今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
1年で3度も侵入被害の家 ネットに大金あるとデマ情報
5人組の男たちと高齢の住民男性の20分間にわたる攻防を、防犯カメラが捉えていました。実はこの住宅、去年6月までの1年間で、3回も侵入される被害に遭っていました。
自宅から出てきたパジャマ姿の男性。手には木刀を持っています。
住人の男性:
「(Q.何て言ってる?)何か叫んどるんだね。お前ら何やっとるんだ!とかね」
すると、5人組の男たちが一気に近づいてきました。身の危険を感じた男性は、門の扉を閉め避難します。これは民家に設置された防犯カメラが捉えた映像の様子。赤や緑のバンダナ、それにマスクなどで覆面をした男たちの姿がはっきりと映っています。
この男たちが現れたのはおよそ30分前。画面右奥から現れた5人組。通り過ぎたかと思えば、住宅のほうを指さします。さらには、帽子をかぶった男が敷地の中へ...。
住宅の裏につながる通路にもぞろぞろと。明らかに不審な行動です。そして、物音に気付いた住民の男性が玄関の明かりをつけると...。5人組は猛ダッシュで逃走。
男性:
「そこ(裏の空き地)に5人が集結して、何かぼそぼそやっとるわけやね。普通じゃないなと、ここ(塀)を乗り越えてくるなと思ったんですよ」
塀を乗り越えて男らが入って来る...。男性は直感的に判断します。それもそのはず、実は...。
男性:
「今回が初めてじゃない。前に3回くらい、1年以内に。物盗りには間違いないわね、物か金かなにか狙って来とる」
わずか1年の間に3回も被害に遭っていました。
最初は2019年6月。自宅で寝ていた男性の妻が侵入した黒ずくめの男に刃物を突きつけられ「金があるだろう」と脅されました。
男性:
「大声で『強盗だ!』って言ったら、バーッと逃げて行った」
その後も被害は続きます。去年3月の映像には、家の前に停まった黒い車から降りてくる2人組が。工具のようなものを手に敷地の中へ...。しかし、侵入に時間がかかったためか、男らは何も盗らず逃走しました。
繰り返し狙われる男性の自宅。そこにはネット社会特有の事情が隠されていました。
<2019年6月の事件で逮捕された男>
「男性が資産家という情報が出回っていた」
さらに、去年1月の事件で逮捕された男は「ネットの掲示板で男性の家に大金があると知った」と証言。「大金がある」こんなデマがインターネットの掲示板や窃盗グループの情報網で広まっていました。
今回の男性宅を物色していた5人組もまた、男性にまつわる情報を聞きつけやってきたのでしょうか。男性が表に出ると、一度は逃げ出したものの、まるで威嚇するかのように再び家の前に詰め寄ってきた男たち。扉1枚を隔てた一触即発の危険な状態に。
男性:
「それで110番とここで大きな声で言ったわけ。扉閉めてロックした」
警察に連絡する男性の声で、ようやく男らはその場を立ち去りました。
男性:
「こういった事件が現実に起きてるんだから、一般社会の市民の方々も、日常生活を警戒しながら生活してもらいたいですね。狙われるのは世界中でここだけじゃないんだから」
警察によりますと、この日の未明には、同じ名古屋市昭和区内で何者かが住宅に侵入し、現金が盗まれる被害も発生。
男性は警察に防犯カメラの映像を提出し、警察は窃盗未遂容疑なども視野に詳しく調べています。
※画像と動画の一部は住人の男性提供
<6/11(金) 17:38配信 東海テレビより>
1年で3度も侵入被害に遭ってしまった家ですが、それには驚きの理由がありました。
インターネットの掲示板に被害者宅には大金があるというデマが広まっていたということです。
その情報を本当だと思った犯罪者5人組が侵入を試みたという事件です。
記事ではデマと言われていますから特に大金を置いているようなことはないのでしょうが、本当に恐ろしい手口です。
大金があるという嘘の情報をネット上に拡散すれば、犯罪者の誰かがその情報に引っ掛かって実際に侵入、窃盗を試みるというものです。
例えば、恨みのある人、困らせてやりたいと思う人がいれば、そのような偽情報をネット上に拡散すれば、犯罪者に狙われる危険性が高まるということです。
ダークウェブと呼ばれるネットの闇市場のようなところでは、犯罪者同士が情報交換したり、個人情報が売買されたりしているようです。
このようなネット情報を基にした侵入窃盗のターゲット選定は、新たな手口として注意が必要かもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年6月14日 17:05)
会社ぐるみで窃盗行脚 建設会社社長逮捕
会社ぐるみで高級住宅街などを狙って全国38都府県で窃盗行脚を繰り返していたとして、元会社社長の男らのグループが逮捕・起訴されていたことがわかりました。被害額は約1億5000万円に上ると見られています。
住居侵入と窃盗などの疑いで3月17日までに逮捕・起訴されたのは、大阪府和泉市の元会社社長の被告(42)らのグループです。
警察によりますと、被告らは2018年5月までの約3年間に、全国38都府県で高級住宅街の民家などに忍び込み、現金や貴金属などの盗みを繰り返していた疑いが持たれています。
被告は愛知県に建設会社を設立して、社員を募集しては窃盗を指南するなど、会社ぐるみで犯行を繰り返していたということで、被害は総額約1億5000万円に上るということです。
調べに対して被告は容疑を認めていて「会社があれば人材を確保しやすいと思った」などと話しているということです。
<3/18(木) 11:15配信 MBSニュースより>
社員を募集し窃盗を指南するなど会社ぐるみで窃盗行脚していた建設会社社長の驚きの手口ですが、建設会社の社員として入社したのに犯罪を強要されることに疑問を感じた社員によって犯行が露呈するとは考えなかったのでしょうか。
まじめに働くつもりで入社したのに、まさか泥棒の会社とは誰も思いませんから、正義感から警察に通報しようと考える者がいても不思議ではありません。
それとも言葉巧みに犯罪へと誘導したのか、それとも口外すれば本人や家族に危害を加えると脅すようなこともあったかもしれません。
いずれにしてもこのSNSが発達した社会においては、会社を設立するなど大掛かりな割には非常に高いリスクを伴う手口のように思えます。
秘密が守られ続け、3年間で1億5000万円もの被害が出るまで逮捕されなかったことが不思議です。
このような犯罪を隠すためにダミーとして存在している会社は多くあるような気がします。
もし、そこの社員や関係者がSOSとしてその犯罪組織の情報を公にしようとする場合、警察などは敏感に察知し、そして迅速に捜査すべきです。
これがこのような犯罪手口に対する抑止力として働き、犯罪を減らすことにもつながるでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年3月18日 16:37)
不動産会社 金庫を床に固定で盗めなかった
去年4月に大阪市阿倍野区の不動産会社に侵入して金庫を盗もうとしたとして男女7人が逮捕されました。防犯カメラには犯行の一部始終が映し出されていました。
防犯カメラに映るマスクにニット帽姿の男たち。バールで何度もドアのガラスを叩きます。去年4月の深夜、男らは人のいない不動産会社に侵入すると階段を駆け上がり、机の下にある金庫を盗もうとしますが...金庫は固定されていて動かず結局、何も持ち出さずに事務所を後にしました。
警察は今年2月17日、この犯行に関わった疑いで男(47)ら17歳から47歳までの男女7人を窃盗未遂と建造物侵入などの容疑で逮捕したと発表しました。
警察によりますと、男らは覚醒剤の密売グループの一員だったということです。
(被害にあった不動産会社の社長)
「机の下に金庫を置いていて、持って行こうとしたんですけれど、床に金庫を固定をしているので持って行けなかった。」
この不動産会社は2019年6月にも空き巣被害にあい、現金約2500万円の入った金庫が盗まれたということで、警察が関連を捜査しています。
<2/17(水) 15:05配信MBSニュースより>
2年前に空き巣被害に遭い、現金2500万円の入った金庫が盗まれた不動産会社ですが、その後、防犯対策の一環として、床に金庫を固定していたことで今回の窃盗被害は免れたという事件です。
金庫の種類にもよるでしょうが、床に固定するなど、金庫を持ち運べないような対策は必ず行うべきでしょう。
金庫を販売している会社においても単に金庫を保管するだけでなく、現場の設置方法まで工夫を行い、盗み出されないような対策を行っていると思いますが、これが広がると金庫の防犯対策としての効果がアップすると思います。
また、最近の窃盗事件において、金庫ごと泥棒に盗み出され、金庫だけでは防犯対策として不充分かもしれないというイメージを持たれているかもしれませんが、単純に100キロを超えるような金庫に保管することでの防犯効果は高いと思います。
一番良いのは現金を事務所や店舗に置いたままにしておかないことです。
盗まれる、被害に遭う可能性のある現金が少ないに越したことはありません。
こまめに金融機関に預け入れするなど工夫が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年2月19日 18:18)
バーコードを貼り替えてセルフレジ決済 詐欺ではなく窃盗?
兵庫県のスーパーで焼き鳥などの値札のバーコードシールを別の安い商品のものと貼り替えるなどし、セルフレジで1036円の支払いを75円で済ませた男が逮捕された。詐欺罪ではなく、窃盗罪だった。なぜか――。
店員がいるレジなら?
この63歳の男は、これまでもこのスーパーで同様の貼り替えに及んでいたため、店側からマークされており、警察にも相談が行われていた。犯行日である2月9日も、来店に気づいた店の通報で警察官が駆けつけ、男の犯行を現認し、現行犯逮捕した。
この事件のポイントは、男が発覚を免れるため、あえてセルフレジを使っていた点だ。もし男が店員のいる通常のレジで会計を済ませていたら、バーコードを貼り替えた事実を隠して店員をだまし、正規の支払いを免れたことになるから、詐欺罪が成立する。
男のやり方が露骨すぎるので、さすがに店員も男の犯行を見破ったことだろうが、それでも詐欺未遂罪にはなる。
セルフレジだと?
これに対し、店員のいないセルフレジの場合、客が自ら機械を操作し、会計を行う仕組みだから、「人をだます」という要素がない。
刑法には、コンピュータシステムに虚偽の情報を与えて誤ったデータを作らせ、財産上の利益を得たといった従来型の詐欺罪では対応できないケースを処罰するため、電子計算機使用詐欺罪という犯罪がある。
卵1パックに半額シールを貼り替えてセルフレジを通過し、代金を半額にさせた83歳の女性がその罪名で逮捕された例もある。
窃盗罪を適用
しかし、セルフレジを悪用した事件の場合、実務では窃盗罪で逮捕、立件されるケースがほとんどだ。代金の支払いではなく、手に入れた商品そのものに着目し、店側が占有する商品を盗ったと評価するからだ。
しかも、一部の商品しかスキャンせずにセルフレジを通過する手口の併用も多い。現に男も、値引き後の総額の1割以下しか支払っていない模様であり、そのパターンではないかと思われる。
そうなると、支払ったふりをして全く支払いをせず、セルフレジを通過する万引き事件と同視できる。男も窃盗罪で逮捕されており、容疑を認めているところだ。
詐欺罪や電子計算機使用詐欺罪だと懲役刑しかないので、事実に間違いがなければ正式起訴して懲役刑を求めるか、起訴猶予にするしか選択肢がない。
しかし、窃盗罪には罰金刑もあるから、こうした事案に対し、略式起訴して罰金を支払わせるといった処分も可能となる。
店側は見ている
新型コロナウイルスの感染防止策として、セルフレジを整備し、客に積極的な利用を呼びかけるスーパーもあらわれている。
今回の事案から分かることは、値札のバーコードを貼り替えるといった不審な行動をとる客のことを店側がきちんとチェックしており、警察とも連携をとっているという点だ。
今回のように、被害額が1000円程度の事件でも逮捕されることがある。
バレていないだろうと高をくくり、安易に商品のバーコードを貼り替え、値段をごまかすようなことは絶対にやめておくべきだ。(了)
<前田恒彦 | 元特捜部主任検事 2/11(木) 12:09ツイートより>
商品のバーコードを貼り替えてセルフレジ決済で不当に安く手に入れるという行為は、詐欺ではなく窃盗に当たるということです。
詐欺罪の場合、懲役刑か起訴猶予しか選択肢がなく、罰金刑がないということです。
こういうことは法律の専門家でないと分からないところです。
また、バーコードを貼り替える際、商品が破損することもありますから、その場合は器物破損罪を問うこともできるかもしれません。
コンビニ等でもセルフレジの店舗が増えてきましたが、正直なところ、簡単に物を盗み出せそうな気がして不安になります。
将来的にはどこか店舗に入店する際は、入店者のマイナンバーカードが反応し、物を購入する際はカードと連動することでキャッシュレス決済ができるようになるかもしれません。(無人店舗で実験を行っていたテレビ番組を見ました)
キャッシュレスも浸透し、また、商品を盗み出すことも難しくなり、防犯対策にもなります。
犯罪者などがマイナンバーカードを所持せずに入店しようとしても入店制限し(扉をロックし)、物理的に入れなくしてしまう。
防犯面でも効果があり、また、警備員や従業員を減らすことにもつながります。
そのようなカードで国に管理、監視されることを嫌がる人もいるでしょうが、防犯カメラの時も同じですが、その代わりに犯罪件数は間違いなく減ると思いますので、その効果を考えると導入に納得する人も多くなると思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年2月12日 17:20)
中国人6人組による空き巣200件
夕方から夜にかけて明かりのついていない民家で空き巣を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と西宮署などが、窃盗などの疑いで中国人の男6人を逮捕していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。県警は約200件、計約1億4千万円相当の被害を裏付け、13日にも追送検する。
逮捕されたのは、いずれも中国籍の男(31)ら6人。男ら5人は公判中で、残る1人(42)は既に神戸地裁で執行猶予付きの有罪判決が言い渡されている。
捜査関係者や起訴状によると、2014年6月~20年3月、兵庫や東京、愛知など10都府県の郊外の住宅街で民家に侵入し、現金や貴金属を盗んだ疑いが持たれている。調べに容疑を認め、「日本は刑罰が緩い」「防犯カメラが少ないので捕まりにくいと思った」などと話しているという。
捜査関係者らによると、6人は中国福建省出身で親戚や知人の関係。大阪市内の賃貸アパートなどを拠点に車で移動し、侵入する役と見張り役、運転役に分かれていたという。日暮れ前から民家を物色し、夕暮れ以降、明かりがつかないままの家を留守と判断。窓ガラスを割って侵入し、現金や貴金属を盗んでいたという。
県警は3月、京都府長岡京市の民家に侵入し、現金3千円などを盗んだなどとして、6人のうち5人を逮捕していた。
<11/13(金) 7:30配信 神戸新聞NEXTより>
逮捕された窃盗犯の中国人6人組が「日本は刑罰が緩い」「防犯カメラが少ない」と話しているようですが、この2点は何年も前から様々な事件で言われていることですが、この現状が変わらない限り、また新たな外国人犯罪者に狙われることは明らかです。
今回逮捕された犯人たちは2014年から2020年まで約6年間も捕まることなく犯行を繰り返し行っていたようです。
この6年間という年月を長いとみるか、短いとみるかは人それぞれですが、私は長すぎる思います。
そんな長い間捕まらず、犯行を継続できていたのかと感じています。
今回、兵庫県警に逮捕されていますが、大阪を拠点に、東京、愛知など10都道府県にまたがっての犯行ということですから、そこも捕まるのに時間が掛かった理由かもしれません。
もし、日本と中国を行き来していたとしたら、さらに逮捕することは難しくなったでしょう。
この辺りは根本的にシステムや対策、体制を見直さなければいけないような気がします。
また、日本は刑罰が緩い、防犯カメラが少ないという指摘に対しても具体的な改善策を実行すべきでしょう。
刑罰の厳罰化が犯罪の抑止力にはなりにくいという意見もあるでしょうが、何もしないよりかはましな気がします。
防犯カメラの台数を増やすことは簡単ではありませんが、国や自治体などの補助事業を拡充させることで、個人や企業が設置する際の負担を減らすことにつながります。
また、防犯対策をしていることで税制面での優遇措置などあれば、さらに導入が広がるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年11月20日 16:32)
モデルルームに内覧後訪れ、家具盗む
マンションのモデルルームに侵入し、椅子などを盗んだとして、兵庫県警垂水署は4日、建造物侵入と窃盗の疑いで、神戸市灘区の会社員の男(48)を逮捕した。
逮捕容疑は7月16日午後1時~18日午前9時20分ごろ、神戸市垂水区のマンションのモデルルーム1室に侵入し、椅子4脚とローテーブル1台、クッション2点、マット2点(計約5万6000円相当)を盗んだ疑い。調べに容疑を認めているという。
同署によると、モデルルームは米国のビンテージバーをイメージしてリフォームされ、7月16日午後1時から公開していた。スタッフは常駐せず、内覧希望者には鍵の暗証番号を伝えていたという。
同署によると、男は内覧を終えた後、再び鍵を解除して部屋に入り、椅子などを運び出したとみられる。家具は自宅で使っていた。7月18日朝、スタッフが被害に気付き、防犯カメラの映像などから男が浮上したという。
<11/4(水) 18:00配信 神戸新聞NEXTより>
モデルルームやモデルハウスに内覧希望者として訪れ、その後一人で侵入し、中に置いている家具を盗むという手口です。
最近は家具付きの部屋なども増えていますから、その家具は犯罪者にとっては格好のターゲットになりそうです。
今回のような鍵を暗証番号で解錠するような部屋の場合、内覧希望者が疑われる可能性もあり、犯行を行うことはリスクがあります。
普通に鍵で解錠するような部屋の場合、内覧者だけに限りませんので侵入を疑う対象者が増え、捕まえるのがさらに難しくなります。
モデルルーム等にもよるでしょうが、スタッフが常駐しているとは限りませんから無人の時間帯の防犯対策や警備をどうするかがポイントです。
今回のように防犯カメラが設置されていればその映像から犯人につながるケースもあるでしょうが、犯人の映像が映っていても誰か特定できなければ逮捕することはできません。
そう考えると防犯カメラだけでは対策としては不十分なケースもありますのでプラスアルファの対策が必要になります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年11月13日 14:45)
空き巣繰り返した男 被害者の7割が犯行に気付かず
今年8月、札幌市内の住宅に空き巣に入った疑いで逮捕された66歳の男が、これまでに30件近く犯行を繰り返していたことがわかりました。しかし、被害者の7割は犯行に気づいていませんでした。
札幌市西区琴似の無職の容疑者は、2015年5月ごろから今年8月21日までの間、札幌市内の住宅で、空き巣を繰り返した疑いが持たれています。警察によりますと、被害は未遂を合わせて28件で、300万円以上にのぼります。
容疑者は、夜になると、住宅街を徒歩や自転車で回り、明かりの付いていない家に狙いを定めていたということです。
また、1階だけでなく、2階の窓からも木を登るなどして侵入し、窓の内側から鍵をかけていても、マイナスドライバーを隙間に差し込み、ゆすって開けていたことがわかりました。
容疑者は、現金や商品券などを見つけた後、部屋の中をもとの状態に戻していたため、被害者の7割が、警察が調べるまで被害に遭ったことに気が付いていませんでした。
容疑者は容疑を認めていて、盗んだ金は、生活費のほか、パチンコや居酒屋で使っていたということです。
警察は、2階の部屋でも油断せずに窓に補助錠をつけるなどして防犯を強化するよう呼びかけています。
<10/22(木) 22:01配信 HBCニュースより>
約5年間空き巣を繰り返していた男ですが、現金などの金品を盗んだ後、部屋をもとの状態に戻すことで、被害者の7割が被害に遭ったことに気付かなかったということです。
そのお陰か、5年間も捕まらずに空き巣を行えていたというこです。
また、5年間で28件という被害件数も多い数字ではありませんから、これも捕まりにくい秘訣かもしれません。
窓の隙間にドライバーを差し込み、ゆすって開けるという侵入手口ですが、窓を壊してしまうと侵入被害に遭ったことが分かってしまうため、これも工夫している点でしょう。
また、明かりの付いていない家、つまり無人の家ばかりを狙っている点も、侵入するために時間を要しても問題ないことにつながっています。
お金を掛けて防犯対策をするのが一番ですが、もし余裕がない場合は、現金などの金品はこまめに現品を確認するなどすべきでしょう。
侵入者があればすぐ分かるように、人が通ったらひもやティッシュが切れるなど目印をつけておけば良いでしょう。
あとは当たり前のことですが、2階も含めて戸締りは必ず行い、できるだけ金品は置いておかないようにすることです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年11月 6日 14:49)
横浜の質店に4人組が侵入 犯行時間わずか1分
横浜市西区の質店「OKURA横浜駅西口店」で9月30日未明、時計やバッグなど約40点(約4400万円相当)が盗まれた。
店の防犯カメラに、4人組が金属製の棒のような物でガラス戸の鍵を壊して侵入し、ショーケースを割って商品を持ち去る姿が映っており、戸部署が窃盗容疑で行方を追っている。
わずか1分ほどの間の犯行で、4人は白色系の車で逃走したという。
<10/3(土) 12:02配信 読売新聞オンラインより>
質店や宝石店など高価なブランド品や貴金属類を扱っているところには高額商品が多数保管されています。
このようなところには防犯カメラが当然のように設置されていますが、残念ながら侵入・窃盗被害に遭ってしまうことがあります。
今回の事件でも犯行時間わずか1分の間に、ガラス戸のカギを壊して侵入し、ショーケースを割って商品を奪い去り、その場から逃走するという手口が成功しています。
防犯カメラだけでは犯罪を防ぐことが出来ない典型的な業種と言えるかもしれません。
犯人が犯行を行えないように、強制的、かつ物理的に対策して対抗するしかないでしょうか。
侵入者に対して、煙を噴射し、視界を遮ることでその後の犯行を難しくする対策(フォグガード)。
ガラス戸やショーケースの材質を簡単には破壊できないものに代えることで犯行の時間を長期化させあきらめさせる対策。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年10月 9日 13:55)
夜な夜な毛布使って金庫盗み出す手口 120件で8千万円の被害
窃盗を繰り返し、被害総額は8000万円を超えるということです。
男(37)ら4人は去年10月、横浜市泉区の住宅に侵入して現金約300万円が入った金庫などを盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、4人は深夜に住宅に忍び込み、毛布などを使って金庫を運び出していました。
周辺では去年2月からの9カ月間に同じような手口の事件が約120件起きていて、被害総額は約8000万円に上っています。
4人は以前、同じ暴走族に所属していて、取り調べに対し、いずれも黙秘しています。
<3/13(金) 17:39配信テレ朝 newsより>
周辺の住宅街で9ヶ月間に約120件もの同様の事件が発生していたということですが、個人宅で金庫を所有しているところがそれほど多いということは、富裕層が住んでいる地区だったのでしょうか。
単純に被害総額8000万円を120件で割ると、1件あたり約70万円の被害額となります。
そのような金額を金庫に保管しているところが多いことに驚きです。
それだけお金があるのならしっかりとした防犯対策ができると思うのですが、そのようなことにお金を掛けたくない人だからこそお金がたまっていくのかもしれません。
個人的には何事にも費用対効果だと思いますが、お金を持っている人ほど、お金を掛けた防犯対策をすることの効果が高いのではないでしょうか。
それだけ守るべき対象が多い、価値が高いものを所持しているということでしょうから、狙われる可能性も高くなってしまいます。
また、手口を見ても分かるように、4人で毛布を使えば、個人宅に置いている金庫は持ち出すことが出来てしまうということです。
金庫=現金が入っている可能性が高いですから、泥棒にしてみれば金庫さえ見つけられれば、すなわちターゲットを発見できたことになります。
もちろん、金庫に入っていることが分かり、これは開けることも、持ち運ぶことも不可能、もしくは時間が掛かってしまうと考え、その場での犯行を諦める泥棒もいるでしょう。
そのような泥棒に対しては効果があるのですが、そう考えない泥棒もいる、増えてきていることを知っておく必要があるでしょう。
その上でどのような対策をすれば被害に遭わずに済むのかを考えましょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年4月17日 14:42)
セキュリティ弱そうな個人経営の店舗狙う泥棒
閉店後の店舗を狙い窃盗を繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と長田署が16日、建造物侵入と窃盗の疑いで、神戸市長田区の無職男(58)=窃盗罪などで起訴=を追送検したことが捜査関係者への取材で分かった。
起訴済みの3件を含む計25件、総額約300万円相当の被害を裏付けたとしている。
捜査関係者によると、2013年9月~19年10月、同市灘、長田区などで閉店時間帯の店舗や事務所に侵入し、現金計約240万円と懐中時計などの貴金属(計約50万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。「生活費のためだった」と容疑を認めているという。
捜査関係者によると、同容疑者は、セキュリティーの弱そうな個人経営の店を物色。閉店後、人目に付かない裏口や窓からバールを使って侵入し、金庫をこじ開けるなどしていたという。昨年11月、同市兵庫区の美容院から現金を盗んだとして逮捕されていた。
同署は防犯対策として、人感センサー付きの照明や防犯カメラの設置を呼び掛けている。
<3/16(月) 14:00配信神戸新聞NEXTより>
個人経営の店舗の場合、セキュリティ、防犯対策にお金を掛けられる余裕がないところが多そうです。
それにお金を掛けるぐらいなら他のことにまわそうと考える経営者もいるでしょう。
ただ、今回の被害総額約300万円で計25件ということですから、1件あたり約10万円の被害となります。
これは窃盗被害のみで、侵入時の破損被害は含まれていない可能性もあります。
例えば被害によって営業できない日などがあればそれによる損失を考えると、実質的な被害額は10万円では到底収まらないケースもあるでしょう。
そのような点も考えると、多少のお金を掛けても防犯対策をすることで被害を防ぐこと、被害額を抑えることにつながるのであれば、導入する効果はあると言えるかもしれません。
もちろん、防犯対策をしたにも関わらず、泥棒等の被害に遭ってしまうことはあります。
100%完全に防ぐことが出来る対策などないからです。
要は確率の問題でしょう。
無対策で泥棒に入られる可能性が50%としたら、対策済みなら20%になる可能性が高いとなると、その30%にお金を掛ける価値があるかどうかです。
これは誰にも強制されることではなく、個人の自由です。
検討する、考えることにお金は掛かりませんから、ぜひ実行してみて下さい。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年4月10日 15:49)
