今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「泥棒しました!」 警察に通報してきたのは泥棒本人
北海道・美唄署は2025年5月8日、美唄市に住む無職の男(50)を窃盗の疑いで逮捕しました。
男は7日午後7時10分ごろから午後10時20分ごろまでの間、美唄市西2条南2丁目の商業施設内の2階にある事務局で現金41万円などが入った手提げ金庫1個を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、7日午後9時半ごろ「泥棒をしました」と男本人から通報があったということです。
警察官が駆け付けたところ、建物内にいる男を見つけ、金庫は別の場所に移されていました。
男は警察の調べに対し、「金庫を盗んだのは間違いない」と容疑を認めています。
警察が事件の詳しい経緯や動機について捜査しています。
<5/9(金) 5:10配信 STVニュース北海道より>
自分が泥棒だと自ら警察に通報した男の事件です。
記事を最後まで読んでも男の動機が分からなかったのですが、読者のコメントで「三食つきの刑務所に入ることが目的か?」とあり、納得しました。
本当のところは分かりませんが、もしそうなら被害者としてはやり切れませんし、入所を切望されている刑務所としても立場がありません。
過去に刑務所に入ったことがあり、出所後、再就職ができずに生活苦での犯行という可能性もありますし、いずれにしても罪を犯し、罰を受け、それを償った後の体制や仕組みに問題があるのかもしれません。
一度罪を犯した人に対する世間の目は冷たいものです。
これは本人の自業自得だから仕方がないという見方もできますし、更生してやり直す権利は誰もが持っているという見方もできますし、一概には言えずに難しいところです。
少なくとも刑務所には二度と戻りたくない、そして校正して真面目に生きていればいつか報われる、そういう世の中になれば犯罪も少なくなるはずです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2025年7月 3日 09:48)
