今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
盗みはカブトムシを捕るのと同じ。裁判は自分の犯罪評価の場。
茨城県で逮捕された窃盗団。
1道4県下で繰り返していた車上狙いや重機窃盗など、3224件(7億5600万円相当)。
99年〜06年9月末、車の窓ガラスをたたき割ったり、合鍵で重機を動かしたりする手口で、現金や自動車、重機などを盗んでいました。
3188件は県内での犯行でしたが、北海道、埼玉、千葉、栃木県でも被害が確認されました。
重機は埼玉県の解体業者らに、車は暴力団らに売却していたということです。
捕まったメンバーは、暴走族の先輩後輩、覚せい剤仲間。
県警は昨年1月、自宅の隠し穴にいた主犯格の男を強盗傷害の疑いで逮捕、捜査を進めていました。
主犯格の男は「(窃盗は)カブトムシを捕るのと同じ」などと供述しています。
「盗めないと聞くと、がぜん盗む気が起きる。裁判は自分の犯罪を評価してもらう場」などと豪語。
約4500件の犯行を自供したということです。
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投稿者: スタッフ (2007年3月15日 09:47)
泥棒が狙う「完全犯罪」
泥棒がプロであり、自分の得意な手口で繰り返し犯行を行っているというお話を前回いたしました。
そんな泥棒が犯行に対して願っていることは「完全犯罪」。
安全性(人目につかず犯行でき捕まらない)、容易性(簡単に侵入できる)、確実性(確実に儲けることができるということを考えて犯行に及びます。
なぜなら、泥棒はほとんどが再犯で何件、多い場合は何百件の窃盗という犯罪行為を繰り返しているため捕まると何年も刑務所の中に服役・・ということになってしまうからです。
ですので、完全犯罪のポイントの中でも、「安全性」が最も重要なポイントとなります。
投稿者: スタッフ (2007年1月31日 09:12)
