今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
SNSで犯人の顔さらし問題 ひろゆき氏「万引きされたら泣き寝入りしかない」
実業家・西村博之(ひろゆき)氏(48)が7日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。SNSで犯人の顔を公開する問題について語る場面があった。
番組では、被害者がSNSに犯行現場の画像や動画をアップし、加害者を特定しようとする行為を取り上げた。無人販売所で窃盗被害を受けた男性は「やられたらやり返すって感じで動画は公開しました。今の法律・憲法・司法上では加害者がかなり優遇されていて、被害者が泣き寝入りや、それ相当の罪を加害者は背負ってない」と主張していた。
この件について、ひろゆき氏は「結局、商品って万引きされた場合は泣き寝入りしかないので。ほぼ警察が動いて逮捕ってのはないんですね。逮捕されたとしても、損害賠償を取れるかっていうと、なかなか難しかったりするので」とコメント。
また「さらすとか、やり返すっていう意味よりはむしろ"このお店はこういうのをネットに上げるタイプの店"っていうのが分かると、近所の人も"そこでやるのはやめよう"ってなったりするので。自衛のためには、どんどんやっていくしかないのかなって思いますね」と語っていた。
<5/8(木) 16:30配信 スポニチアネックスより>
記事に対する読者のコメントを読んでいると、概ねひろゆき氏の意見に賛同する内容が多かったと思われます。
私も個人的には賛成ですが、加害者を特定するのが微妙なケースだと似た人が誤って加害者とする情報が拡散されたり、無実の人に対するえん罪を生む可能性などを考えると難しい問題です。
また、世直し系YouTuberのような存在が、自分が正義だと主張し、犯罪者を罰しようと、何でもかんでも動画で公開するのはやり過ぎのように感じました。
ただ、他の事件も含めて、明らかに加害者の犯行であるにも関わらず、防犯カメラの映像で顔等にモザイクを入れて隠したり、記事の中で氏名を出さなかったり、他にも特定されそうな内容をぼかすなど、あたかも被害者より加害者を守ろうとしていると勘違いしそうな対応が多々見られます。
加害者にも一定の権利がありますが、窃盗事件の場合、基本的に被害者には何の落ち度もなく、責任はゼロに等しいと思われますので、もっと被害者を積極的に保護する、補償等を充実してケアするような対応が増えても良いと思われます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2025年7月24日 09:29)
