今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ベランダにボールが入ったので・・・その隙に侵入して泥棒
「子供が投げたボールがベランダに入ったので取ってきてくれませんか」と声を掛け、その家の住人が2階に上がった隙に家の中に侵入し、かばんなどを盗む事件が大阪市内で相次いで発生しているようです。
一昨年5月の発生以降、少なくとも14件の被害が確認されており、被害総額は約350万円に上ります。
手口も酷似しており、大阪府警は同一犯による連続窃盗事件として捜査しているようです。
大阪市北区、都島区、旭区、淀川区、生野区、平野区で発生しており、このうち都島区では、JR大阪環状線京橋駅の半径1キロ以内で少なくとも6件の被害が確認されています。
犯行の時間帯は午前11時から午後4時ごろで、裏通りの住宅街で、ベランダのある木造2階建ての共同住宅で被害に遭われているようです。
犯人の男は身長170センチ前後で45〜60歳ぐらい、上下同じ色の作業服を着ており、スーパーなどから帰宅した直後の高齢女性をターゲットにすることが多いようです。
「優しそうな雰囲気だったので、つい信用してしまった」と昨年11月に被害に遭った女性(70)は語ります。
女性は近くの市場で買い物を終え、玄関前に自転車を止めた際、男に声を掛けられました。
男の言葉を信用し、1階居間に手提げバッグを置いて2階に上がりました。
しばらくベランダを探しましたがボールが見つからず、約1分後、下へ降りると玄関先に男の姿はなく、不審に思ってバッグを確認したところ財布が盗まれていることに気付きました。
女性は「安易に信用した自分が悪かったとはいえ、親切心を踏みにじられてショックです」と話しています。
<4月15日13時14分配信 産経新聞より>
住人が外出先から戻ってくるのを待ち、ボールが入ったので取っていただけませんか?と丁寧な口調で話しかける。
顔も見せている訳ですから信用してしまう人が多いでしょう。
また、ボールを探しに行っている間、用心のために玄関の鍵を閉める人は少ないでしょう。
丁寧にボールを探してくれませんか?と言っている人を前に玄関の鍵を閉めるのも失礼に当たるのでは・・・と考えるのが普通の感覚でしょう。
防犯対策として人を信じ過ぎないようにしましょう、というのはあまりにも寂し過ぎます。
仮に玄関に防犯カメラが設置されていれば、その前で堂々とこのような犯行を行おうとは考えないでしょう。
泥棒の侵入方法
空き巣と忍び込み
投稿者: スタッフ (2009年4月15日 16:29)
全員スーツ姿、細身男が20〜30cmの隙間から侵入 大阪で中国人窃盗団逮捕
マンション専門泥棒が連続して逮捕されています。
●大阪や兵庫、奈良など7都府県で中高層マンションを狙って空き巣を繰り返したとして、大阪府警捜査3課と吹田、松原署などは13日、窃盗の疑いで、いずれも中国籍で福建省出身の男(44)ら男5人と女1人の計6人を逮捕、送検したと発表した。グループによる空き巣被害は平成19年1月から昨年7月までの1年半で約340件、被害総額は約3億3800万円に上っていた。
6人は主にオートロック式のマンションを物色。廊下に面した窓の格子を格子を1、2本外して30センチほどのすき間を作り、ガラスを焼き切り、20〜30センチのすき間からメンバーの細身の男が室内に侵入して内側から玄関を解錠。仲間を引き入れる手口で犯行に及んでいた。犯行時は、全員がスーツ姿で会社員を装っていた。
19年10月10日夜、大阪市平野区の高層マンションの一室に侵入し、現金約270万円を盗むなどしたとしている。
(4月13日 産経新聞より引用)
●マンションで現金などを盗んだとして、警視庁捜査3課などは9日、窃盗などの疑いで、埼玉県所沢市東所沢、コロンビア国籍無職Aら男女3人を再逮捕した。
「母国の家族のために生活費が必要だった」と述べ、容疑を認めている。
昨年12月31日から都内や同県内のマンション最上階で起きた約70件(被害約5000万円相当)の空き巣に関与したとみて、裏付けを進める。
2月27日、東京都板橋区の6階建てマンション最上階にある男性会社員(28)宅に、バールでドアの鍵を壊して侵入。現金約5万円やカメラなど118点(計約27万円相当)を盗んだ疑い。
同課の調べに、3人は「最上階なら外から電気が消えている部屋が分かりやすく、居住者が帰ってきても、部屋まで来る間に逃げられると思った」などと供述しているという。
(4月9日 時事通信より抜粋)
いずれも、お金を持っている、上階やオートロックマンションは防犯意識が低い、外部から無人であることが分かる、といったことが、マンション専門泥棒のマンションを狙う理由です。
マンションの場合、隣の人の顔も知らないといった住民間のコミュニティの希薄さが、泥棒が侵入しやすいとしている背景にあります。犯行途中で住民に会ったとしても、誰も不審に思わないからです。
不審に思われないために、背広姿でサラリーマンや作業着姿で電気工事人を装います。
防犯マンション登録制度というのがありますが、まだまだ全ての都道府県で実施されているわけではありません。
防犯意識を高め、住民間の関係を強化し、防犯カメラや防犯システムを設置するなど防犯対策を実施することが必要です。
マンションの防犯対策
● マンションそのものに簡単に侵入されないように、防犯カメラを屋外駐車場、玄関外、エレベータホール、廊下、エレベータ内などに設置し、不審者に対して抑止効果を発揮させるとともに、自動録画し事件時には確認できるようにする。(警察立会い、役員全員確認など住民間の運営基準を作ることも重要)
● マンションの外階段に別の建物から簡単に移り侵入されないようにする。
● 防犯灯などを追加し、死角を少なくする。
● 住民間のコミュニケーションを強化する。
● オートロックを過信しない。上階でも侵入されることを意識する。
● 扉・窓には補助錠を設置する。補助錠は見えないように設置する。
● ベランダに赤外線センサーや人感ライトなどを設置する。
● 入居スペースごとに、侵入警戒・威嚇撃退システムを設置する。
投稿者: スタッフ (2009年4月14日 09:45)
まだ継続する仏像盗難。仏像盗難犯には2種類ある。
まだ仏像盗難が続いています。
●安楽寺(栗東)で仏像4体盗難。3月にも別の寺で。
5日午前7時50分ごろ、滋賀県栗東市荒張の安楽寺に参拝に訪れた男性(79)が、寺の中の仏像がないのに気づき草津署に通報した。仏像4体がなくなっており、同署は窃盗事件として捜査している。
同署や同寺によると、なくなったのは地蔵菩薩(じぞうぼさつ)像(高さ約60センチ)と毘沙門天像(同45センチ)、不動明王像(同)、阿弥陀如来(あみだにょらい)像(同25センチ)。いずれも木造で江戸時代作とみられるが、文化財に指定されていない。 安楽寺の勝山圓昭住職(59)によると4日朝は異常はなかった。寺はふだんは施錠されていなかった。
栗東市では3月中旬にも、安楽寺の南東約5キロの金勝(こんしょう)寺で馬頭観音菩薩像が盗まれており、同署が関連を調べている。住職は金勝寺住職も兼ねており「難しいだろうが、早く仏像が帰ってきてほしい」と話している。(4月6日京都新聞より引用)
●奈良県明福院、六柱神社で仏像3体盗まれる。
奈良県天理市福住町の明福院(みょうふくいん)と同県宇陀市榛原区の六柱(むつはしら)神社に安置されていた仏像3体がなくなっていたことが28日、県警や関係者への取材で分かった。いずれも文化財指定は受けておらず、普段は無人状態だった。
明福院では20日ごろ、木製の弘法大師像(室町時代、高さ45センチ)など仏像2体がなくなっていることに住民が気付き県警天理署に届け出た。2月24日に仏像2体が安置されているのを確認しており、堂内に足跡のようなものが残っていたという。
六柱神社でも住民が22日に観音堂の本尊、木製の十一面観音立像(江戸時代中ごろ、高さ1.81メートル)がなくなっていることに気付き、県警宇陀署に通報した。観音堂の入り口3カ所は施錠されていたが、1カ所に、こじ開けた跡があった。2月6日には住民が堂内にある仏像を確認していたという。
同神社では昨秋にも、十一面観音立像の横にあった阿弥陀(あみだ)如来立像など3体が盗まれている。(3月28日 毎日新聞より引用)
仏像盗難犯には2種類タイプがあります。一つは自分のコレクションにしたいという欲求から盗む者。先日逮捕された建仁寺の仏像盗難犯人の自宅には何体もの仏像が飾られていました。信仰心が嵩じてのコレクションとの見方もされています。
もう一つのタイプは換金目当てで盗む者です。こちらが増えてきたために、仏像盗難が多発していると言ってもいいと思います。「仏像を盗んで売る」そんな罰当たりな・・と思わない人間が増えており、仏像を換金し売買できるしくみができているのです。古美術商への売却、インターネットオークション・・売却するのもそれほど難しいハードルはありません。文化財に指定されていない品を狙うのも換金しやすいからなのです。
今回の栗東安楽寺と奈良の仏像盗難被害のどちらにも共通している点が何箇所かあります。
1)盗まれた仏像は文化財には指定されていない。
2)近くの寺で最近仏像盗難が発生したり過去にも盗難被害があったにも係わらず、防犯カメラや防犯システムは設置されていない。施錠のみまたは無施錠。
3)無人寺、もしくは何箇所か住職が兼ねている。
仏像盗難被害が増えていて、近所で被害に遭っていたり、過去に被害に遭っていても何も防犯対策をしていない。
その理由は?というと、一つには予算がないということだと思います。
特に無人寺や兼務されている場合などは防犯システムや防犯カメラを設置したくともその予算がない、というのが最も多い理由ではないかと考えます。
そしてもう一つの理由は、「信仰対象の寺や仏像を自由に参拝できるようにするのが努め」という意識があることではないかと思います。
しかし、開かれた寺であればあるほど、放火や仏像盗難、賽銭泥棒といった被害のリスクが高くなります。誰でも自由に敷地内に入れる、参拝できる、というのはそれだけのリスクを抱えているものなのです。
だからこそ、本当は防犯システムや防犯カメラを設置し、犯行しにくい環境を作り、犯罪を未然に防ぐことを併行して行う必要があるのだと思います。
予算がない、といいながら、焼失したり、仏像が盗まれたのでは寺そのものの存続ができなくなってしまいます。
そうならないためにもやはり「防犯環境」として犯罪を起こしにくい環境を作ることをお勧めします。
寺の防犯対策
● 敷地全体を見直し、守りたい物、かけがえのない物が何なのかをピックアップし、泥棒の目で見て侵入者がどういう経路で侵入し盗むかを考える。(防犯診断として防犯設備士、総合防犯設備士など防犯のプロに任せる)
● 樹木の状態を見て、死角になりそうな場所がどこかをよく見極める。
● いつでも参拝できる一方で、入ってはいけない場所や守りたい物への侵入経路を防ぐために、防犯カメラや赤外線センサー、人感センサーなどを設置する。音声メッセージによりソフトな警告を併用する。
● 侵入者がもっとも嫌がるのはその場での音と光による威嚇撃退。音声による警告でも侵入しようとする場合には、第二段として防犯ベルなどを侵入検知センサーと連動させ、威嚇撃退する。
● 防犯カメラを死角になりそうな場所や守りたい物の周囲に設置する。
● 無人寺などは、異常の情報をご住職など関係者の携帯電話や自宅に自動通報する。メールや音声、画像で通報することが可能。早期発見し初期対応することが重要。
こうした防犯設備はリースなどを使用すると月々数万円程度で導入できます。
寺の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年4月 6日 09:19)
ホームセンターに車ごと突込みATM窃盗未遂。
一攫千金を狙うハイリスク・ハイリターンな犯罪といえば、銀行強盗やATM破壊。
ハードルが高いかわりに、成功したら大金が手に入ります。
ここ1ヶ月でATMの盗難被害が全国で相次いでいます。
3月25日と同様の手口で4月3日には同じく大阪市西淀川区でATM窃盗未遂がありました。
ATM(現金自動預払機)コーナーのガラスがショベルカーで壊され、ATMに接触した状態で放置されているのを、警備会社からの通報で駆けつけた西淀川署員が発見。ATM本体は盗まれておらず、現金被害はありませんでした。
ショベルカーは兵庫県猪名川町の工事現場から盗まれたものということです。
1日午前4時55分ごろには、和歌山市小豆島(あずしま)のホームセンター「パワーコメリ和歌山インター店」で警報装置が作動し、警備会社から110番通報がありました。
和歌山東署員が駆けつけたところ、店舗西側のガラス扉が破壊され、入り口近くのATM(現金自動受払機)が倒されていました。
店舗関係者によると、店舗内の防犯カメラには、出入り口に車が突っ込むような様子が映っていたということです。
こちらもATM内の現金は盗まれていませんでした。
( 4月2日 毎日新聞、4月3日 産経新聞より引用)
いずれもATMの盗難には失敗しています。
多分犯行時間を計っており5分経過したため途中でも逃走したのではないかと思います。
宝石貴金属店やATMを狙う窃盗犯というのはグループで、「窃盗団」として組織化されています。
そして誰が何を行うのか分業化も進んでいます。
ATM盗難の場合、事前にその犯行で使用する自動車やトラック、シャベルカーを盗みます。
そして目的の建物を破壊したり、車ごと突っ込んだりして短時間にATMごと持ち去ろうとするのです。
多分その中の一人がストップウオッチを持って時間がきたら犯行を終了しているのだと思います。
「短時間化」が進んでいるのです。
盗んだ車と破壊され中の現金を盗まれたATMがその後近くの空き地などから発見されることが多いです。
その時にはすでに何も残ってはいません。
残念ながら警備会社や警察の駆けつけもなかなか間に合わず、犯人逮捕にはいたらないことが多いようです。
防犯カメラなどの映像を元に、犯人像に行き着けばいいのですが、闇サイトなどで集まった人間や不法滞在外国人なども多く、なかなか犯人特定が難しいのと、実行犯を捕まえても「とかげのしっぽ切り」と同じで、どんどん新しい実行犯が出てくるのです。
おまけに窃盗団の仲間同士もお互いの本名や所在などを知らないことも多く、一人を捕まえてもつるべ式に・・とはいかないようです。
こうした窃盗団は凶器を持っていることも多く、犯行途中で偶然居合わせると生命にまで危害が及ぶ可能性があり注意が必要です。
東京では工事を装って銀行出張所に侵入し、現金自動預払機(ATM)をガスバーナーで焼き切って現金を盗もうとしたとした男(65)が逮捕されています
男は作業服姿で、出張所前の路上にカラーコーン3本を置き、出張所の中に「工事中」と書かれた看板を立てた。さらに犯行を隠すために、ほかのATMとの間にブルーシートをかけて犯行をしていました。
非常通報装置が作動して警備員が駆けつけたことからレンタカーで逃走したが、警備員がナンバーを目撃しており逮捕されています。
この犯行は単独犯。工事中の看板をかけるなど凝った犯行ですが、レンタカーで現場に向かうなどプロの手口とは思えません。一攫千金を狙って、ATMを破壊するニュースを見て真似をしたのでしょうか?
投稿者: スタッフ (2009年4月 3日 17:07)
ロゴ・顔写真入り名札まで準備、電気点検装い泥棒
電気工事や水道工事などを装って窃盗や押し入り強盗・・という被害が相変わらず起こっています。
神奈川県で1日に再逮捕された泥棒もその一人。
その手口を紹介します。
神奈川県警捜査3課は1日、清川村煤ヶ谷、配管工男38)(窃盗罪で起訴)を窃盗容疑で再逮捕した。
1月26日午後0時半頃、川崎市麻生区片平の会社員男性(59)の2階建て住宅で、「東京電力の者ですが、ブレーカーの点検に来ました」とうそを言って室内に入り、1階居間にあった現金約36万円や手提げバッグなどを盗んだ疑い。
応対した主婦(58)に「電気がつくか確認するので、2階に上がってください」と話し、無人になった1階を物色したという。
調べに対し、「東電社員を装えば、万引きより簡単に盗みができた。盗んだ金品は生活費とパチンコにつかった」と容疑を認めているという。
県警は、東京電力社員を装った同様の手口で、2001年秋〜今年3月、大和、相模原市などの県内を中心に東京、山梨、静岡の1都3県で少なくとも200件(被害総額約1000万円)の盗みを繰り返したとみて調べている。
男は、配管工の作業着姿で、東京電力のロゴマークや顔写真などを載せた名札をつけていた。
(4月2日 読売新聞より引用)
東京電力神奈川支店は「事前連絡なしの訪問はしていない。不審に思ったら、社員証の提示を求めて確認してほしい」としていますが、ロゴ入り・顔写真付きの名札までつけられてしまうと社員証の提示もあてにはならない、ということになります。
ロゴマークはインターネットで簡単に取れますから、カラーコピーで社員証も簡単に作れてしまいます。
こうした犯罪は真似をするものも出てくるため、今後は社員証だけでは安心できない、ということになるのでしょうか?なんとも悲しい話ですがそれが現実です。
こうした電気・水道・ガスの点検に関しては、一人でいる時間帯を避けてもらうか、会社に電話をかけて本人か確認するかのいずれかしか確実に予防する方法はありません。
それができない場合には、泥棒かもしれないと言う意識を忘れず、家の中に目を光らせておくしかありません。
もう一つの予防方法としては、防犯カメラやセキュリティキーパーといった「防犯システムが完備している家」であることを建物の外で見せるという方法です。
警備システムや防犯システムは、家族が家にいるときは部分警戒ができるタイプのものなら外周警備や窓の開閉、2階部分だけといった部分警戒をしておくことができますが室内警戒に関しては、在宅中では警備対象にできません。泥棒にとってはこうした防犯システムが完備している家というのは「防犯意識が高い」ということであり、対象にしにくいものなのです。
防犯カメラの場合は24時間効果を出すことができます。泥棒にとっては「自分の顔が録画される」ということで避ける傾向にあります。
こうした防犯システムや防犯カメラで予防するというのも一つの方法です。
投稿者: スタッフ (2009年4月 2日 09:34)
ワイドショー見て17歳が「自分も」 泥棒を実行
TVなどで犯罪手口を見て、それを真似して犯行を行う、というのはよくあります。
福岡の17歳の少年がTVのワイドショーを見て泥棒を実行、その後も犯行を繰り返していました。
福岡県警中央署は27日、福岡市で店舗兼住居を狙って盗みを繰り返したとして、同市博多区の無職少年(17)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
「テレビのワイドショーを見て自分にもできると思った。店の営業中には住居に人がいないので、犯行しやすいと思った」と供述しているという。
発表によると、少年は1月26日昼頃、同市中央区清川2の飲食店兼住宅の2階住宅部分に無施錠の窓から侵入。約38万円などを盗んだ疑い。
犯行前には1階の飲食店で食事し、居住者を確認。<strong>雨どいをつたって2階まで上がったという。
犯行後、署員が脚立を持っていた少年を見つけて職務質問。犯行現場に残された掌紋と一致したため2月に逮捕された。
同署は昨年12月18日から今年1月26日までに、逮捕容疑を含め窃盗など計15件(被害総額360万円)の犯行を重ねていたことを確認したという。
(3月28日 読売新聞より引用)
この少年はTVを見て真似たようですが、その手口は思いつきではなく非常に計画的な犯行です。
● 住居併用型店舗を狙う。理由は昼間の営業中住居部分は無人であるため。
● 先に店舗に行って住居部分が無人かどうか確認(下見)
● 2階の住居部分に雨どいをつたって近づく。脚立も使用。
● 2階部分の無施錠の窓から侵入。
と泥棒の原理原則をきちんと押さえています。
泥棒にとっては「下見」をして「侵入しやすいかどうか」「人目につかずに安全に犯行を終えることができるか」などを確認して犯行対象を絞ります。
不在確認は空き巣の場合はインターホンを押す、電話をかけるなどですが、住居併用型店舗の場合は店舗にわざわざ行って確認しています。
こうした住居併用型店舗の場合、「常に人がいるから防犯対策はいらない」と思われる方が多いのですが逆です。
常に人がいるから泥棒と鉢合わせになる可能性が高く人命が危険にさらされるのです。
最も大切な家族の命が危険にさらされているのだということを認識して欲しいです。
防犯対策としては「在宅警備」「部分警戒」がきちんとできる防犯システムを設置する必要があります。
●人が常にいる場所以外は警備を実施する。
●昼間でも窓からの侵入者はきちんと警報ベルを鳴らす。
●外出や旅行など完全に無人になる時には離れた場所で異常発生を知り初期対応ができるようにする。
こういう防犯システムを設置することで昼間も夜も安心して生活や商売を行うことができます。
店舗の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年3月30日 11:36)
トラック窃盗団
現在の泥棒はお金に換金できる物なら何でも盗みます。
パソコンも仏像も、金属も「換金できる」ことで泥棒のターゲットになっています。
泥棒が盗むものは隠せるほど小さいものかというとそうでもなく、大きなものでは「トラック」。
トラックばかりを狙う「トラック窃盗団」もあるのです。
運送会社をターゲットにしたトラック窃盗団。
運送会社の駐車場からトラックを盗んだとして、埼玉県警捜査3課などは23日、千葉市中央区矢作町の無職A(33)=窃盗罪で公判中=ら4人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。捜査3課によると、昨年2〜11月に埼玉、千葉県で約130台(約1億3000万円相当)の被害を確認したという。
逮捕容疑は、4人は昨年8月26日夜、千葉市若葉区の駐車場で、トラック4台(80万円相当)を盗んだなどとしている。捜査3課によると、容疑者らは容疑を認め、「千葉市内で車の中古品を扱っていた40代のウガンダ国籍の男に1台20万〜30万円で売った」などと供述しているという。
(3月24日 毎日新聞より引用)
運送会社などでは、トラックそのものが盗まれる他、ミラーやバンパーなどトラックの備品が盗まれる被害が多発しています。
考えてみてください。
何百万もの備品を屋外に置いている状態ということですから、トラックやその備品が現金に換金できるとなると狙われるのは必然といえます。
実際に盗まれたトラックや備品は海外に販売されます。
運送会社ではミラーが盗まれただけでもその日そのトラックは使用できません。
「予約の入っている仕事に穴を開けることになる」
これは本当に大変なことで、ミラーだけの被害ではないのです。
そうした被害を防ぐには、敷地内に侵入した不審者をその場で威嚇撃退する外周警備システムと、防犯カメラの映像を携帯電話に動画通報する「見える自主機械警備システム」が好評です。
先日もTV取材で、滋賀県の運送会社様が紹介されました。
「設置後、被害はまったくなくなった。ゼロ。」と力強い言葉を頂戴しました。
スーパーJチャンネル映像
投稿者: スタッフ (2009年3月24日 13:53)
チリ人おしっこドロボー団
チリ人おしっこドロボー団!ちょっと汚い手口です。
警視庁捜査3課に逮捕されたチリ人男性3人。
東京都台東区の銀行で女性客に尿と見られる液体をかけ、注意をそらして現金を盗もうとしました。
同課によると、昨年末から港区と中央区で中南米系の男らによるとみられる手口の窃盗事件が4件(被害総額約840万円)あり、容疑者らが関与したと見て、調べを進めています。
18日午後零時半ごろ、現金30万円を引き出した会社員の女性(62)を取り囲み、化粧品用のプラスチックケースに入った黄色い液体をかけ、現金を盗もうとした疑い。
容疑者らは女性の背後から忍び寄り、尿をかけ、驚いたスキを狙い、現金の入った書類ケースを盗もうとしたが、途中で女性に気付かれ、張り込んでいた捜査員に現行犯逮捕されました。
捜査員は港区内で3人を見つけ、台東区まで尾行していました。
元警視庁刑事の北芝健氏によると、金融機関などから現金を持ち帰る途中の人に狙いをつけ、現金を持ち去る犯罪者のことを、警察では「途中狙い」と呼んでいるということです。
世界各国共通する手口らしく、特に中東や南米で横行し、銀行、両替所、ブランド店から出てきた人を狙います。尿をかけるのと同様に、複数人での犯行が多く、女性がつまずき、男性の服に口紅やアイスクリームをつけ、一緒にいた男性が「服をきれいにします」などといい、服を脱がせ、逃走する手口が多いという。また、両替所を出てきたところに「偽札の疑いがある」と声をかけ、お金を出させ、疑われた場合は途中で断念し、別の警察を名乗る犯人が声をかけ、信用させる“二重のワナ”を仕掛けてくる手口もあるということです。
(3月20日スポーツ報知より抜粋)
複数名の人間が役割分担してお金を盗む、というところは「振り込め詐欺」と同様です。
振り込め詐欺は、「いかに信用させ、お金をすぐに振り込まないといけない」と思い込ませるか、が目的となって何名もが演技をしますが、
「途中狙い」や「ひったくり」「スリ」などは、「いかに気を他の方に向けるか」ということを考え、夫々の役割の人間が演技を行います。
ケチャップを付けたり、ソフトクリームを付けたり、お金を目の前でばら撒いたり、倒れたり・・・。
自動車に乗っているときも、ぶつかってきたり、目の前で事故を起こしたりして他のことに気が向いて隙ができた瞬間、別の人間がカバンや貴重品を持ち去るのです。
銀行や両替から出てきた時、又入ろうとする時周囲に目を凝らして、自分を注視している目がないか気にかけることも必要です。
海外の場合、銀行の中に入るにはカバンをロッカーに入れて、一人づつゲートを通るなど銀行に入ることが非常に厳しいところも多いです。
両替の場合は、かなりいかがわしい感じの民間の両替商もいます。
大きな文字で両替レートが記入されているのですがそれ以外に手数料が非常に多く、??といった金額しか両替されないこともありました。現地の言語に通じていないとトラぶった時に通じないということもありますので、注意が必要です。
一度両替商から出てくる時に、お金を戻しながら出てきてしまい、変な男に話し掛けられたことがあります。そういう風に知らない人が突然話し掛けてきた時は注意が必要です。
外国ごとに犯罪の傾向や手口も異なりますので外務省のホームページや弊社の海外での防犯対策ページをご確認下さい。
投稿者: スタッフ (2009年3月23日 10:10)
ゴルフクラブ41本盗み売却…「生活のため」
愛知県警で逮捕された住所不定、無職男(55)。
昨年12月末、名古屋市中区千代田、不動産賃貸業の女性(52)方の駐車場に侵入、ゴルフクラブ41本(時価合計41万円相当)を盗んだ疑い。
調べに対し「昨年12月に建設関係の会社から派遣切りされ、路上生活をしていた。生活のため、ほかにも十数件やった」と供述しているということです。
盗んだクラブは、同市中村区のゴルフ用品店で1本1000〜3000円で売却、生活費に充てていました。逮捕時の所持金は4000円でした。
(3月17日読売新聞より抜粋)
派遣切りによる生活苦で窃盗や強盗・・というのが全国で増えています。
埼玉県では14日、乗用車を盗んだとして同県北本市二ツ家3、元派遣社員男(42)が逮捕されまし「派遣切りに遭い、自分で引っ越しの荷物を運ぼうと元同僚の車を狙った」と供述しているということです。解雇された会社近くのアパートから北本市内に引っ越し、「業者を頼む金もなかった」と話しています。
こういう素人がプロの領域に入ってきて犯罪を起こす事件が増えてくると、警察も従来の窃盗犯に加えて、その対応を行う必要が出てくるため検挙率も下がるのではないかと危惧します。
どちらにしても、今年は年間の窃盗犯や強盗の数は急増するのではないかと予想します。
多くの事業所や店舗、一般家庭が先の見えない不況のため財布の紐を固く閉じています。
しかし、一方で犯罪が急増、今回のように不況の影響で職を失った人が犯罪を起こすことになると、犯罪に遭遇する可能性も高くなります。
そして不幸にも窃盗被害に遭ってしまうと、その被害は保険だけでは対処できないことも多いのです。
たとえば金庫を破壊される、パソコンを盗まれる、ガラスを割られる、扉をこじ開けられる。商品・仕掛品・備品にいたずらされる・・・こうした被害全てに対応できる保険をかけておられる方は少ないです。
保険は保険目的として対象になるものをきちんと指定しないと対象にはなりません。
ですので、盗難保険に入っていたとしても対象にならないことは多いのです。
そんな対象にならない被害の場合、修繕費や購入費は自前です。
リースで購入したものでも、減価償却されリース残がリース動産総合保険の上限ですから新品を購入する費用にはなりません。やはり自前になります。
それにも加えてパソコンの中のデータは失う。顧客名簿など個人情報が入っていたら「個人情報漏洩」の加害者扱いになる。警察が調べる間は営業もできない・・。
それが窃盗被害に遭うということなのです。
この不況の中で、リスクは予防することが大切だと思いませんか?
「予防」こそが重要だと考えている防犯システムをお勧めします。
投稿者: スタッフ (2009年3月18日 15:08)
高級品狙いの窃盗グループ逮捕 下見や実行犯など役割分担
埼玉県など1都6県の貴金属店などの高級品ばかりを狙った窃盗グループ3人が逮捕されました。
28件8000万円相当の犯行を繰り返し、被害総額は1億円を超えるとみられています。
手口としては、まず現場の下見や実行犯などの役割を決めています。
白昼堂々、営業中の貴金属店やブランドショップなどに客として訪れ、自ら持ち込んだネックレスを店員に査定してもらっている間に、ショーケースのガラスをドライバーで外すなどして、貴金属を盗んだいたということです。
<3月11日23時7分 フジテレビFNNニュースより>
まだ逮捕されていない窃盗グループのメンバーも3人ほどいるようで、さらなる警戒が必要です。
下見を行っていたということですが、犯行現場の下見の際、防犯カメラが設置されている店舗や防犯対策がきっちりされているところを避け、そうでないところをターゲットとして選んでいたのではないでしょうか。
客を装って営業時間中の店舗で犯行を行う訳ですから、顔を隠して入店するわけにはいきません。
そうなると、必然的に防犯カメラで映像を録画していない店舗だけを狙うしかありません。
つまり、防犯カメラがついている店舗はターゲットから外れ、ついていない店舗はターゲットとなってしまったことになります。
事前の防犯対策が有効なのは、このように犯行の対象から外れるかどうかという点が重要になります。
投稿者: スタッフ (2009年3月13日 09:52)
