今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
介護派遣先で窃盗 ホームヘルパー逮捕
介護で訪れていた認知症の女性宅から、高級腕時計や現金など総額220万円相当を盗んだホームヘルパーの女(25)が逮捕されました。
別の訪問介護先でも10件ほど同様の犯行を繰り返していたようです。
訪問介護先で、ヘルパーや介護士が盗みを行い逮捕されるというニュースが最近多いように感じます。
介護というものに対する必要性は今後も高まるでしょうし、仕事内容も大変だと思いますが、誘惑も多いのでしょうか。
外からの侵入に対する防犯対策の重要性はもちろんですが、内部犯行などに対する内への警戒も必要です。
海外などで児童が虐待される映像を防犯カメラに録画し、犯行が明るみなったというニュースを目にすることがあります。
このように防犯カメラを設置し、映像を録画することで、犯罪への抑止力になるともに、犯罪の証拠として活用することもできます。
<9月17日13時18分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『ヘルパーとして派遣された先で窃盗に及んだとして、警視庁原宿署は17日、東京都杉並区清水1、介護ヘルパーの女(25)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
容疑を認め「消費者金融に約300万円の借金があり、生活費欲しさにやった。他の派遣先でも約10件、総額50万円程度を盗んだ」と供述しており、裏付けを進める。
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投稿者: スタッフ (2008年9月17日 16:53)
消防士長119番で救急搬送後に侵入
兵庫県警西宮署は14日、同県西宮市のマンションに侵入したとして市消防局指令課勤務の消防士長(34)を住居侵入容疑で現行犯逮捕しました。
この事件の約1時間半前、この部屋の男性(87)が119番通報で救急搬送され、部屋は留守でした。同署は、この男が勤務中に家人の不在を知り、男性宅を狙ったとみています。
市内では最近、119番による住民の救急搬送後に空き巣に遭う被害が数件発生しており、同署は関連も調べています。
調べでは、14日午前9時25分ごろ、同市上大市4のマンション1階の男性宅のベランダに中本容疑者が侵入したのを、近くの女性が目撃。女性の夫(43)が、ガラスを割って部屋へ入ろうとする男に近づいたところ逃走したため、夫は約300メートル追跡して取り押さえ、署員に引き渡しました。
被害者宅は男性と妻の2人暮らし。市消防局によると、午前7時50分ごろ、男性の容体が悪くなったと妻から119番があり、男性は市内の病院に搬送されました。通報を受けた通信指令室に男もいました。92年入局で、今年4月から、通報を受け各消防署に出動を命じる指令課に勤務。前日からの24時間勤務で午前9時まで働いたということです。
(9月15日毎日新聞)
投稿者: スタッフ (2008年9月16日 10:52)
勤務先から金属窃盗
相変わらず「金属盗難」
●勤務先から鋼管100本盗む 従業員2人を逮捕
9月7日7時50分配信 産経新聞
勤務先から鋼管を大量に盗んで売りさばいたとして、奈良県警香芝署などは6日、窃盗容疑で、同県大和高田市甘田町、建設会社員(63)と、同県橿原市葛本町、同(51)を逮捕した。
調べでは、両容疑者は8月27日、同県広陵町内の勤務先会社の資材置き場から鋼管(長さ約5メートル)約100本を盗んだ疑い。同県大和郡山市内の廃材処理会社に運んで約10万円で売却したといい、「金がほしかった」と容疑を認めているという 。
その他にも、
●資材置き場の鉄板875枚(時価129万円)盗んだ男2人を容疑で逮捕−−県警 /福井
9月6日18時0分配信 毎日新聞
●愛媛県警西予署は8日、道路側溝のふた(林道などでグレーチングと呼ばれる金属製のふた)23枚(23万円相当)泥棒 2人逮捕
9月9日7時50分配信 産経新聞
●鉄工所の空き地から鉄くず800キロ(約2万8000円相当)窃盗容疑で逮捕 /島根
9月6日17時2分配信 毎日新聞
金属盗難の場合、無人で無警戒の屋外から持ち去られることが多く、すぐに気付いていないケースも多く、そうしたことが犯人逮捕を難しくさせています。
いずれにしても侵入者に敷地内に侵入させると放火や他の金目になる備品・商品を盗まれるなどの被害にもなる可能性があります。
廃材など「こんなものが?」と思われるようなものも盗まれる時代です。
防犯対策をきちんと行うことが必要です。
資材置き場への不審者対策
投稿者: スタッフ (2008年9月11日 16:43)
商店街アーケードの上を歩いて百貨店2階窓ガラスを割る手口
京都市下京区の京都高島屋や福岡市の百貨店に侵入し、貴金属計26点(販売価格約3700万円)を盗むという多額窃盗被害が昨年ありました。
この窃盗と建造物侵入の罪に問われた京都市山科区、無職男(27)の判決が9日、京都地裁であり、「大胆不敵な犯行で被害も多額だ」として懲役3年(求刑懲役3年6月)を言い渡されました。
判決によると、
●昨年2月23日未明、四条通のアーケードの上を歩いて高島屋2階の窓ガラスを破って店内に侵入し、高級宝石店のショーウインドーから商品を盗んだ。
●同年3月には福岡市の百貨店に侵入し、指輪などを盗んだ。
( 9月9日京都新聞より抜粋)
この2件はブログでも紹介した記憶があります。
「アーケードの上を歩いて」商店街の2階に侵入し、窃盗するという手口は時々耳にします。
商店街の多くは、2階部分が住居、1階部分が店舗で、昼間は店舗にいることが多く、2階に侵入されても気が付かないことが多いようです。
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投稿者: スタッフ (2008年9月10日 10:08)
警備ステッカーだけでは空き巣対策にはならない
9月7日産経新聞に近畿など6府県で5年間にわたり空き巣を繰り返し約4500万円を盗んでいた男らがの供述が掲載されていました。
●「警備会社のステッカーがある家と防犯 カメラ付のマンションは避けていた」
●「ガラスが割られるなど、すでに荒らされた形跡がある家は狙わない」
●2人は空き巣に入る物件を探す際、マンションは防犯カメラ、一戸建ては警備会社のステッカーの有無を外から確認。「カメラに映ると、顔を隠していても体型で刑事にばれる可能性がある」
●過去、高級住宅街の一戸建てを専門に現金だけを盗んでいたが、「最近は警備システムがしっかりしているのでマンションにターゲットを変えた」
などと供述しています。
この新聞記事を見て「警備会社の警備ステッカーだけ売って欲しい」「自分で自作しようか」といった内容のブログが数多く紹介されていました。
しかしながら、ステッカーだけの場合、防犯のプロや泥棒にはすぐに分かってしまいます。
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投稿者: スタッフ (2008年9月 9日 13:40)
栃木 パチンコ店の金庫から現金1400万円盗難
栃木県のパチンコ店の金庫から現金1400万円がなくなったようです。
防犯システムの有無など詳しいことはわかりませんが、店長は事務所と店舗の鍵を掛けて出た、と述べているようです。
もし、鍵の施錠と金庫での保管だけで防犯対策は十分だと考えているのであれば、危険です。
特に1400万円も現金を置いているような店舗や事務所に対しては、防犯システムの設置、防犯カメラでの映像の録画・管理、鍵・扉・ガラスの強化、金庫の床への据付など様々な防犯対策を併用して行なわなければなりません。
<9月1日11時23分配信 読売新聞より一部抜粋>
『1日午前8時15分ごろ、栃木県日光市今市のパチンコ店「パーラー クィーンエリザベス日光店」で、出勤した男性従業員が、事務所内の2つの金庫から現金がなくなっていることに気づき、110番した。
今市署は窃盗事件とみて調べている。
発表によると、金庫には現金計約1400万円が入っていた。
男性店長が1日午前0時ごろ、事務所と店舗の鍵をかけて出たが、従業員が出勤した時には、鍵は両方とも開けられていたという。』
投稿者: スタッフ (2008年9月 5日 13:10)
ネットカフェで「いびき」をターゲットに置引き
“ 「いびきの聞こえるブースを狙った」。秋葉原のインターネットカフェで、寝ている客をねらって置引を繰り返したとして、警視庁少年事件課と万世橋署が窃盗の疑いで、住所不定の無職少年(18)を逮捕していたことが1日、分かった。
少年は「JR神田駅周辺のネットカフェでも数件の置引をした。金は生活費に充てた」などと供述しており、同課で余罪を追及している。
調べでは、少年は7月4日、千代田区外神田のネットカフェで、客から財布を盗んだ窃盗の現行犯で逮捕。その後の調べで、5月下旬から7月上旬までの間に、同店で約20回置引を繰り返し、現金やバッグなど被害総額約55万円相当の盗みを重ねていたことも判明し、再逮捕されていた。”
【9月2日 産経新聞より抜粋】
近年増加している、インターネットカフェでの犯罪。
深夜割引のパックなどが充実しており、それを利用してインターネットカフェで夜を明かす方は増えているようです。
こういった場所は不特定多数の人が出入りし、また24時間営業で施錠をされる事がないため、利用者を対象とした犯罪がたびたび起こっています。
防犯カメラを取り付けるのはもちろん、貴重品を保管する為のセキュリティボックスを設置し、被害を食い止める対策が早急に求められています。
投稿者: スタッフ (2008年9月 2日 17:58)
総務省 ネット監視強化のため犯罪検知ソフト開発
総務省がネット上の殺人予告や、隠語を使った拳銃取引など犯罪の情報を検知し、サイト運営企業へ自動的に知らせる新しいソフトウエアの開発に乗り出すことが20日、分かりました。
サイト運営企業はネット上の有害情報対策を強化しているものの、監視人員の確保が困難な上、通常の検知ソフトでは、隠語のような特殊言語への対応は困難ということで、開発は平成21年度から3年程度かけて取り組み、総事業費は十数億円規模を想定しているということです。
●開発するソフトは通常の言葉だけでなく「レンコン=拳銃」など、一般の閲覧者に内容を知られないように使用されている隠語などもデータベース化して盛り込む。
●「自然言語技術」と呼ばれる手法を使い、文章全体の構成から犯罪との関連性を推測する機能も備える。
●サイト上の情報を犯罪性有りと判断すれば、運営企業へ自動的に知らせ、サイト運営企業は内容を確認した上でその情報を削除する。
総務省は21年度予算で、数億円規模の事業費を要求。開発したソフトは、言語データベースが一定規模に達した段階で、サイト運営企業に提供していくということです。
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投稿者: スタッフ (2008年8月21日 09:19)
仏像盗難多発、フリーマーケットで転売も。
島田市の寺で7月末、市指定文化財の観音像が盗まれているのが発覚して以降、県内で仏像の盗難事件が相次いでいます。盗まれたことが判明したのは、島田市の1点を含め、牧之原市など5市町で計8点(11日現在)。
■すり替え工作 一連の事件では、普段は無人だったり、施錠されていなかったりした寺が狙われたケースが多い。うち3件では金色の木製の仏像とすり替えられ、犯人が発覚を遅らせようと工作した形跡があります。
●島田市尾川の「法蔵寺」で7月28日、観音堂にあった市指定文化財の「千手観音立像」が、金色に塗られた木製の仏像にすり替えられた。
●7日に2点の仏像が盗まれているのが見つかった大井川町の「意雲庵」では、1点が偽物とすり替わっていた。檀家(だんか)総代(75)が、「色や削り方がおかしい」と気づいたが、当初は誰も判断がつかず、置かれてあった像の台座とほこりの跡の大きさが一致しないことなどから、すり替えられたとわかった。普段は2点とも扉の中にしまわれており、「いつも姿を見るものではないから誰も覚えていない。本家の寺にも記録がない」。
■管理に難しさ 県教委によると、県内には仏像を含めた有形文化財は、国宝から市町指定まで計1799点(今年4月時点)あり、そのほとんどが民間の管理だということです。(8月12日 読売新聞より抜粋)
この仏像盗難の中で、島田・法蔵寺千手観音立像がフリーマーケットで販売されていたことがわかりました、(8月16日毎日新聞より抜粋)
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投稿者: スタッフ (2008年8月18日 09:20)
3件の「広域泥棒」の手口
7月の終わりに新聞に掲載されていました広域泥棒の各々の手口を紹介しましよう。
●空き巣:4県で355件 県警、窃盗容疑で男を追送検 /埼玉 (7月31日 毎日新聞より抜粋)
主に住宅街の一戸建て民家で空き巣を繰り返す。埼玉、群馬、栃木、茨城の4県で計355件確認している。
主に深夜から早朝に比較的新しい型の住宅を狙い、勝手口の網戸をライターで焼いて破り、侵入していた。今年1月に逮捕された。盗んだ金はパチンコや借金の返済に使ったという。
●事務所荒し550件の男、29日にも追送検/神戸 (7月29日産経新聞より抜粋)
平成13年4月から昨年10月までの間、神戸市以西の明石、三木などの各市で事務所荒らしなど約550件を繰り返していた。被害総額は約6800万円に上る。
昼間に自分の乗用車で周囲に民家が少なく、狙いやすい事務所を下見。夜になってから、事前に盗んであった軽乗用車に乗り換え、犯行に及んでいた。
事務所内には、ガラス窓を割るなどして侵入。中にある金庫をバールでこじ開けることもあった。盗んだ金は生活費や借金の返済に充てていたという。
● 5県にまたがりドロ200件 茨城県警、69歳男性を逮捕 被害総額1300万円(7月30日産経新聞より一部抜粋)
投稿者: スタッフ (2008年8月 5日 18:48)
