今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自称リフォーム業者の男、現金280万円入り金庫盗み逃走 逗子
"3日午後12時10分ごろ、逗子市桜山の無職女性(87)宅から現金280万入り手提げ金庫が盗まれたと、近くに住む親類が逗子署に届け出た。同署が窃盗事件として調べている。
同署によると、同日午前11時50分ごろ、リフォーム業者を名乗る男の2人組が「家を見せてほしい」などと女性宅を訪ね、室内に置いてあった手提げ金庫を盗んで逃走した。
女性は一人暮らし。2人組はいずれも30代とみられる。"
【8月3日 カナロコより】
業者を名乗って家に上がりこむ手口は多く、この事件のようにお年寄りが被害に遭うケースが大半です。
1人暮らしの高齢者を狙って家に上がりこみ、電話機リースやふとん、勝手なリフォームなどを行い、高額な費用を請求するという手口が主です。
今回の事件は家に上がりこんだ際、隙をみて金庫を奪って逃げるという悪質なものです。
この記事にはくわしく書かれていませんが、もしかするとこの女性は金庫を奪われた事に気づいていなかったのかもしれません。
近くに住む親類の方が訪ねてはじめて事件が発覚した可能性も考えられます。
こういった悪徳業者に付け入られないよう、普段からの注意が必要です。
◎狙われやすい家
・築何十年も経過している一戸建て住宅
・瓦、塀が古い、窓・サッシが木造で古い など
・子供が独立した後の老夫婦
・老人の一人暮らしの家
◎こういう言葉にご注意
・「このままにしておくと大変なことになりますよ」
・「本日中にご契約いただければ、工事代金を特別に半額にします。」
・「介護保険を利用して、無料でバリアフリーにすることができます」
・「介護保険を利用して、無料で手すりをつけることができます」
・「モニターになっていただければ、特別に半額になります」
・「この工事をしないと今までのリフォームが無駄になります」
投稿者: スタッフ (2011年8月 4日 16:22)
高級金魚ランチュウが大量盗難 姫路
"姫路市内の金魚専門店から、高級種「ランチュウ」など計192匹約320万円相当が盗まれていたことが21日、網干署などへの取材で分かった。夏の風物詩金魚は、これから出荷の最盛期を迎える。節電が求められる今夏は、見た目に涼しい金魚の人気が例年以上に高いといい、同署が窃盗容疑で捜査している。
頭部やひれが発達したランチュウは、大きさや華やかさで値段が決まり、1匹数十万円に上るものもある。全国各地で品評会が開かれるなど愛好者も多い。
同署によると、13日未明、同市余部区上余部「上田観魚園」からランチュウやデメキンなど計186匹約245万円相当、20日未明には15万円相当の5匹を含むランチュウ6匹約77万円相当が盗まれた。
同園は、屋外のビニールハウスや網に囲まれた水槽内で高級観賞魚約2千匹を飼育。二日ともビニールや網が破られており、何者かが刃物を使って侵入したとみられる。
ランチュウの飼育には長ければ4年程度要し、暑さが増すこれからが出荷のピーク。経営者は「毎年、楽しみにしているお客さんも多い。経営的にもかなりの痛手だ」としている。"
【7月21日 神戸新聞より】
ランチュウは、「キンギョの究極」とも言われ、その造形美を競うことから、ニシキゴイとともに「泳ぐ宝石」(Wikipediaより)と言われているそうです。
好事家による繁殖飼育も盛んで、なかには1匹数百万の値がつく個体もあるそうです。
金魚だけでなく、品評会などで価値を競うことのできる生き物は、特に飼育が盛んなように思います。
自らが手塩にかけて育てた子が評価され、結果を残せばブリーダー冥利に尽きる、という事でしょう。
金儲けを目的に繁殖飼育を始めたとしても、毎日世話をしていれば何かしらの愛情が湧くと思います。
それこそわが子のように育てた金魚が盗難の憂き目に遭うということは、精神的にも金銭的にも大変な痛手になります。
簡単にビニールハウスに近づけさせないような対策が必要です。
◆ビニールハウスの防犯対策:ワイヤレス警戒システム
◆ビニールハウスの防犯対策:生産資材セキュリティパック
投稿者: スタッフ (2011年7月26日 09:43)
橋げた60トン盗難 転売目的か 東京
"15日午前11時頃、東京都品川区豊町の建設中の都道トンネル内で、保管されていた鋼製の橋桁計約60トン(約3,500万円相当)が盗まれているのを都建設局職員が発見し、警視庁荏原署に通報しました。
トラックや重機を使って組織的に運び出されたとみられ、同署は転売目的の窃盗事件として捜査しています。
同署と都建設局によると、盗まれたのは、工事現場から約6キロ離れた「呑川(のみかわ)新橋」の拡幅工事に使われる予定だった長さ約29メートル、幅約5.6メートルの橋桁。9分割して、建設中のトンネル内に保管されていました。
トンネルは都が管理しており、出入り口にはゲートが設置され、一般車両は通行できないようになっていました。
ゲート横の関係者用のドアのカギが外されており、何者かがドアからトンネルに侵入した後、内部からゲートを開け、重機やトラックを使って運び出した可能性が高いという。"
【読売新聞 7月15日より抜粋】
もはや単なる窃盗事件とはいえないような事件です。
ものの大きさから、複数犯の犯行だとほぼ断定できますが、どのように持ち出して現在はどのように保管しているのか。
考えるほど気になる事件です。
これだけのものを売りさばくとなるとかなり目立ちます。
恐らく転売前に切り分けたり溶かしたりなどして、目立たないようにしなければ転売は難しいのではないでしょうか。
国外へ運び出すにしてもかなりの大きさですから、ある程度の大きさに切り分けなければ、運び出しも困難でしょう。
管理者もこれが盗まれてしまうとは夢にも思っていなかったことでしょう。
今や一体何がターゲットとなるか分からない時代です。
大切なものは自分で守る。
犯罪の手口は日々進歩・進化し、時に大きく変化します。
それら全てに対応できる万全の対策というものは存在しません。
一つ一つの手口に対して、一つ一つの対策を講じ、できるだけ弱点を少なく、弱みを見せない環境を自ら作り上げることが必要です。
投稿者: スタッフ (2011年7月21日 09:30)
金庫丸ごと盗難 被害は現金約400万円
"3日午前8時35分ごろ、愛知県扶桑町高雄の金属リサイクル業「ファナシア」の社長(34)が「金庫が盗まれた」と110番した。現金約400万円が入っていたといい、犬山署が窃盗事件として調べている。
犬山署によると、金庫は高さ120センチ、幅70センチ、奥行き50センチで重さ400キロ。2日は午後7時半ごろに従業員が帰宅。社長が3日午前7時半ごろ出社すると、通用門にかかっていた南京錠が壊され、事務所に置いていた金庫がなくなっていたという。"
【7月3日 MSN産経ニュースより】
無人となった事務所から現金が金庫ごと盗まれた事件です。
平成22年度の警察庁統計によりますと、侵入窃盗の発生場所別認知件数は136,552件で、住宅(78,592件・全体の57.6%)に続いて一般事務所(18,435件・全体の13.5%)への侵入被害が多くなっています。
このように、事務所というのは意外に侵入窃盗被害が多い場所で、「うちには取られるようなはないから大丈夫」と思っていてはいけません。
今回の事件のように金庫ごと盗難という事になれば、現金だけでなく、切手・収入印紙などの金券や商品券、手形や小切手などの有価証券が同時に被害に遭ってしまう可能性もあります。
それだけではなく、重要な機密書類などを金庫に入れていれば情報漏えいにつながる恐れもあり、ひいては社会的な信用につながってしまうケースも考えられます。
事件に関して他の報道を見てみると、事務所は普段から無施錠だったと一部で報じられていました。恐らく、通用門の南京錠をしていれば侵入されないと思っていたのかもしれません。
ところが、南京錠は簡単に壊されてしまいます。
電気錠などの入退出管理システムを入れるのは難しくても、夜間や休日に無人となった事務所へ侵入されないための警戒システムは必須だといえます。
投稿者: スタッフ (2011年7月 4日 09:44)
社内窃盗犯、逮捕の決め手は恵まれた容姿
防犯カメラに映った姿からすぐに犯人が割り出されたようですが、逮捕の決め手は美人すぎたことだったようです。
"台湾・台北市のピアノバーで、従業員ロッカーから現金や携帯電話など貴重品の入ったバッグが盗まれる事件が発生した。その後、何者かが市内の大型ドラッグストアで被害者のクレジットカードを使用。防犯カメラの映像から容疑者はすぐに割り出され、スピード逮捕となったのだが、逮捕の決め手は容疑者が美人すぎることだった。
容疑者は、容姿端麗、スタイル抜群の美人で評判の25歳の女性。なんと被害者の同僚だったのだ。お金に困っており、つい出来心で同僚のロッカーから、現金やクレジットカードなどが入ったバッグを盗んでしまったそうだ。
カード使用の際、彼女はサングラスとマスクで入念に変装。ドラッグストアで、化粧品など総額約5000台湾ドル(約1万4000円)をカードで購入した。
犯行後、防犯カメラの映像から捜査線上にすぐ浮上、被害者には防犯カメラの映像を、ドラッグストア側には容疑者の写真を見せたところ、「彼女に間違いない」と確認がとれたという。ドラッグストア側によると、「顔を隠していたけれど、とてもキレイな感じの人だったので、印象に残っていた」とのこと。
目や口を隠しても、スタイルの良さ、そして美人オーラは隠しきれなかったらしい。容疑者は警察からの通知を受け、すぐ罪状を認めたそうだ。被害者がロッカーに鍵をかけていないのを見て、ついやってしまった、申し訳なかったと反省しているという。"
【6月27日 ロケットニュースより抜粋】
この事件のように、事務所内(店内)に防犯カメラを設置することは外部からの侵入者だけではなく、内部の者による犯行も克明に記録することができます。
普段からカメラが設置されていることがわかれば、社員は多少仕事がやりにくいでしょうが、わざわざリスクを負ってまで犯罪を犯そうとは考えないでしょう。
カメラをうまく設置することで、外部だけでなく内部に対しても防犯抑止効果が得られます。
顔を隠してもスタイル全体を隠すことはできません。
いわゆる中肉中背で特徴のない体型なら、あまり印象に残らなかったのかもしれません。
ものすごく大きいか、この女性のようにスタイルがよかったりすると、強く印象に残るのかもしれませんね。
◆守りたいものはなんですか?~社内の労務管理・業務改善
投稿者: スタッフ (2011年6月28日 09:19)
尼崎 貴金属店で2千万相当の盗難被害 対策は
"13日午前3時ごろ、兵庫県尼崎市神田北通の貴金属店で「侵入警報が作動した」と、警備会社から110番があった。尼崎南署員が駆けつけると、店内のショーケースが割られ、ネックレスや指輪など約20~30点(約2千万円相当)がなくなっており、同署が窃盗事件として捜査している。
同署によると、店のシャッターが上がり、入り口のガラス扉が割られていた。ショーケースでは高価な商品ばかりが盗まれていた。入り口付近の防犯カメラには、犯人とみられる2~3人組と北へ逃げる白っぽい車が写っていたという。"
【6月13日 MSN産経ニュースより】
貴金属店で高額な窃盗被害です。
このような荒っぽい手口での被害が相次いで発生しています。
警報装置が鳴ってもお構いなしに、短時間で犯行を終えて車で逃走。ひどいものでは車でショーケースに突入し、ガラスを割って店内へ侵入、ショーケース内の商品を根こそぎ持ち去るという手口も発生しています。
このような方法を防ぐにはどのような対策が有効でしょうか。
・下見の時点でターゲットから外れさせる
⇒ 犯罪者は必ず現場を下見します。その際、防犯対策がしっかりとられているところはターゲットから外し、別のもっと無防備なところを狙います。より目立つ箇所に防犯カメラ、威嚇装置を設置することで、外部にアピールしましょう。
・防犯カメラは死角を少なく、映像も記録する
⇒ 宝石・貴金属店では防犯カメラの設置は当然ですが、数も増やし、死角のないよう設置する場所にも工夫が必要です。
カメラの数が少ない場合は、防犯ミラーなどで補完し、死角をなくしましょう。
また、仮に盗まれた場合でも犯人特定や証拠につながる映像を記録しておくべきでしょう。
・それ以上犯行を継続させない
⇒ 侵入やショーケースの破壊など防ぎようのない被害はあります。
ただ、その後の行為を阻止することはできます。
フォグガ―ドは人体に無害の霧を噴射して、視界を遮断し、盗むという行為を強制的に止めさせる効果があります。
投稿者: スタッフ (2011年6月14日 09:38)
窃盗グループ逮捕 被害は600件・計1億8千万円?
"窃盗グループが埼玉県内の書店に侵入し、現金などを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、福島県南相馬市の男(43)=別の窃盗事件で起訴=ら6人を逮捕した。同課によると、うち5人は容疑を認め、「盗んだ金で覚醒剤を買った」などと供述している。残る1人は容疑を否認している。
同課は窃盗グループが、平成21年9月ごろから、都内や神奈川県など関東近県で、事務所荒らしや自動車盗などを繰り返していたとみている。被害は約600件、総額約1億8千万円に上るとみられるという。
逮捕容疑は平成22年8月22日未明、埼玉県三芳町の書店で、出入り口のシャッターをバールのようなものでこじ開け、現金5万円が入ったレジスター(計10万円相当)などを盗んだとしている。"
【産経新聞 6月8日より抜粋】
警察庁より平成22年度の犯罪情勢が発表されました。
そのデータによると、侵入窃盗件数は136,552件で前年より11,936件減少しています。
うち、出店荒らしは20,465件で前年より2,542件減少、事務所荒らしは14,796件で前年より3,236件減少しています。
窃盗団は1か所にとどまらず、ほとんどが複数の町を渡り歩いて窃盗を重ねていきます。
そして大体が、
・幹線道路沿いの「防犯設備がない」店舗を狙う。
・数人単位で車を使って移動。
⇒この場合、盗難車を使って移動するケースも見受けられます。
・シャッターをバールでこじ開けるなどして侵入。
といった手口になります。
ではなぜ、事務所や店舗が狙われるのでしょうか?
それは、
・夜間や定休日などは無人となる。
・無人であることが外観からすぐにわかる。
事が大きな要因ではないでしょうか。
無人となる時間があらかじめ分かっていれば、見つかる可能性も低くなるため、比較的落ち着いて侵入作業を行う事ができます。
また、オフィス街や商店街などの立地であれば、夜間は人も少ないため目撃されにくい・多少大きな音を出しても気づかれにくいという事が挙げられます。
店舗であれば、営業時間中に店内に客を装い下見ができます。カメラの設置場所や警備状況、金庫・レジの場所、高額商品の展示場所、従業員数、従業員の勤務体系など、様々な事がチェックできます。
万が一、侵入されてもフォグガ―ドで賊の視界を奪い、犯行を阻止する事ができます。
【フォグガ―ド噴射】
投稿者: スタッフ (2011年6月 8日 14:04)
事務所荒らし犯逮捕 連続犯か? 奈良
"建設事務所から現金を盗んだとして、県警捜査1課と奈良署などは26日、窃盗と建造物侵入の疑いでいずれも無職の22才、27才の男を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は6~7日、奈良市和田町の建設会社の事務所の窓ガラスを割って侵入し、現金約1万7千円やブレスレットなどを盗んだとしている。
県警によると、県内では今年1月以降、同市や大和郡山市などで事務所荒らしが相次いでおり、関連を調べている。"
【産経新聞 4月28日より抜粋】
奈良県内で事務所荒らしが相次いで起こっているようです。
今回逮捕された犯人が関わっているかはまだ分かりませんが、引き続き注意が必要です。
事務所荒らしは侵入窃盗の14.1%を占めており、一般住宅・マンション等の集合住宅に次ぐ多さです。
多額の現金があるような場所ではないのに、なぜ狙われるのでしょう。
以下に理由を書き出してみます。
・事務所は会社の休日には無人となり、侵入しても人に出くわす可能性が少なく見付かりにくい。
・事務所の業務が終了した後の夜間は無人のため人に出くわす可能性が少なく侵入しても見付かりにくい。
・ビジネス街などは夜間無人となるため、大型の破壊機器を使用して少々音がしても誰も不審に思わない。
・日曜、祝日にはビジネス街はほとんど無人ビルとなり人通りが少ないので発見されにくい。
・大金はなくとも、パソコン・ノートパソコンがあり、中古市場やネットオークションで換金できる。
・パソコン内の個人情報などデータを販売することもできる。
・大型金庫の中に、預金通帳やカード、手形、小切手、株券・高速券・商品券など有価証券などがある。複数の窃盗団により数十キロの金庫ごと盗まれる場合も多い。
・新商品情報など機密情報を狙っての犯罪もある。
・従業員が退職しても鍵を交換していなかったり、鍵の置き場所やパスワード等を変更していないことが多い。その鍵を使用して侵入し犯行を行う退職者もいる。
上記のように、探してみるといくつもの理由が挙げられます。
万が一、現金だけでなく新製品や経理データ、顧客などの機密情報が盗まれてしまった場合、「情報漏えい事件」として大々的に報道されてしまい、社会的な信用を失うだけでなく、賠償問題に発展してしまったケースも過去には起こっています。
そうなってしまえば金額だけで片付けられる問題ではありません。
すでに防犯対策の済んでいる所でもガラス破壊センサーを追加するなど、被害を最小限に食い止めるための定期的なシステム見直しも必要です。
投稿者: スタッフ (2011年4月28日 10:40)
兵庫 ごみ処理施設で金属持ち去り
"兵庫県川西市や大阪府豊能町など1市3町のごみを処理する「国崎クリーンセンター」(川西市)で、分別を委託されている業者の社員が、ごみの中から銅や真鍮(しんちゅう)など金属を持ち去り、換金していた疑いのあることが13日、センターを運営する「猪名川上流広域ごみ処理施設組合」への取材で分かった。組合は社員の特定を急ぎ、窃盗罪での刑事告訴を検討している。
4業者が分別や運搬などを担当し、金属や陶磁器などリサイクル可能なごみは有価物として売却、運営費に充てている。
センター関係者によると、4業者のうち1業者の社員数人が平成21年8月と今年2月、銅や真鍮などの金属を外へ持ち出したり、それらを小さく潰してかばん7、8個に詰め込み、施設内に置いていたという。
21年度の有価物の売却収入は約2,600万円。組合では「運営費に充てる収入に影響が出ていた可能性もあり、詳しく調査する」としている。"
【産経新聞 4月14日より抜粋】
いわゆる内部犯行で金属を持ちだされた事件です。
施設には4つの業者が出入りしているとの事ですから、犯人の絞り込みまで少し時間がかかるのではないでしょうか。
私たちにとってはただのごみに見えていても、ごみを処理する立場の人からみれば、ごみの中に埋もれた宝を見つけるのはたやすい事でしょう。
大量のごみの中からほんの少しだけちょろまかしても大きな被害にはならないだろう・・・と、軽い気持ちで犯行に及んでいたのではないでしょうか。ちょっとした小遣い稼ぎと考えていたのかもしれません。
被害額は明らかにされていませんが、こういったケースでの被害総額の把握は難しいと感じます。
また、内部からだけでなく、外部から侵入される可能性もあります。
こういった事は一度気になると心配は尽きないものですよね。
備えあれば憂いなし。転ばぬ先の防犯対策が大切です。
投稿者: スタッフ (2011年4月14日 16:31)
相次ぐ義援金盗難 名古屋
"名古屋市内で東日本大震災の義援金が盗まれる事件が相次いでいる。
愛知県警中村署は31日、無職の男(50)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。容疑は3月15日正午ごろ、同市中村区の教会で、廊下の棚に置かれていた約3万円入りの募金箱を盗んだとしている。容疑を認めているという。
同市西区では30日夜から31日朝にかけ、コンビニエンスストアで募金箱ごと、書店で募金箱が壊されて現金計約1万5千円が盗まれた。"
【毎日新聞 4月1日より抜粋】
3月11日以降、各地において震災義援金の呼びかけが活発に行われています。
コンビニやスーパーなどさまざまな場所で設置された募金箱を見かけますね。
買い物ついでにお釣りを入れる方も多いのではないでしょうか。
あの募金箱は固定されずに設置してある事が多いように思います。
レジ前で店員の目が届く所に置いてあるとはいえ、固定もせずに置いておくのは無防備すぎます。
例えば底面にマジックテープなどを貼り、台とくっつけておけば、持ち出そうとする者がいればバリバリと音がしますし、何もせずに置いた状態よりも若干時間も稼げるのではないでしょうか。
計画的に犯罪を起こす者もいますが、出来心で起こす者もいるでしょう。
募金箱に入っていたお札がたまたま目に入り、思わず盗んでしまったのかもしれません。
他の地域でも同様の盗難事件が発生しています。
犯罪を起こさせない・狙わせないためにも、防犯カメラなど基本的な対策をやっておく必要があります。
すでに対策をしている場合も、いま一度内容を見直す事も必要です。
投稿者: スタッフ (2011年4月 1日 09:15)
