物でくり抜くことができる素材に限られそうですが今後模倣犯が出てくる可能性があります。
一見脅威のように思えますが、扉が丈夫で施錠していれば被害を防ぐことができる可能性が高いという分かりやすい手口です。
狙われやすい扉を守れば侵入されないという分かりやすい構図です。
ワンドアツーロック等でも対策として効果が高いかもしれません。
侵入手口としては原始的で昔からあるものの改良版という感じですがそれほど高度なものには感じません。
扉に近づいたり敷地内に入る前に威嚇する防犯センサーや防犯カメラなどのさらに高度な対策でなくても防ぐことができそうです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年12月29日 18:47)
新幹線の荷物棚狙いの泥棒逮捕
走行中の新幹線の車内で、荷物棚に置いてあった客のカバンの中から金目の物を盗もうとしたとして自称・中国籍の男(41)が逮捕されました。
警察によりますと、男は、18日午前10時半ごろ、新神戸と新大阪の間を走るJR山陽新幹線のグリーン車の中で、荷物棚に置いてあった男性客のかばんの中から、金品を盗もうとした疑いが持たれています。
新幹線では、ことし7月頃から東京と新神戸の間でグリーン車を中心に同様の手口による窃盗被害が40件以上起きていて、警戒中の愛知県警の警察官が、男を現行犯逮捕しました。
調べに対し男は、「自分の荷物を整理していただけ」と容疑を否認しています。
警察は余罪もあるとみて詳しく調べています。
<10/18(水) 18:36配信 CBCテレビより>
新幹線の荷物棚や電車の網棚に荷物を置き、座席でゆっくりくつろぐというのはごく自然な行動です。
疲れている場合や早朝に利用する場合は熟睡してしまうこともあるでしょう。
寝ているときに自分の荷物をこっそり盗まれても気付かないでしょう。
その様子を周囲で見ている人がいても、その人の持ち物だと思ってしまうかもしれません。
お客様が安心して新幹線や電車を利用するためにも、お客様自身の目による監視だけでなく、防犯カメラという機械の目による監視を導入すべきです。
さらに乗務員の巡回による監視を加えると、泥棒が犯行を行うのはより難しくなります。
たとえ犯行が成功しても、カメラによる映像が記録されることで自身の犯行が明らかになる可能性が高くなってしまいます。
金品を得られるのは一時的で自身が捕まってしまえば意味がありません。
泥棒がその環境をよく知っていれば、その環境を犯行現場には選ばないはずです。
もっと楽に犯行を行うことができる環境は他にいくらでもあるからです。
これが防犯カメラによる抑止効果です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年11月24日 13:14)
千葉は人が少なく盗みやすい 空き巣少年3人逮捕
千葉、神奈川の両県で空き巣を繰り返したとして、千葉県警は21日、川崎市の少年3人を窃盗などの疑いで逮捕・送検したと発表した。
県警は計約1400万円の被害を裏付けた。
3人は当時15~19歳で、「食事や遊びに使った」と供述しているという。
県警によると、3人は昨年11月~今年3月、千葉、神奈川両県の一戸建て住宅58軒に窓ガラスを割って侵入。
現金や腕時計、ブレスレットを盗んだ疑いがある。
6割以上が千葉県内で起きており、3人は「千葉の方が人通りや防犯カメラが少なくて、やりやすかった」などと供述。
インターホンを鳴らして住人が不在の民家を狙ったという。
県警は今年3月、千葉県富津市でバールなどを不法に所持していた疑いで3人を現行犯逮捕。
同県木更津市内の民家に空き巣に入ろうとしたとして住居侵入と窃盗未遂の疑いで再逮捕し、余罪などを調べていた。
<8/22(火) 8:05配信 朝日新聞デジタルより>
逮捕された少年たちがターゲットを選ぶときのポイントとして、
① 人通りが少ない ⇒ 周囲の人の目を気にする
② 防犯カメラがない ⇒ ついているところは狙わない
③ インターホンを鳴らして不在確認 ⇒ 無人のところを狙う
①は、周りに家や店がないという場合はどうしようもありません。
③も、会社勤めをしている人は平日の昼間は無人になってしまうのは仕方がありません。
対策が可能なのは②の防犯カメラ設置ということです。
設置するには費用が掛かりますが、自分の力で何らかの対策を行う場合は、防犯カメラ、そしてここには挙げられていませんが、④防犯センサー設置が適しています。
また、①の周囲の人の目だけでなく、音も泥棒は気にします。
大音量で威嚇機器が鳴動すると周囲の人に気付かれる可能性が高くなります。
①②③④これらの条件を全て満たせば、100%ではありませんが、泥棒にとっては狙うのが難しい環境となります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年9月21日 14:35)
