今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
市場からイチゴ大量に盗む、自分の店で販売
市場からイチゴ大量に盗む、自分の店で販売
2月17日10時45分配信 読売新聞
神戸市兵庫区の市中央卸売市場でイチゴ273パック(計約6万9000円相当)を盗んだとして、兵庫県警兵庫署は16日、同区東山町、青果店手伝い安房田智(あぼたとも)容疑者(40)を窃盗容疑で逮捕した。
盗んだイチゴは実家の青果店で販売、父親には「市場で仕入れてきた」などと説明していたという。
発表によると、安房田容疑者は16日朝、市場に置いてあった、同市長田区の青果店経営の男性(65)が仕入れた段ボール箱約80箱分を盗んだ疑い。
男性が防犯カメラに写っていた安房田容疑者を問いつめたところ、持ち去ったことを認めたため110番した。
安房田容疑者は同署の調べに対し「別の同業者に持って帰れと言われた」などと容疑を否認している。
投稿者: スタッフ (2010年2月18日 16:43)
「カートダッシュ」で窃盗 少年逮捕
「かごダッシュ」という手口で万引きを行う、という記事を見た事はありましたが、今度はカートへ大量に載せて窃盗する、更に荒っぽい手口です。
“スーパーでショッピングカートに商品を載せたまま逃げたとして、山手署は3日までに、窃盗の疑いで、ともに17歳で横浜市鶴見区在住の、とび職の少年と県立高校2年の男子生徒を逮捕。同区在住の市立中学2年の男子生徒(13)を児童相談所に通告した。
同署によると、3人は「カートダッシュ」と呼んでいたといい、同様の手口でほかにも盗みをした疑いがあるという。
逮捕容疑などは、昨年10月18日に横浜市中区小港町のスーパー食品売り場から、缶ビール24本入りの段ボール6箱とすし1パック(計約3万円相当)を盗んだ、としている。3人でミニバイクで逃げようとしたが、警備員に見つかった。
少年らは容疑を認め、「ビールは仲間と飲むつもりだった。ほかにも数件盗んだ」と供述しているという。”
【2月3日 カナロコより抜粋】
万引きというと、手持ちのかばんや上着などに商品を隠して逃げる、というイメージですが、この事件のように缶ビールのケースを6箱もカートに載せて堂々と外に出る、というのは万引きではなく完全に窃盗です。無論、万引きも窃盗罪になりますが、これはちょっとひどいですよね。
あらかじめ仲間内で役割を分担し、中学生が商品を載せたカートを押して店の出入り口に向かい、ミニバイクで待機していたとび職の少年ら2人に商品を渡して逃走するというやり方で、他にも数件やったと供述しているようです。
2年前に大阪・寝屋川市のコンビニで、かごダッシュ犯を取り押さえようと追いかけた店員が犯人に刺殺されるという、痛ましい事件が発生しました(寝屋川コンビニ強盗殺人事件と言われています)。
この事件も、元々の動機が「ビールが飲みたかったから」というものでした。
コミュニケーションが希薄になったと言われている現在ですが、こういった犯罪からもその傾向を感じることができます。
機械による防犯対策はもちろん必要ですが、「いらっしゃいませ」や「こんにちは」など、訪れる人の顔を見て声をかける事も、犯罪を起こしにくい環境を作る方法のひとつです。
もっと積極的に声かけを取り入れてみてはいかがでしょうか。
投稿者: スタッフ (2010年2月 4日 10:02)
2分40秒の早業 宝石店から2000万円相当盗難
まるで映画並みの手早さです。
犯人グループはかなり周到な準備をしていたと思われます。
"1日午前4時40分頃、大阪市北区天満橋1の複合ビル「OAPタワー」の警備員から「1階の宝石店が荒らされた」と110番があった。
大阪府警天満署員が駆けつけたところ、宝石店「三菱マテリアルMJC大阪店」で、ネックレスや指輪など貴金属約300点(約2000万円相当)が盗まれていた。
同署の発表では、店内の防犯カメラに3人が映っていた。入り口ドアの施錠部分を工具でこじ開けて侵入したらしい。犯行にかかった時間は約2分40秒。警報で急行した警備員が、3人が乗り込んで逃走する白い車を目撃した。ナンバープレートは1月下旬に大阪市内で盗まれたものだった。同署は運転手を含め4人グループとみている。"
【2月1日 読売新聞より抜粋】
犯行当時、宝石店は閉店して無人だったとの事です。
恐らく犯人は様々な時間に何度か店を訪れ、店舗の状況を把握していたのではないでしょうか。
また、1月21日には大阪・ミナミのブランド店で3人組の男が約900万円相当の貴金属を盗み、白い車で逃走する窃盗事件があり、警察では関連を調べているとの事です。
万が一、入られてしまった場合には犯行を継続させない事が大事です。
霧による威嚇で、侵入者を撃退しましょう。
■防犯のセキュリティハウス:ストアセキュリティ
投稿者: スタッフ (2010年2月 1日 18:20)
勤務先から薬品盗み、ネットで転売
"磯子署は12日、窃盗の疑いで住所不定、無職の男性容疑者(52)を逮捕した。
逮捕容疑は、2月1日午後3時10分ごろ、横浜市磯子区の薬局で、胃腸薬やビタミン剤など8品目約8千錠(約100万円相当)を盗んだとしている。
同署によると、男性容疑者はこの薬局に昨年9月から薬剤師として在籍し、商品仕入れなどを担当していた。在庫が合わないことが発覚した直後に行方が分からなくなっていたという。
同容疑者は容疑を認め、「遊ぶ金が欲しかった」などと供述。盗んだ薬品はインターネットを通じて卸業者に販売していたという。"
(12月13日 カナロコより抜粋)
自らが勤めていた薬局の商品を盗んで転売。
遊ぶ金欲しさの犯行という事ですが、本当に身勝手な犯行です。
薬品盗難は今回のような薬局だけでなく、劇薬を扱っている病院や工場、大学等でも発生しています。
特に病院や学校は、多くの方が出入りする為、不審者に入り込まれても気づかない可能性があります。
また、あってはならない事ですが、今回のケースのように内部からの犯行も発生しているのが現状です。
セキュリティハウスがお勧めする「自主機械警備システムNEXT」は、外部からの犯罪だけでなく、内部からの犯罪に対しても有効です。
万が一、事件が起こった際にも、いつ誰が防犯システムをセット・解除したかが分かります。
投稿者: スタッフ (2009年12月14日 11:05)
