今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
女装男、お布施を狙い寺巡り
北海道・室蘭で御用となった泥棒、なんと女装姿の男性でした。
調べによりますとこの泥棒、「全国のお寺を巡行して盗みを働き今までに4000万円近く盗んだ。
多い時には1度に数百万円を盗んだ」と話しているそうです。
逮捕時の服装は、ベージュ色の女性用コートにロングブーツ、頭はポニーテールの付け毛にバンダナを巻き、
ご丁寧にもストッキングを履いていたということです。
全国各地のお寺を女装姿で荒らして回る。
お布施を盗むという行為も罰当たりですが、そのうえ自分の性別を隠して犯罪を行うなど罰当たりにも程があります。
それにしても、彼の女装は容易には見破れないほど似合っていたのでしょうか・・・
投稿者: スタッフ (2007年3月19日 10:34)
ATMごと1300万円盗難。大型スーパー被害。
14日午前1時55分ごろ、愛知県尾張旭市南栄町の大型スーパーの現金自動預払機(ATM)が機械ごと盗まれたと、警備員から110番がありました。
ATMの中には現金約1300万円が入っていたことが判明。店舗の防犯ビデオには、3人組の男が映っていたといい、同署は多額窃盗事件として捜査しています。
大型重機を使用して「ATMの機械ごと盗む」 という方法で、ATMはよくやられます。
盗んだ重機を使用されることも多く、ATMの盗難の数日前に近くの建設事務所から大型重機が盗難される被害が発生していることが多いのです。
大型重機を使用して機械ごと持ち去られるため、 大きな音も現場では出ると思うのですが、短時間での犯行が多く、確認のために人が駆けつけても間に合わなかったといったこともあります。
ATMそのものの場所をもっと配慮し、簡単に外部から近づけないところにする。
敷地内に夜間入られた時点で音と光で威嚇撃退する。
監視カメラと同時にそういった対策やシステムをぜひお勧めします。
侵入検知センサーが不審者をキャッチすると携帯電話に画像を送り、動画で確認することもできる時代です。
投稿者: スタッフ (2007年3月16日 09:30)
金属盗、犬に吠えられ逮捕
栃木県で週末11日〜12日、転売を目的とする金属窃盗事件が相次ぎ、現行犯などで容疑者計5人が逮捕されました。
番犬に吠えられ現場を押さえられるなど、いずれの事件もお粗末ぶりが目立ちました。
12日未明、ステンレス製パイプなどを盗んだとして、無職の男(40)、他男女3人が窃盗容疑で現行犯逮捕されました。
「鉄の高騰を知って盗んだ」と供述しているようです。
3人は12日午前4時ごろ、真岡市の配管工事会社の資材置き場からステンレスパイプ計14本(60センチ〜1メートル)や鉄くずなど計約1万円相当を盗んだ疑いです。
会社隣に住む社長が飼い犬の鳴き声で目を覚まし、3容疑者を見付け通報しました。
3容疑者は飲み友達ということです。
投稿者: スタッフ (2007年3月14日 10:06)
釣具店で強盗未遂
9日午後8時半ごろ、広島市中区の釣具店に刃物を持った男が侵入、「お金を出せ」と脅しました。
経営者の男性(80)が「泥棒」と叫ぶと何も取らずに逃走。
店には男性と妻(76)がいましたが、二人ともけがはありませんでした。
広島中央署が強盗未遂事件として捜査しています。調べでは、男は40歳前後。
身長約165センチで、オレンジ色ジャンパー、黒縁眼鏡、白マスク姿。
店は午後7時に閉店しましたが、事件直前、「エサがほしい」と電話があり、店を開けて待っていたということです。同署は関連を調べています。
泥棒は「事前に下見をする」とこのブログでも度々取り上げています。
犯人と思われる男から、事前に店の様子を伺う電話があったということは、下見と同様の事前準備と言えるでしょう。
投稿者: スタッフ (2007年3月13日 10:45)
店舗兼住宅はセキュリティが厳しくなく「格好の獲物」窃盗250件
住居と店舗が一緒の場所にある場合、
「夜も昼も必ず家には人がいるから泥棒に入られない」「泥棒に入られても物音ですぐに気が付く」と安心している方も多いと思いますが、大阪で店舗兼住宅などで盗みを繰り返していた男が逮捕されました。
「店舗兼住宅はレジなどに多額のお金があり、セキュリティも厳しくなく格好の獲物だった」と男は供述しています。2年間で京都、大阪、兵庫など2府5県で約250件の犯行に及んだと見られます。
店舗兼住居は「人がいるので安心」ではなく、「人がいるから対策が必要」なのです。
人=家族がいつ窃盗犯と出くわすとも限らない状況であることを忘れてはなりません。
むしろ「防犯意識が低い」ということでターゲットにされる可能性があることを忘れてはなりません。
階下の店舗で深夜 ごそごそと物音がする。そんな中で、バットを持って階段を下りていく・・なんていうことは絶対に避けるべきです。
泥棒が入ったということに気がついてしまっても建物の中に入られてしまっていれば家族にも危害が及ぶ恐れがあるのです。
入られる前の対策をすることこそが重要です。
投稿者: スタッフ (2007年3月 9日 09:04)
民家にナイフ強盗団
5日午後8時半ごろ、茨城県の守谷市立沢の男性(73)宅に4、5人の男が押し入り、1階居間にいた男性と長女(50)、長女の夫(55)、長女の娘(19)の4人にいきなりナイフ(刃渡り約15センチ)で切りつけました。
男らは居間にあった現金約6000円入りのショルダーバッグを奪って逃走。
長女の娘にけがはありませんでしたが、男性と長女、長女の夫の3人は顔や手を切られ、2〜3週間の軽傷を負いました。
取手署は強盗傷害事件とみています。
調べでは、男らの多くは黒っぽい覆面をしていましたが、1人は覆面をしておらず40歳ぐらいとみられています。
投稿者: スタッフ (2007年3月 8日 09:18)
夜の洗濯物干しっぱなしの家はだらしなく、無施錠が多い。
泥棒は侵入する前に下見をして侵入する対象を決定します。
基準は「侵入しやすい・人目につかないこと」ここでも「安全性・確実性・容易性」といった点を考慮して犯行対象を決定しています。
福岡県で逮捕された63歳の泥棒が、犯行対象を決定していた理由は
「夜中に洗濯物を干している家はだらしなく、無施錠の場合が多いと思って狙った」
ということ。
この男は福岡、熊本両県で285件の忍び込みを供述、うち102件(被害額約720万円)の裏付けが取れました。
この泥棒、逮捕された当初は余罪に関して黙秘していましたが、
「最近は無施錠の家が少なくなり、この“商売”も割に合わなくなった。年も考えて、泥棒人生はこれ限りにしたい」と余罪に関しても話し始めたということです。
その中で夜間に洗濯物を干している家を狙ったことを供述しているそうです。
同じような話があります。ゴミの日以外にゴミを出していたり、貼られているポスターがはがれかけていても放置していたり、自転車の不法駐車が多い地域は泥棒にとっては狙いやすい地域だということです。なぜなら地域コミュニティがきちんと形成・機能していないということだからです。
やはりきちんとしている家や地域は無施錠もなく防犯意識も高いということなのかもしれませんね。
投稿者: スタッフ (2007年3月 7日 09:05)
新聞の「おくやみ欄」を情報源に、空き巣ねらい。
泥棒は捕まりたくないため無人の家を狙おうとします。
その情報源に新聞の「おくやみ欄」を使用していた泥棒がいました。
葬儀で不在にしている民家を狙う手口で、茨城、栃木、群馬の3県下で計56件の空き巣を繰り返していました。被害額は約3000万円に上るということです。
05年8月〜06年9月の間、新聞のおくやみ欄を基に葬儀や通夜で無人になっている民家を割り出し、窓を割るなどして侵入。貴金属などを盗み、東京都内のリサイクルショップで売却していました。
水戸、土浦市のほか、宇都宮、前橋市などにも出向いていたということです。
以前別の泥棒は、新聞配達所に勤めていて、「旅行などで短期に新聞を止める」という情報を入手して犯行に及んだということがありました。
郵便受けに新聞が溜まっているのは留守だということが建物外部から判明するので避けていただきたいのですが、こんな事例を聞くとちょっと躊躇してしまいますよね。
いずれにしても「無人であること」が泥棒などにわからないようにすることが大切です。
□ 洗濯物を夜遅くまで干したままにしない。
□ 郵便物や新聞が溜まったままにしない。
□ 夜遅くになっても外灯や室内照明がつかず真っ暗な状態にしない。
投稿者: スタッフ (2007年3月 6日 09:05)
盗難キャッシュカードによる不正引き出し
金融庁が1日、盗難キャッシュカードによる預金の不正引き出し被害の状況を初めて公表しました。
06年4月〜12月の被害件数は5325件(前年同期比28%増)に達しました。ただ被害額は23億5800万円で、前年同期比26%減ということです。
各金融機関がATMの利用限度額を引き下げた影響や窓口での本人確認等の徹底を行った成果とみられています。
確かにキャッシュカードを盗難に遭ったとしても、お金を引き出されなければ深刻な被害にはなりません。盗まれても使わせないように金融機関などともさらに連携した対策が必要だと思われます。
ATMや窓口での多少の不便さは我慢しなければこのような犯罪は少なくなりません。
国民全員が少しずつでも意識し、協力することができればもっと効果的でしょう。
投稿者: スタッフ (2007年3月 2日 19:15)
寺から屋根の吹き替え中の銅板、墓からは線香皿が盗まれる
世の中こんなものが盗まれるなんて・・ということがここ数年で急増しています。
このブログでもご紹介していますが、金属高騰による金属盗難で、よく思いついたな!と感心するほどです。
・28日午前10時20分ごろ、小田原市のお寺で、屋根の張り替えのため地上約4メートルの鉄骨足場の上に積んであった銅板80枚(計約14万円相当)がなくなっていた。。同市内では12〜13日も公衆トイレの屋根の銅板約120枚が盗まれていた。
・24日午前11時ごろ、川崎市の霊園内で、墓参りに来た男性が墓石前のステンレス製線香皿(縦18センチ、横8センチ、深さ2センチ)がないことに気付き、管理事務所に連絡。職員が26日に調べ、線香皿約200枚(40万円相当)がなくなっていることが分かった。
投稿者: スタッフ (2007年3月 1日 17:02)
