防犯泥棒大百科

  • 今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
  • こんなおかしな泥棒がいる
  • 防犯相談 お気軽にどうぞ
  • セキュリティハウス 安全な暮らしのパートナー
  • サイトマップ

  • ホーム
  • 泥棒について知ろう!
  • 施設別犯罪事情・防犯対策
  • 対象別犯罪事情・防犯対策
  • 犯罪別情報
  • 防犯チェック

今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る

建築中の住宅からトイレ一式盗まれる

新築工事中の住宅に侵入してトイレ一式を盗んだとして、福岡県警飯塚署は21日、同県福智町の自営業の男(28)と、同居する設備工の男(44)を邸宅侵入と窃盗の容疑で逮捕し発表した。2人の認否は明らかにしていない。


発表によると両容疑者は昨年11月24~30日、同県飯塚市内で建設中だった会社役員(62)宅に侵入し、置かれていた洋式トイレ一式(時価約40万円)を盗んだ疑いがある。同署は転売されていた一式を見つけ、容疑者を特定したという。自営業の男は当時、配管工事業者として工事に関わっていたという。

同署管内では同時期に、別の新築住宅からトイレが盗まれる事件が1件あり、署は関連を調べている。
<5/21(火) 23:13配信 朝日新聞デジタルより>

建築中の建物というのはとても無防備です。

防犯センサーや防犯カメラが設置される予定であっても、実際にそれらが設置され、電気が通るのは完成間近になってからでしょう。


工事が完成する前の状態が泥棒に最も狙われる瞬間かもしれません。

今回盗まれた洋式トイレ一式も、一旦使用されたトイレは盗まれる可能性は低いでしょうが、建物が完成前となると新品同然です。

そして時価40万円もの価値がありますから狙われるのも当然です。


他にもキッチンや風呂場など電化製品がついてあるところは狙われる可能性が高いと言えるでしょう。


実際に建築工事を行っている時間帯は多くの工事人や関係が現場にいますから安全です。


問題は、その日の工事が終了し、翌日以降に再開される間の無人の時間帯です。


敷地内に入らせないように工夫はしているでしょうが、無人という状況が泥棒にとっては非常に都合の良い、非常に好まれる環境と言えます。


誰か一人が現場に残る、警備員が常駐する、誰かが現場に居る状態を作り、24時間工事に工程を変えるなど何らかの対策は必要です。

投稿者: 総合防犯設備士 (2019年6月19日 15:55)

Tweet

取引先の病院から薬1億円以上盗み転売

医薬品卸売会社(大阪市)の営業社員だった兵庫県加古川市の男性(57)が、取引先の3病院で1億1千万円相当の医薬品を盗んだ疑いがあることが12日、同社への取材で分かった。


社内調査に、盗んで売却したと認めている。会社は昨年末に懲戒解雇しており、近く県警に告訴する方針。

会社によると、元社員は2003~15年、神戸市立西神戸医療センターなど兵庫県内の3病院を担当。院内の薬剤庫から、降圧剤など高額なものや小さくて運びやすいものを持ち出し、東京都の医薬品問屋に売却していた。


本人への聞き取りなどを基に、会社側は被害は1億1千万円と推定した。

<4/12(金) 17:30配信 共同通信より>


医薬品の卸売会社に勤めていた男が自分の担当の病院から薬を盗み出し転売していたという事件です。

10年以上に渡って犯行を続け、被害総額1億円以上に及ぶということです。

盗んだ薬は高額で小さくて運びやすいものを選んでいたようですが被害に遭っていた病院ではどのように感じていたのでしょうか。

薬の在庫数が合わないと感じながらもそのままであったのか、何かおかしいと感じながらも原因がつかめないまま悩んでいたのか。

被害金額を見ると、1病院辺り年間で300万円もの被害が10年間も続いていた計算になりますから気付かなかったということはないと思います。

その程度の被害額では気付かないほどの大きな病院なら話は別ですがそんなことはないでしょう。

いずれにせよ盗まれ続けていた被害者側にも今後の改善点や問題はあると言えます。

再発防止策として薬の管理方法や建物や部屋への入退出管理、防犯カメラの増設等できる対策はたくさんあるはずです。

薬が盗まれて悪用されるというのは、薬が盗まれた被害者も管理責任が問われるなど信用を損なう可能性があります。

投稿者: 総合防犯設備士 (2019年5月17日 14:37)

Tweet

サバイバルゲーム場事務所からエアガン32丁盗まれる

京都府警西京署は19日、窃盗と建造物侵入の疑いで、大阪府茨木市総持寺2丁目、無職の男(24)を逮捕した。


逮捕容疑は、2月28日午後7時~3月1日午前8時ごろ、京都市西京区大原野のサバイバルゲーム場の事務所に侵入し、レンタル用などのエアガン32丁(計約55万円相当)を盗んだ疑い。


西京署によると、男は盗んだエアガンを大阪府内の中古品買い取り店に転売していた。
「借金があり金に困っていて盗んだ」と容疑を認めているという。


<3/19(火) 20:12配信 京都新聞より>

今回は転売目的の侵入窃盗でしたが、盗んだエアガンを悪用して人を傷付けようとする犯行も有り得るでしょう。
サバイバルゲームで使用するエアガンがどのような物で、単にペイント弾のようなものを撃つ物なのか、BB弾のようなものを発射する物なのか、いずれにせよ人の目を狙って撃てば危険な凶器となりえます。

サバイバルゲーム場の事務所に保管されていたということですが、どのように保管されているかは分かりませんが、本物の銃などを保管するような厳重なものではないでしょう。


エアガンを所持するのに資格や許可等が必要なのかも分かりませんが、この辺りも法の整備等が必要ではないでしょうか。

被害者側からの視点として、所持している物が盗まれた後に別の犯罪に悪用される危険性がある場合は、その保管や管理体制をより厳しくしなければならないはずです。


盗まれた物が別の事件で悪用され、誰か死傷者が出たとなると、被害者にも関わらず加害者として世間からバッシングされる可能性も考えておかなければなりません。


その上での対策や対応が必要です。

投稿者: 総合防犯設備士 (2019年4月12日 15:23)

Tweet

重さ250キロの金庫ごと盗まれる 現金・商品券合わせて770万円

北海道むかわ町のスーパーで、現金や商品券などあわせて770万円が入った金庫が盗まれる窃盗事件がありました。


窓ガラスが割られた事務室。
午前0時20分すぎ、むかわ町のエーコープセレス店で、警報が鳴って、およそ25分後に警備員が駆け付けたところ、事務室の窓ガラスが割られていて、なかにあった金庫が盗まれていました。


警察や店によりますと、金庫は高さ140センチ、重さは250キロ以上で、現金およそ650万円と120万円相当の商品券が入っていたということです。

(店の人)「見たときは驚きました。過去にも入られた経緯があるが、金庫を持ち去られたことはない。早く捕まってくれることを祈るばかりです」

事務室内には防犯カメラはなく、警察では複数の犯行の可能性もあるとみて捜査しています。


<3/11(月) 12:32配信 STVニュース北海道より>

北海道のスーパーで重さ250キロ以上の金庫ごと盗まれ、その中には現金650万円と商品券120万円が入っていたようです。


警報が鳴り、およそ25分後に警備員が駆け付けたとありますので侵入してから25分以内に250キロの金庫を盗み、そして逃走したということです。


侵入窃盗犯の犯行の短時間化はよく言われていることですが、どのような道具や機械を使って運び出したのでしょうか。

一人の犯行は到底無理だと思われますので複数犯で一気に持ち上げ、台車等に載せて運び出したのでしょうか。


防犯システムが入っており、警備員が駆け付ける、そして大きな金庫に保管している、にも関わらず盗難被害に遭ってしまったというのはかなりショックでしょう。


今後の対策として防犯カメラを設置するということも考えられますが、抑止効果はあっても犯行を阻止することはできませんから何か他の対策もさらに必要ではないでしょうか。


建物の中に入ってから警報が鳴るシステムではなく、その前に鳴る、つまり、敷地内に入った段階で反応するような外周警戒のシステムで、もっと早く威嚇することで犯罪者側にプレッシャーを掛けることはできるでしょう。


いずれにせよ、このような環境でも盗難被害に遭ってしまうのですから、この被害者より防犯対策が甘いところ(ほとんどのところが含まれると思いますが)は、全て侵入される可能性を持っているということを認識し、警戒が必要です。

投稿者: 総合防犯設備士 (2019年4月 4日 17:28)

Tweet

家に泥棒が入ったことがありますか? ラジオ番組で調査

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。
1月16日(水)の「社会人意識調査」のテーマは「家に泥棒が入ったことがありますか?」。はたして、その結果は......?

家に、泥棒が入ったことがありますか?
Q.家に泥棒が入ったことがありますか?
Q.家に泥棒が入ったことがありますか?
はい  18.8%
いいえ 81.2%
(回答数:565票)

◆「はい」に関する意見
「小学校低学年の頃、家族で出かけている隙に泥棒に入られました。家にはあまり高価なものはなくビデオカメラなどが盗まれましたが、同じく隣の家の祖母も泥棒に入られて、毛皮のコートや宝石類が盗まれていました。ですが、散らかった机の上に置いてあった銀行の封筒に入った妹の幼稚園の入学金はそのままでした。後日、犯人が捕まり外国の方でした。祖母が、あまり整頓されていないアクセサリーボックスからは高価なものは取られなかったと言っていたので、散らかしておくというのも泥棒対策なのかもしれません!(笑)」
(東京都 21歳 女性 会社員)

「2年ほど前の夏、家族みんなで寝ていました。夜中の2時頃、庭のほうからガサガサ物音がしてきました。嫁さんがカーテンを開けると、そこには見知らぬ人が洗濯物を物色していたのです。嫁さんが悲鳴をあげると男が逃げていったので、思わず自分で走って追いかけて捕まえちゃいました。何も盗られてはいなかったのですが、警察官が来てからが大変でした。調書を書かされたり写真を撮ったりと6時間くらい警察署に拘束され大変な思いをしました。最後は、泥棒は捕まえないで通報してくださいと怒られるし散々でした」
(東京都 33歳 男性 会社員)

「ずいぶん昔のことですが、ひとり暮らしで仕事から帰ってきたら空き巣に荒らされていました。警察や鑑識の方が調べてくださってる中、近くに住む両親も駆けつけ、父は落ち込んでいる私を励ましてくれたり、大家さんと話をしたりしていました。ところが母は引き出しの指紋を採っている鑑識さんに近づき、『それ、何の粉なんですか? 私、毎週『科捜研の女』観てましてね~』と話しかけて困らせていました。でも、それを見て笑えてきて、今でも空き巣と聞くと思い出します」
(東京都 44歳 女性 会社員)

◆「いいえ」に関する意見
「泥棒ではないですが、実家に住んでいた頃、お風呂を覗かれていたことがあります。一軒家だったのですが、田舎だし隣の家も離れているので網戸にして弟がお風呂に入っていたら覗かれていたと。慌てて父親が外を見に行きましたが、覗いていた人物はクルマで逃走。男のお風呂を覗くってどうなんですかね? ガタイが良く、とても女と見間違えるような姿ではなかったです。ちなみに今住んでいる所は治安があまり良くないせいか、近所で泥棒が入った話はよく聞きます」
(茨城県 28歳 女性 パート)

「家ではなく、父の職場で建築用の電動工具10万円分相当が盗まれました。盗まれたものは仕方ないと諦めて、私が新しく電動工具を購入しようとネットのオークションサイトで中古のものを探していると、なんと父の電動工具が出品されていました。私が青のペンで書いた会社名をシンナーで消した跡があり、すぐにわかりました。慌てて警察に連絡すると、急いで落札してくれとのこと。商品を落札し、後日警察に証拠品として渡しました。数日後、警察から連絡があり、犯人が逮捕されたとのことでした。当時、その辺りで空き巣が頻発していたそうで、警察が急いで逮捕したとのことでした。被害が広がらずに良かったです」
(東京都 35歳 男性 会社員)

「我が家は特に盗まれるような立派なものは何もないけど、刃物を持った愉快犯が入ってきたら嫌なので、考えうる限りの侵入者対策をしています。1階の網戸には屋外用の強力粘着テープでストッパーを付けて、全部の網戸が開かないようにセッティングしてあります。庭には、あちこちに人感センサーライトを設置。格子のネジの頭は、特殊な接着剤を塗って全部潰してあります。2階へと延びている雨どいには、死角になる面に強力粘着テープで20個くらい画鋲を貼り付けて、侵入者が登れないようにしました。自分で考えつく限りのエコな侵入者対策なのですが......。家族には『そこまでしなくても』と冷ややかな目で見られています」
(埼玉県 34歳 女性 WEBライター)


番組リスナーの投票による結果は「はい」が18.8%、「いいえ」が81.2%と、家に泥棒が入ったことがあるという人はおよそ2割でした。ちなみに侵入窃盗の認知件数自体は年々減少傾向にあると言われていますが、単純計算で1日あたり101件ほどの住宅が被害に遭っているという現状を鑑みると、とても身近で恐ろしい犯罪と言えるでしょう。

【男女・各世代ともに「はい」は2割前後】
男女別で見てみると、「はい」と答えた人の割合が男性では18.2%、女性では19.6%と、男女間でほぼ差はないものの、女性のほうが男性よりも若干高くなっています。また、世代別で「はい」と答えた人の割合を見てみると、20代では19.8%、30代では14%、40代では19.6%、50代では21.7%となっています。


<1/17(木) 12:30配信 TOKYO FM+より>

家に泥棒が入ったことがあるという質問に対して、約2割の人があると回答しています。
人によってこの数字が多いか、少ないかの意見は分かれると思いますが、私は非常に多いと感じました。


泥棒に入られるというのはニュースや新聞等では毎日のように取り上げられている内容ですが、自分の周りにはそれほど被害に遭ったことがある人がいないようなイメージがあります。
ただ、泥棒に限定せず何らかの犯罪被害に遭ったことがありますか?という質問に変えるともっと数字は大きくなると思います。


例えば、犯人は分からないが窓ガラスを割られた、自動車にいたずらされた、自転車を盗まれたなど、これは多くの人が過去に経験したことがあるのではないでしょうか。

これも立派な犯罪被害と言えます。

被害の大きさや被害額に違いはありますが、この被害に遭わないための対策を考える必要があります。


また、泥棒に入られたのが2割と考えると、5人に1人は侵入窃盗被害に遭ったことがあるというのは相当な数字です。


万が一泥棒に入られたらどうしますか?と質問を投げかけることがありますが、万が一どころの数字ではありません。

そのように考えると侵入窃盗被害というのは身近な問題、自分や家族にも充分起こりうる問題と考えるべきなのでしょう。

投稿者: 総合防犯設備士 (2019年2月21日 17:42)

Tweet

ドラッグストア窃盗被害 1回20万円超える場合も

外国人グループによるドラッグストアの窃盗被害は、1回で20万円を超えることもあった。男性店長(45)は「被害が続いていたら店は潰れていた」と語る。


ドラッグストア側は度々警察に相談したが、現行犯でないと難しいと説明を受けたという。
入管当局の関係者は「被害を食い止めることを優先し、強制送還できる入管法を適用して摘発した」と明かす。

法務省によると、技能実習生は昨年12月時点で27万4233人いるが、昨年は7089人が失踪した。学校に通わず、在留資格を取り消された留学生は昨年172人に上る。

政府が閣議決定した外国人労働者の受け入れ拡大に伴う入管難民法改正案が成立すれば、より多くの外国人の来日が見込まれる。
同省幹部は「失踪されると、その後の行方を追うのは簡単ではない。来日時に借金の有無などを確認し、人物像を見極めることが重要だ」と話している。

<11/11(日) 17:08配信 読売新聞より>


ドラッグストアの窃盗被害で1回20万円を超える場合もあるようです。
窃盗被害というのが、営業時間中の万引き被害か、営業時間終了後の侵入窃盗被害かは分かりませんが、警察が現行犯でないと難しいと説明しているところからみると万引き被害の方でしょう。

外国人グループによる窃盗被害と見られていますが、最初から窃盗目的で出稼ぎしに来た者、途中から学校に通わなくなり失踪した者、彼らが防犯カメラによって犯行を思い留まるとは思えません。
自分の顔が映像として記録されることに抵抗のない者には防犯カメラの効果は薄まります。
捕まりたくない、見られたくない者への効果は絶大ですが、そうでない者への対策を考え直す必要があります。

全ての商品にタグをつけ会計時に外すという対策も一つですが、商品の入れ替え時の手間と時間を大幅に消費します。

警備員を配置したり、店員が巡回するのも方法の一つですが、これも人の力が必要になります。


出来る限りお金や手間、時間を掛けずに防犯対策を行う良い方法が求められます。
ある程度の初期投資だけで実施できれば多くの店舗で導入されるでしょう。

投稿者: 総合防犯設備士 (2018年12月 7日 19:21)

Tweet

見知らぬ男が家の中でかばんを物色

兵庫県警網干署などは18日、住居侵入と窃盗未遂の疑いで、姫路市の無職の男(65)を逮捕した。


逮捕容疑は9月26日午前11時半ごろ、同市広畑区の会社員男性(48)宅に侵入し、金品を盗もうとした疑い。同署の調べに容疑を認めているという。


同署によると、男はインターホンを鳴らし、反応がなかったため男性宅に侵入。室内にあったかばんを物色していたところ、別室で寝ていた男性が気付き、「何してんの」と声をかけたという。
男は何も取らずに逃走したが、インターホンに残された指紋から容疑が発覚した。


<10/18(木) 20:29配信 神戸新聞NEXTより>


家で寝ていて目が覚めると、見知らぬ男がかばんを物色している、何とも恐ろしい光景です。

寝たふりをしていた方がよいのか、それとも大声を上げて威嚇した方がよいのか、ただ、犯人が逆上して凶器で襲ってくる可能性もありますからどの対処方法がよいとは断言できません。

女性の場合は、襲われる可能性もありますし、子供や高齢者だけの場合は、最悪の場合、口封じのために殺そうとするかもしれません。

一戸建て住宅の場合、門や塀があり、正面玄関の扉があり、裏口や勝手口などがある家もありますが、いずれもそれらまでは比較的スムーズに侵入することができてしまいます。

外敵の侵入を防ぐつくりになっていないところがほとんどではないでしょうか。

今回の事件では、中に人がいる状態だったので、あえて扉の鍵を掛けていなかったのか、それとも閉め忘れていたのかもしれませんが、どちらにしても扉の鍵しか侵入対策が存在していません。

結果としては、鍵を閉めていなかったということで侵入対策はゼロだったと言えます。

これは非常に恐ろしい状況です。

ただ、今回被害に遭われた家が特殊かと言うとそうではないと思います。

他の家でも扉の施錠だけが唯一の防犯対策というところは多いでしょう。

敷地内に誰もが勝手に入ることが出来るというのはよく考えてみると問題の大きさが分かります。

扉は建物内ですが、その前に敷地内に入らせないような対策を考えなければなりません。

投稿者: 総合防犯設備士 (2018年11月 9日 18:26)

Tweet

福岡 リサイクルショップでバッグ盗み、同じ店に売ろうとして発覚

リサイクルショップで商品のショルダーバッグを盗んで、そのまま店に売ろうとした疑いで、福岡市の44歳の男が逮捕されました。


窃盗と詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区和白丘の無職の男(44)です。

警察によりますと、男は9月30日、自宅近くのリサイクルショップで商品のショルダーバッグを陳列棚から盗み、そのまま店に売却しようと疑いが持たれています。


男はバッグについていたタグを店の中で外し「これ、買い取りやけん、いくらですか」と言って店員に差し出していました。

自分の店の商品だと気がついた店員が防犯カメラを確認したところ、男がバッグを手に取る様子が映っていて、警察に通報しました。


男は調べに対し「買い取ってもらうつもりで商品を手に取ったが、盗んだつもりはない」と容疑を一部否認しているということです。

<10/2(火) 13:25配信 TNCテレビ西日本より>


単純な発想ですが、盗んだ商品はその店以外に持ち込めば盗品とは分からずに換金できたかもしれません。

よほど切羽詰っていて少しでも早く現金を手に入れたかったのでしょうか。

リサイクルショップで検索すれば近くのショップがいくらでも見つけられるはずです。


もちろん、盗品と怪しまれるような内容や商品数であれば別の店でもだめな可能性はあります。

今回は被害に遭った店舗の店員が自分の店の商品だと気付き、防犯カメラで確認したことで犯人と分かりました。

ショップ同士が盗品は買い取らない、怪しい場合は同業者のネットワークで情報を共有するなど、商品の転売や換金ができにくい環境や体制を構築すべきです。

ただ、インターネットやSNS等でショップだけでなく個人相手に転売することも増えており、規制することがかなり難しくなってきています。

投稿者: 総合防犯設備士 (2018年10月19日 16:35)

Tweet

勤務先の医療センターから向精神剤3800錠盗む?

名古屋市千種区にある愛知県精神医療センターの警備員の男が医薬品を盗むために調剤室に侵入した疑いで逮捕されました。


建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、愛知県精神医療センターの警備員の男(46)です。

警察によりますと、男は10日ごろ、医薬品を盗む目的で医療センターの調剤室に侵入した疑いがもたれています。

男は警察の調べに対して容疑を認めています。


男は、勤務中に向精神薬などを盗んだと医療センターに説明していて、自宅からは盗まれたとみられる約3800錠の医薬品が見つかりました。

警察は今後、男を窃盗の疑いでも調べる方針です。

<8/18(土) 0:39配信 メ〜テレ(名古屋テレビ)より>

薬が盗まれた医療センターは被害者でありながら盗まれた薬の種類や内容によっては事故後、加害者として世間から責められる可能性があります。

管理体制、防犯体制に問題はなかったのか? なぜ事件が発覚するまで時間が掛かったのか? 事故後に被害を公表するのが遅れたのはなぜか? 何か隠しているのか? ・・・。

犯人が自分で使用するためか、それとも転売目的か、それとも勤務先の体制を問題にするためか、動機は不明ですが、いずれにせよ従業員であっても薬を盗むことが難しい、持ち出せないような体制に変えていく必要があります。

今回は運が悪かったと体制を変えずにそのままの状態でいると、遅かれ早かれ別の事件や問題が発生する可能性が高いと言えます。

問題が起こる前に起こらないように対策することがベストですが、起こってしまった場合は、二度と起こらないための対策を行うことが必要です。

投稿者: 総合防犯設備士 (2018年9月14日 14:56)

Tweet

ガソリンスタンド 100キロの金庫がわずか2分で盗み出される

わずか2分のスピード犯行。その一部始終だ。


深夜のガソリンスタンド。事務所に横付けするようにバックで車が入ってきた。
営業は終了していて真っ暗。ガソリンを入れにきたとは思えない。

正面の光はコンビニエンスストアだ。その大胆な犯行を2台の防犯カメラが捉えていた。

止まった車から出てくる2つの人影。マスクをしているようだ。

1人が車のハッチを開け、金属の棒のようなものを取り出した。

事務所入り口のドアにはバールでこじ開けられたような跡が残っている。

2人は事務所内に侵入すると、室内を物色しながら奥に進む。

そして、大きな荷物を引きずりながら戻ってきた。金庫だ。

外に持ち出すと見張り役が加わって3人掛かりで車に。
その間、わずか2分。


金庫は朝になって富山市内の河川敷に捨てられているのを発見された。


入っていた現金20万円がなくなっていた。犯人は逃走中だ。

<7/18(水) 18:57配信 テレ朝 newsより>

深夜のガソリンスタンドの事務所に侵入し重さ100キロの金庫を2人で盗み、そして3人で車に積み込み逃走。

わずか2分の犯行で、その様子は防犯カメラに移っていたようです。


このニュースに対して、防犯カメラに顔が映っているにも関わらず、3人で20万円を分け合うのでは割に合わない等のコメントが書かれていましたが、
驚いたのは犯行時間の2分です。

100キロの金庫であれば泥棒に対してかなりの時間稼ぎになると思われましたが実際はそうではなかったようです。


泥棒に対しての防犯対策として、防犯カメラでの抑止力だけでは犯行を防ぐことができない、犯行を防ぐことが難しい手口が増えてきているように感じます。


今回被害に遭われたガソリンスタンド等では、仮に防犯センサーや警報ベルがついていたとして、それが鳴動したから犯行を防ぐことができるかというとそれも難しいように思います。


防犯カメラに映ろうが、ベルが鳴ろうが、とにかくバールで入口をこじ開け、室内を物色し、目当ての物が見つかれば奪って逃げる、そして逃げるまでの時間は数分。

このようなリスクを度外視した泥棒の犯行を物理的に防ぐのは難しいでしょう。


力に対して力で対抗するのではなく別の方法で対策する方が賢いでしょう。


例えば、侵入者に対して人畜無害な霧を噴射し、視界を遮ります。

金目の物や金庫を探そうにもそれ以上その場での犯行継続ができなくなります。

もちろん、霧が晴れるまでその場に居続ければその後犯行を再開することはできますが、その場で警報ベルを鳴らすなどすれば逃げ出さざるを得なくなります。

投稿者: 総合防犯設備士 (2018年8月 8日 16:43)

Tweet
< 3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13 >
防犯についてのもっと詳しい情報と具体的な対策については「セキュリティハウス」

私たちが監修しています。

「防犯泥棒大百科」およびそのコンテンツは「セキュリティハウス」の総合防犯設備士が監修しています

総合防犯設備士 防犯についてのもっと詳しい情報と具体的な対策については「セキュリティハウス」

防犯対策メニュー

最近の記事

  • 「頭おかしいんじゃないの」「土下座して詫びろ」窃盗女が逆ギレ
  • 「100回ほどやった」セルフレジ悪用 買い物かご満杯でスキャンは商品1点だけ
  • 市バス元運転手 運賃1000円着服し退職金1200万円不支給確定
  • 以前勤務していたスーパーから約250万円を盗んだ男逮捕
  • 岡山の太陽光発電施設で銅線ケーブル盗難未遂 外国人窃盗グループ6人逮捕
  • 後輩への悪質なパワハラ 静岡県職員が停職 窃盗容疑で逮捕・起訴も
  • 転売目的で戦闘糧食を窃盗し免職 長崎・陸上自衛隊
  • 今狙われる「コメ」 京都 農家の倉庫から新米120キロ盗難
  • 金の高騰 展示会での出品には注意
  • 郵便物がたまっている留守宅を狙った マンション空き巣被害約1千万円

記事の分類

  • すり(9)
  • その他(157)
  • ひったくり(30)
  • カード不正(10)
  • 万引き(42)
  • 子供の防犯対策(14)
  • 学校(15)
  • 強盗(54)
  • 情報漏洩(7)
  • 放火(11)
  • 泥棒の心理(51)
  • 泥棒の手口(501)
  • 泥棒小話(39)
  • 海外での防犯対策(50)
  • 消費者契約トラブル(1)
  • 火災(13)
  • 爆発(1)
  • 神社仏閣での犯罪(17)
  • 窃盗(237)
  • 自動車の盗難(40)
  • 詐欺(19)
  • 車上荒らし(4)
  • 農作物の盗難(18)
  • 農村の防犯(5)
  • 金属盗難(25)
  • 防犯カメラ(23)
  • 防犯対策(32)
  • 防犯情報(93)
  • 防犯講演(1)
  • 霊感商法(1)
  • 食品異物混入(1)
  • 高齢者の防犯対策(15)

過去の記事

  • 2025年6月(4)
  • 2025年5月(5)
  • 2025年4月(4)
  • 2025年3月(1)
  • 2025年2月(1)
  • 2024年10月(1)
  • 2024年9月(1)
  • 2024年8月(1)
  • 2024年6月(1)
  • 2024年5月(1)
  • 2024年4月(1)
  • 2024年3月(1)
  • 2024年2月(1)
  • 2024年1月(1)
  • 2023年12月(5)
  • 2023年11月(4)
  • 2023年10月(4)
  • 2023年9月(4)
  • 2023年8月(4)
  • 2023年7月(4)
  • 2023年6月(5)
  • 2023年5月(4)
  • 2023年4月(4)
  • 2023年3月(5)
  • 2023年2月(4)
  • 2023年1月(3)
  • 2022年12月(4)
  • 2022年11月(4)
  • 2022年10月(4)
  • 2022年9月(5)
  • 2022年8月(4)
  • 2022年7月(5)
  • 2022年6月(4)
  • 2022年5月(4)
  • 2022年4月(5)
  • 2022年3月(4)
  • 2022年2月(1)
  • 2021年12月(3)
  • 2021年11月(4)
  • 2021年10月(4)
  • 2021年8月(2)
  • 2021年7月(5)
  • 2021年6月(3)
  • 2021年5月(2)
  • 2021年4月(3)
  • 2021年3月(4)
  • 2021年2月(3)
  • 2020年12月(2)
  • 2020年11月(4)
  • 2020年10月(5)
  • 2020年9月(3)
  • 2020年8月(1)
  • 2020年7月(4)
  • 2020年6月(4)
  • 2020年5月(4)
  • 2020年4月(4)
  • 2020年3月(4)
  • 2020年2月(4)
  • 2020年1月(1)
  • 2019年12月(3)
  • 2019年11月(5)
  • 2019年10月(4)
  • 2019年9月(4)
  • 2019年8月(5)
  • 2019年7月(4)
  • 2019年6月(4)
  • 2019年5月(4)
  • 2019年4月(3)
  • 2019年3月(4)
  • 2019年2月(3)
  • 2019年1月(2)
  • 2018年12月(2)
  • 2018年11月(4)
  • 2018年10月(4)
  • 2018年9月(4)
  • 2018年8月(5)
  • 2018年7月(4)
  • 2018年6月(5)
  • 2018年5月(4)
  • 2018年4月(4)
  • 2018年3月(5)
  • 2018年2月(3)
  • 2018年1月(4)
  • 2017年12月(5)
  • 2017年11月(4)
  • 2017年10月(4)
  • 2017年9月(5)
  • 2017年8月(4)
  • 2017年7月(4)
  • 2017年6月(4)
  • 2017年5月(3)
  • 2017年4月(4)
  • 2017年3月(5)
  • 2017年2月(4)
  • 2017年1月(3)
  • 2016年12月(4)
  • 2016年11月(4)
  • 2016年10月(4)
  • 2016年9月(4)
  • 2016年8月(4)
  • 2016年7月(4)
  • 2016年6月(5)
  • 2016年5月(3)
  • 2016年4月(4)
  • 2016年3月(5)
  • 2016年2月(4)
  • 2016年1月(3)
  • 2015年12月(4)
  • 2015年11月(4)
  • 2015年10月(5)
  • 2015年9月(4)
  • 2015年8月(4)
  • 2015年7月(5)
  • 2015年6月(4)
  • 2015年5月(4)
  • 2015年4月(4)
  • 2015年3月(3)
  • 2015年2月(3)
  • 2015年1月(1)
  • 2014年12月(4)
  • 2014年11月(3)
  • 2014年10月(5)
  • 2014年9月(4)
  • 2014年8月(3)
  • 2014年7月(5)
  • 2014年6月(4)
  • 2014年5月(5)
  • 2014年4月(4)
  • 2014年3月(3)
  • 2014年2月(3)
  • 2014年1月(2)
  • 2013年12月(3)
  • 2013年11月(4)
  • 2013年10月(5)
  • 2013年9月(4)
  • 2013年8月(4)
  • 2013年7月(4)
  • 2013年6月(4)
  • 2013年5月(4)
  • 2013年4月(2)
  • 2013年3月(2)
  • 2013年2月(3)
  • 2013年1月(1)
  • 2012年12月(3)
  • 2012年11月(4)
  • 2012年10月(5)
  • 2012年9月(4)
  • 2012年8月(4)
  • 2012年7月(4)
  • 2012年6月(4)
  • 2012年5月(4)
  • 2012年4月(1)
  • 2012年3月(10)
  • 2012年2月(9)
  • 2012年1月(7)
  • 2011年12月(8)
  • 2011年11月(8)
  • 2011年10月(8)
  • 2011年9月(9)
  • 2011年8月(10)
  • 2011年7月(7)
  • 2011年6月(8)
  • 2011年5月(9)
  • 2011年4月(9)
  • 2011年3月(10)
  • 2011年2月(15)
  • 2011年1月(10)
  • 2010年12月(7)
  • 2010年11月(8)
  • 2010年10月(8)
  • 2010年9月(9)
  • 2010年8月(4)
  • 2010年7月(6)
  • 2010年6月(14)
  • 2010年5月(17)
  • 2010年4月(16)
  • 2010年3月(20)
  • 2010年2月(13)
  • 2010年1月(6)
  • 2009年12月(21)
  • 2009年11月(18)
  • 2009年10月(21)
  • 2009年9月(15)
  • 2009年8月(18)
  • 2009年7月(19)
  • 2009年6月(22)
  • 2009年5月(17)
  • 2009年4月(20)
  • 2009年3月(22)
  • 2009年2月(20)
  • 2009年1月(17)
  • 2008年12月(24)
  • 2008年11月(18)
  • 2008年10月(20)
  • 2008年9月(20)
  • 2008年8月(14)
  • 2008年7月(21)
  • 2008年6月(21)
  • 2008年5月(22)
  • 2008年4月(23)
  • 2008年3月(21)
  • 2008年2月(23)
  • 2008年1月(19)
  • 2007年12月(20)
  • 2007年11月(21)
  • 2007年10月(26)
  • 2007年9月(22)
  • 2007年8月(20)
  • 2007年7月(21)
  • 2007年6月(20)
  • 2007年5月(22)
  • 2007年4月(20)
  • 2007年3月(22)
  • 2007年2月(21)
  • 2007年1月(3)


ページのトップへページのトップへ
  • ホーム
  • 泥棒について知ろう!
  • 施設別犯罪事情・防犯対策
  • 対象別犯罪事情・防犯対策
  • 犯罪別情報
  • 防犯チェック
  • 今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
  • こんなおかしな泥棒がいる
  • 総合防犯設備士に聞く防犯相談
  • 著作権について
  • リンク集
  • サイトマップ
© 2022 Security House Center Co.,LTD.
All Rights Reserved. Website Produced by bit.
  • ホーム
  • 泥棒について知ろう!
    • 最新の犯罪情勢
    • コロナ禍での犯罪事情
    • 空き巣
    • 忍び込み
    • 侵入方法
    • 泥棒の犯罪時の心理
    • 泥棒が狙いを定めるまで
    • 泥棒の好きな家
    • 泥棒の嫌がること
    • 泥棒が明かす本音
    • 泥棒ファッション
    • 刑法犯、窃盗犯、侵入盗 とは?
  • 施設別犯罪事情・防犯対策
    • 施設別犯罪事情・防犯対策
    • 一戸建て住宅
    • マンション
    • 事務所
    • 工場
    • 店舗
    • コンビニエンスストア
    • 宝石・貴金属店
    • 寺・神社
    • 病院・医院
    • 老人保健施設
    • 学校・保育園・幼稚園
    • 学習塾
    • 農家・果樹園・ビニールハウス・養鶏場
  • 対象別犯罪事情・防犯対策
    • 対象別犯罪事情・防犯対策
    • 女性の防犯
    • 子どもの防犯
    • 老人を狙った犯罪
    • 自動車の盗難について
    • 個人情報保護対策
    • 海外旅行時の防犯対策
    • 金属盗難
    • ゴールデンウィーク・年末年始の防犯対策
  • 犯罪別情報
    • 犯罪別情報
    • 強盗
    • 詐欺
    • 強姦・ストーカー
    • 車上狙い
    • ひったくり
    • 万引き
    • すり
    • 偽造カード・盗難カードによる被害
    • 高齢者虐待
    • 行方不明
  • 防犯チェック
  • 今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
  • こんなおかしな泥棒がいる
  • 著作権について
  • リンク集
  • サイトマップ
  • 防犯相談 お気軽にどうぞ
  • セキュリティハウス 安全な暮らしのパートナー