今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
盗品は一度埋めて韓国へ持ち帰る
福岡市で空き巣を繰り返したとして、韓国籍の男2人が逮捕・送検されました。
2人は盗んだ品を一度、公園に埋めて隠した後に韓国に持ち帰っていました。
警察によりますと、韓国籍で住所不定・無職の男(42)ら男2人は去年12月から今年1月にかけ、福岡市早良区や東区の住宅に忍び込み、現金や指輪を盗んだ疑いなどで、26日までに逮捕・起訴されています。
男らは、盗んだ品を韓国に持ち帰り質入れしていたとみられ、一部は福岡空港近くの公園に埋めて隠してから別の日に持ち帰るなどしていました。
2人は福岡市内で空き巣を繰り返したとみられ、警察は約2カ月間で17件の犯行を確認し、その被害総額は約550万円に上るということです。
2人は調べに対し容疑を認め、「日本は防犯カメラが少なく犯行がしやすいと思った」などと供述しています。
<6/27(木) 1:00配信 九州朝日放送より>
日本は防犯カメラが少なく犯行がしやすいと思った、という韓国籍の男2人による窃盗手口ですが、盗んだ品を一度公園に埋めて隠し、別の日に掘り返し、そして韓国に持ち帰るというものでした。
よく言われている外国人の日本への犯罪出稼ぎですが、盗んだ品を公園に埋めて隠すというのは初めて知りました。
今後、日本における高齢化社会は加速化し、そして少子化による労働力の減少、その労働力を海外に依存するという状況は変えられないでしょう。
ほとんどの外国人は普通に日本でまじめに働くために来日しますが、この泥棒のように防犯カメラが少なくて犯行がしやすいと考えてやって来る者もいますし、そういう連中が増えていくのも間違いないでしょう。
その中で、犯罪者と一般市民といかに区別する、判別する方法を確立するかが今後の課題です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年7月27日 16:16)
神奈川 パン製造会社に無断侵入した男逮捕
正当な理由なく建物に侵入したとして、神奈川県警大和署は17日、建造物侵入の疑いで、住所不定、自称塗装工の男(27)を逮捕した。
「弁護士が来てから話す」などと供述している。
逮捕容疑は同日午前3時15分ごろ、同県大和市中央林間西にある調理パン製造会社の建物内に無断で侵入したとしている。
同署によると、同時間帯に同社を訪れていた納品業者の男性が、誰もいないはずの社内から明かりが漏れていることに気付き、110番通報した。
同署員と自動車警ら隊員数人が駆けつけると、男は正面玄関から飛び出し、同署員1人に催涙スプレーのようなものを吹きつけて逃走したが、直後に身柄を確保された。
スプレーを浴びた同署員は病院で診察を受けたが、けがはないという。
同署は男が金品を狙って同社に侵入したとみて、余罪の有無を含めて捜査する方針。
<6/17(月) 19:02配信 産経新聞より>
パン製造会社に侵入した男が逮捕されました。
金品を狙っての侵入とみられていますが、もし異物混入等が狙いの場合、製造した商品全てが犯行対象となり、もし出荷済み、市場に流通済みの場合は、それらを回収するリスクも生じます。
またお客様への謝罪やお詫びの補償として商品券や金券を提供することもあり、事件によっては多大な損害を企業側に負わせることになります。
侵入されたという被害者にも関わらず、まるで自分が加害者かのように謝罪しなければならない事態は、企業側にとってもやり切れない、納得がいかないことでしょう。
ただ、今回の事件をみても、場合によってはそのような事態に陥ることは可能性として決して低いものではないように思い、現実としていつ発生してもおかしくない事件と言えます。
万が一の被害としてではなく、実際に起こりうる被害として捉え、具体的な防犯対策によって防衛しなければなりません。
特に、今の犯罪は犯罪者側の動機が様々で、単なる金品目的、嫌がらせ目的のような単純なものから、例えば、インスタ等のSNSや動画サイトにアップし、注目を浴びたいという欲求を満たすための犯罪(本人にとっては犯罪という意識が薄い、もしくはない)もあります。
このような事件に巻き込まれないためにも対策を講じなければならないでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年7月19日 11:02)
防犯カメラ破壊後、230キロのエアコンプレッサー盗難
宮城県東松島市は、市内の公共施設で備品の窃盗事件が相次いでいるとして、警察にパトロールの強化を要請したことを明らかにしました。
これは、今年4月にオープンした、矢本海浜緑地パークゴルフ場の防犯カメラの映像です。
画面右端に止まった車から人影が出てくると、その30秒後。
画面が白くなると映像は止まってしまいます。
5月30日、パークゴルフ場に設置されていたエアコンプレッサー1台が何者かに盗まれました。
パークゴルフ場職員 渥美祐介さん
「入念に下見をしていたのかなということも想像できますので、非常に恐ろしいなというふうに思っております」
約100万円するコンプレッサーの重さは230キロ。
犯人はカメラを壊してから犯行に及んだと見られています。
被害は、7日、東松島市が明らかにしました。
東松島市 渥美巌 市長
「今年4月からですね、結構そういう事案がでてきております。これらについてもですね、対策をしっかり講じていきたいと思っております」
市によりますと、4月18日から5月30日までに確認された市内の公共施設での窃盗被害は10件にのぼります。
中でも、赤井市民センターでは6件の被害を受け、防災倉庫に保管していた発電機などが盗まれました。
東松島市は警察に被害届を出すとともにパトロールの強化を要請し、公共施設の防犯対策を見直すことにしています。
<6/7(金) 20:24配信 仙台放送より>
防犯カメラを破壊し、その後、重さ230キロもあるエアコンプレッサーを盗むという手口です。
重量耐火金庫が金庫ごと盗まれる事件が発生したとニュースになることがありますが、200キロの重さのあるものをどうやって盗み出したのかが気になります。
運ぶだけなら複数人で台車などに載せることで可能かもしれませんが、最終的には目的地まで運び、そして分解するのか、転売するのか分かりませんが、そこまでしなければ盗んでも意味がありません。
一目を避けて深夜にそのようなものを車やトラックで運んでいれば怪しいと感じる人が多いかもしれません。
個別に現場ごとに対策を講じることの重要性は言うまでもありませんが、警察による不審車の検問等も増やすべきでしょう。
盗んでも運びにくくなると犯罪者側の計画達成が難しくなります。
また、重いから盗まれないだろうという考え方は変えなければならないことが分かります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年7月12日 10:18)
信用金庫の窓口業務に昼休み導入 防犯対策目的も
京都北都信用金庫は6日、京都府福知山市や宮津市の8店舗で、平日の昼間に窓口業務を休止する「昼休み」を8月1日から導入すると発表した。
昨年の導入に続き、計12店舗で昼の1時間を休業することとなる。
昼休みを設けるのは、府中支店(宮津市)▽浜詰支店(京丹後市)▽間人支店(同)▽三和支店(福知山市)▽大江町支店(同)▽六人部支店(同)▽舞鶴港支店(舞鶴市)▽南浜出張所(同)。
午前9時~午後3時のうち、午前11時半~午後0時半の1時間を休業する。現金自動預払機(ATM)は利用できる。
人口減少に伴う来店客減や職員不足のためで、昨年にも亀岡市などの4店舗ですでに導入していた。業務効率化や防犯対策、働き方改革につなげる。
<6/7(金) 8:00配信 京都新聞より>
記事とは直接関係ない話かもしれませんが、企業の昼休み時間、社員が外食のために出かけてしまう場合、その間職場は無人となってしまいます。
男性社員が多い職場で、外食する人が多いと無人になる可能性は高くなります。
防犯システムを導入されているところであっても、昼休み時間帯が無人になる場合、都度システムを警戒しているところは良いですが、面倒だとか、解除し忘れるなどの理由で無警戒のまま外出しているところがあるかもしれません。
昼休みを狙って犯行を行う泥棒がいてもおかしくありません。
働き方改革にもつながるかもしれませんが、全員が一斉に昼休憩をとるのではなく、1時間ずつずらしてとり、社内が無人になるのを防ぐ体制もよいかもしれません。
例えばお客さまや取引先からの電話対応に関しても、誰かが残っていれば、その者で対応できます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2019年7月 5日 14:01)