今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
【防犯考察】学校敷地内での「神隠し」はなぜ起きたのか?南丹市男児不明事件から学ぶ「空白の時間」の守り方【2026/4/22追記】

1. 事件の概要と不可解な「空白」
2026年3月23日、京都府南丹市の市立園部小学校に通う安達結希さん(当時11歳)が、卒業式に向かうため父親の車で学校の敷地内(駐車場)まで送られた直後に行方不明となりました。
異例の状況: 学校の敷地内に到着しながら、校内の防犯カメラには一切姿が映っていなかったこと。
捜索の経緯: 数日後に学校から離れた山中でリュックや靴が発見され、4月13日には残念ながら遺体が発見されるという最悪の結果となりました。
2. 「防犯の穴」を専門的視点で分析
この事件には、通学路の防犯対策を考える上で見過ごせない「3つの死角」が存在します。
「学校=安全」という心理的な油断
保護者が「学校まで送ったから安心」と思い、子どもが校舎に入るまで見届けなかった数分間。この「門から校舎まで」のわずかな距離が、防犯設備が不十分な場合、最も危険な空白地帯となります。
防犯カメラの設置精度の限界
今回のケースでは「カメラに映っていなかった」ことが捜査を難航させました。カメラがあることと、死角なく記録できていることは別問題です。
学校と家庭の連携タイムラグ
欠席連絡の取り違えや卒業式の多忙により、学校から保護者への連絡が数時間遅れた点も、初動捜索に大きな影響を与えました。
3. 子どもを守るために、今私たちができること
同様の悲劇を繰り返さないために、家庭や地域で取り組むべき防犯アクションを提案します。
「見届ける」ことの徹底
車での送迎時も、子どもが校舎の入り口に入る、あるいは教職員と合流するまで目を離さないことが鉄則です。
GPS端末の活用(現代の必須アイテム)
「神隠し」を防ぐ最大の武器は位置情報です。学校の防犯カメラに頼り切るのではなく、個人でGPS(AirTagや専用端末)を所持させ、移動履歴を常に把握できるようにしましょう。
「異常」を感じた際の即時通報
学校側も、連絡なしの欠席については「行事中であっても即座に確認する」フローの再徹底が求められます。
4. 結びに代えて
南丹市の事件は、どれほど静かな地域であっても、また学校という安全なはずの場所であっても、一瞬の隙が取り返しのつかない事態を招くことを示しました。
「うちの子に限って」「学校なら大丈夫」という思い込みを捨て、最新の防犯デバイスと、地域住民・保護者の「目」を組み合わせた重層的な防犯対策が、今こそ必要です。
【追記:犯人逮捕の報道について】
その後、警察の捜査により犯人が逮捕されたことが判明しました。
事件の早期解決を願っていた身として、まずは一安心といったところですが、今後の捜査で動機や真相が明らかになることを注視していきたいと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2026年4月22日 15:00)
【2026年最新】「下見」の基準が変わった。プロの侵入者が避ける"光と音"の心理学

最近の防犯ニュースを賑わせているのは、実行役を使い捨てる「匿名・流動型犯罪」です。彼らの手口は驚くほど合理的で、事前に「捕まるリスク」を徹底的に排除します。
では、彼らは何を基準にターゲットを選別しているのでしょうか?
防犯のスペシャリストの視点から、今日から役立つ「狙わせない環境作り」の極意をお伝えします。
結論:侵入者は「自分の存在が即座に周囲に知れ渡る」場所を最も嫌う
防犯対策には「物理的な強度(鍵など)」と「心理的な抑止」の2種類があります。
近年の巧妙な手口に対しては、窓を割る前に「ここに入れば、即座に大きな音と光で周囲に異常を知らせる仕組みがある」と予感させることが、最大の防御になります。
プロが教える「狙わせない」ための3ステップ
1.「建物の顔」で防犯意識を宣言する
侵入者は下見の際、必ず建物の「角」や「玄関周り」を確認します。そこに、単なる照明ではない「異常時に反応する装置」が設置されているだけで、 下見のリストから除外される確率が跳ね上がります。
2.見えない境界線」を敷地内に引く
家の周囲(外周)に、人の動きを正確に捉える高性能な赤外線センサーを配置します。ポイントは「建物に触れられる前」に検知すること。敷地境界線で検知し、即座に報知する仕組みが理想です。
3.「光の質」を変える
単に明るいだけでなく、検知した瞬間に「フラッシュ(点滅)」や「強い警告音」を出す装置を連動させます。これは犯人に対し「警備システムが作動した」という強い心理的プレッシャーを与えます。
【タイプ別】防犯設計の優先順位
建物の環境によって、守り方のセオリーは異なります。
| 状況 | 住宅街の戸建て | 郊外の店舗・事務所 |
| 懸念点 | 近隣への配慮と死角の多さ | 夜間の無人状態と逃走経路 |
| 対策の肝 | 威嚇と同時にスマホ等へ即通知 | 強烈な音と光による徹底的な撃退 |
| 運用のコツ | センサーの精度(誤報防止)を重視 | 侵入経路をすべてセンサーでカバー |
注意点:「録画中」のステッカーだけでは足りない

「防犯カメラがあるから大丈夫」という考えは、今の時代、非常に危険です。
カメラは事後の証拠にはなりますが、「今、その場で犯行を断念させる力」は限定的です。被害に遭わないためには、カメラと連動して「その場で追い払う」威嚇機器の組み合わせが不可欠です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2026年4月21日 16:39)
最強の防犯対策は「鍵」じゃない!?今日からできる、一番簡単なライフハック
新社会人の皆さん、毎日のお仕事お疲れ様です!
一人暮らしにも少しずつ慣れてきた頃でしょうか?
「防犯対策」と聞くと、最新の補助錠を付けたり、高いセキュリティカメラを導入したり......
なんだかお金も手間もかかるイメージがありますよね。
でも実は、「0円」で、しかも今日からすぐに始められる最強の防犯対策があるんです。
それは......「近所の人への挨拶」です!
泥棒が一番嫌がるのは「最新の鍵」ではない?
意外かもしれませんが、泥棒(空き巣)へのアンケートで「犯行を断念した理由」として常に上位にランクインするのが、「近所の人に声をかけられたこと」なんです。

泥棒にとって一番の敵は、警察でも高い壁でもなく、「地域の目」。
「こんにちは!」と声をかけられる。
じっと顔を見られる。
「どちらさまですか?」と聞かれる。
これだけで、彼らは「この街は住人同士の面識があるな」「不審な動きをしたらすぐバレるな」と判断し、ターゲットから外す傾向があります。
「挨拶」がバリアになる理由
新社会人の一人暮らしだと、「隣に誰が住んでいるか知らない」ということも多いですよね。
でも、廊下やエレベーターで会った時に「こんにちは」と一言交わすだけで、あなたの周りに見えないバリアが張られます。
「顔見知り」になれば、異変に気づいてもらえる
もしあなたの部屋の前で見知らぬ人がウロウロしていたら、挨拶を交わす仲のご近所さんなら「あれ、あの人の知り合いかな?ちょっと怪しいな」と気にかけてくれるかもしれません。
「隙がない家」だと思われる
挨拶が活発なマンションや地域は、コミュニティが生きている証拠。泥棒は「目が厳しくて居心地が悪い街だな」と感じて、逃げ出していくんです。
まずは「会釈」からでOK!
いきなりご近所付き合いを深めるのはハードルが高いかもしれませんが、まずはすれ違った時にニコッと会釈するだけでも効果アリです。
「防犯対策、何から始めればいいかわからない!」という方は、明日の朝、マンションの共用部で誰かに会ったら、勇気を出して「おはようございます」と言ってみませんか?
その一言が、あなたのお家を守る最強のセキュリティになるはずですよ!
【今日の防犯ポイント】
ガチガチの鍵も大切だけど、街の「人の目」はもっと強力。
挨拶は、自分を守るための一番身近な「防犯スイッチ」です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2026年4月17日 13:58)
あなたの家を守るために:効果的な防犯対策のヒント
私たちの大切な家を守るためには、しっかりとした防犯対策が不可欠です。最近では、犯罪の手口も多様化しており、自衛のための知識と対策が求められています。今回は、効果的な防犯対策について具体的なヒントを紹介します。

1. 現場を知る
まず、日常的な自宅周辺の環境を把握しましょう。近隣の治安状況や普段から利用する路地の安全性を確認することが重要です。地域の犯罪発生情報をチェックし、不審者や怪しい動きをする人々がいないか心掛けましょう。

2. 照明の工夫
不審者は暗い場所を好みますので、住宅周辺の明るさは非常に重要です。センサーライトやタイマー付きの照明を設置することで、人の気配を感じさせることが可能です。特に、玄関や窓の近くには十分な照明を施すことをお勧めします。

3. 施錠の徹底
外出時や就寝時には、必ずドアや窓を施錠する習慣をつけましょう。単純な施錠も予防策の一つです。特に、1階の窓や裏口など、高い場所からアクセスしやすい場所を重点的に確認してください。また、複製されにくい鍵を使用することも考慮しましょう。

4. 防犯機器の導入
防犯カメラやセキュリティシステムの導入は非常に効果的です。特に、遠隔監視が可能なカメラや、動きが感知された場合に通知が届くシステムは便利です。また、窓に防犯フィルムを貼ることで、侵入を防ぐ効果も期待できます。

5. 配慮された隣人関係
コミュニティ内での良好な関係は、防犯対策においても一役買います。隣人と連絡を取り合い、お互いの不審者情報を共有することで、地域全体の安全を向上させることができます。また、家を留守にする際には信頼できる隣人に郵便物の受け取りをお願いすることも一つの手です。

6. 不審者を疑う習慣
目の前に不審な人物や物を見かけた際は、一度立ち止まって観察することが大切です。過剰な警戒心は必要ありませんが、危険を感じた際は、ためらわず警察に通報する勇気を持ちましょう。

7. セキュリティ意識の向上
家族全員が防犯意識を持つことも大切です。特にお子さんには、外出時に気をつけることや、知らない人に声をかけられた場合の対処法をしっかりと教えましょう。定期的に家族で防犯について話し合うことも効果的です。

まとめ
安全な家を築くためには、日々の小さな対策が非常に重要です。どれも難しいことではありませんが、意識を持って実践することがポイントです。家庭を守るための防犯対策を見直し、ぜひ実行に移してみてください。あなたの家族と財産を守るための第一歩として、一つひとつのヒントを有効に活用していきましょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2025年3月19日 10:11)
金庫泥棒が防犯対策にダメ出し?

ごみ処理施設に異変があったのは、9月25日。職員が施設の大型金庫を開けようと暗証番号を入力しても開かなかったという。
さらに翌朝、職員が新聞を取ろうとポストを確認すると中には茶色い封筒が入っていた。封筒には、挑発的な犯行声明文が。
1枚目には「金庫を頂きました」。そして2枚目には施設のセキュリティーの甘さや事務室への侵入方法といった、防犯対策への"ダメ出し"が書かれていたという。
その後メーカーの担当者を呼び、開かなくなった金庫を開錠すると両替用の現金およそ17万円などが入っていた手提げ金庫がなくなっていた。
「びっくりしたのと、怒りと、防犯体制がどうだったかなと反省した」(富士吉田市環境美化センター 柏木浩所長)
警察は窃盗事件として捜査を進めている。
(『ABEMAヒルズ』より)
<ABEMA TIMES 10/5(木) 7:31配信より>
金庫泥棒が侵入先でセキュリティの甘さや侵入方法など、防犯対策のダメ出しをメッセージで残したという珍しい事件です。
自分の犯行の痕跡は出来る限り残さない、というのが犯行を特定されないための泥棒の鉄則のように思われますが、真意は不明です。
もしかすると我々のような防犯機器の専門業者が、自らが販売している防犯機器をPRするための目的で犯行を行った可能性もあるのでは?と考えてしまいました。
泥棒が何を言っているのだ!と不快に感じる人も多いでしょうが、被害者のコメントにあるように、防犯対策がどうだったかと反省する気持ちは非常に大切です。
自分に弱点があるかどうかを常に考え、あれば改善、見直しをすることで、次に同じような泥棒の被害に遭わなくなる可能性が高まるからです。
泥棒がセキュリティが甘いと感じたということは、別の泥棒も同様に感じる可能性が高いと言えます。
この「弱点」を放置したままにしておくと、今後も侵入盗難被害に遭う可能性が高いままということになります。
泥棒のダメ出しには腹が立ちますが、貴重な体験をした、もっと大きな被害に遭う前に気付けたと気持ちを割り切って、今後の再発防止策を講じましょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年12月29日 15:55)
ラーメン店の侵入者 券売機を開放し、何も盗めず1分で退散

店内に鳴り響くセキュリティー音。その直後、黒の帽子にマスク姿の男がバッグを持って、小走りで店内に入ってきます。
男は店内を物色しますが、わずか1分ほどで再び小走りで店から出ていきました。
実は、この埼玉県久喜市にあるラーメン店は、営業時間外は防犯対策のため、店に現金を置いていなかったといいます。さらに...。
店長:「券売機も中は開けて、外からお金ない状態が分かるように、できるだけ(券売機を)壊されないように」
結局、男は何も取らずに逃走しました。
店長:「怒りというより、あきれるっていう感じですね」
事件に動きがあったのは、9日が経った20日、警察は防犯カメラの映像などから容疑者(38)を窃盗未遂などの疑いで逮捕しました。
容疑者:「ギャンブルなどで借金があり、金が必要だった」
警察は容疑者に数十件の余罪があるとみて、捜査しています。
(「グッド!モーニング」2023年7月21日放送分より)
<7/21(金) 10:41配信 テレビ朝日系(ANN)より>
壊されたくない券売機の中を開けて現金が入っていないことを泥棒に知らせる手段は良い方法だと思いました。
泥棒が腹いせに壊す可能性もありますが、そもそも閉じている券売機はこじ開けられるため、理屈としては一緒です。
ただ、一秒でも(その場に)長居はしたくないでしょうから、壊す時間があれば逃げることを優先し、結果としては壊されない可能性が高まるような気がします。
これは金庫などにも使える方法で、よく目につく場所に金庫を開けたまま置いておけば、泥棒はあきらめて逃走するかもしれません。
また、それは目くらましで置いておき、金品が入った金庫は別の場所に隠しておく、という手段もとれそうです。
最も良いのは現金などは金庫や券売機などに入れたままにせず、こまめに金融機関等に預け入れることでしょう。
ただ、釣り銭などで用意していた現金を金融機関に預け入れし、それを引き出す際、新たに両替手数料が掛かったりしますから、今は気軽にできない方法なのかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2023年10月20日 09:01)
人の目が描かれた光る防犯プレートで防犯カメラの存在をアピール
反射素材の光る防犯プレート(北警察署)

人の目が大きく描かれた光る防犯プレートで窃盗犯などに防犯カメラの存在を知らせます。
名古屋市北区の防犯連絡所は、愛知県警北警察署などと協力し、人の目が大きく描かれた反射素材の光る防犯プレート570枚を作成しました。
光る防犯プレートは、「まちはみている!」をキャッチコピーとして、北区内に設置された約230台の防犯カメラの存在を、窃盗犯などに知らせるため10月中旬ごろから北区の住宅などに貼られる予定です。
<10/5(水) 12:00配信 メ〜テレ(名古屋テレビ)より>
人の目が描かれた防犯プレートで、犯罪者に対して「みている」ことをアピールし、その場での犯行を諦めさせる、犯行対象から外す効果を期待してのものでしょう。
偶然ですが、弊社でも設置先のお客様にステッカーやプレートを差し上げることがあります。
そのデザインと似ているのでブログで紹介させていただきました。
弊社のステッカー

このようなステッカーを張ることで、防犯システムや防犯カメラが設置されていると犯罪者に分かりますから、抑止効果があります。
一般の方から、ステッカーを張るだけで、防犯システムや防犯カメラがない場合の効果はありますか?という質問を受けることがあります。
経験を積んだ泥棒は、ステッカーだけなのか、実際にセンサーやカメラが設置されているか分かると言われています。(ダミーカメラか本当に録画しているカメラかどうかも)
そう意味ではステッカーだけだと見破られてしまう可能性はあります。
ただ、ステッカーだけを見てその場から逃げ出す泥棒もいるでしょうから、効果はゼロではないと考えます。
実際にシステムを導入し、さらにステッカーも張る。これがベストです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2022年11月 4日 09:11)
防犯カメラと防犯システム(センサー) 特徴と効果

2日、岐阜県土岐市の釣り堀で、店内にあった現金などが盗まれる被害がありました。それ以上に深刻だったのは魚の大量死。3000匹の魚の死を前に、店長が悲しみを訴えました。
つりぼり本舗の店長:
「大事にね、5年間育ててきたやつだから、何にも言えないよ。どうしたらいいんだろうとしか言えない」
死んだ魚を前に涙を流す、土岐市のつりぼり本舗・店長(48)。2日午前9時半ごろ、営業のために店に来たところ、大量の魚が浮いていたといいます。
店長:
「そこから入ってきて、見たらもうこの状態。エアーとかは止まってた」
裏口のガラスが割られ、何者かが建物内に侵入。物置が荒らされ、募金箱の数千円と防犯カメラ映像を記録するハードディスク、それにWiFiルーターが盗まれました。しかし...。
店長:
「そちらの被害はたかが知れているので、鯉と比べたらそんなものはどうでもいいんですよ、ぶっちゃけちゃえば。これを殺された方が悔しいから、これはやっちゃいかんと思うんだよね、本当に...」
死んだのは大切に育てた鯉や金魚やチョウザメ、合わせておよそ3000匹。
防犯カメラを止めるためだったのか、電気メーターの配線が切られ、いけすの「ろ過機」などすべての設備が停止。酸素が供給できず大量死につながりました。
店長:
「命あるものなんだから、その命が大事というのを分かってもらいたい。僕としては従業員だから、従業員を殺されたのよ、だからちゃんと償ってもらいたい」
釣り堀にとって、夏休みやお盆の時期はまさに書き入れ時。今年は行動制限もなく、多くの人を迎えようとしていました。
店長:
「この大きさになってくると、安く見積もって魚代だけで500~600万円くらいかかるかな。コロナで赤字だったし、無一文になっちゃったからどうしようかなと」
店長は多治見警察署に被害届を提出。警察は窃盗事件として捜査しています。
<8/4(木) 17:36配信 東海テレビより>
侵入者は防犯カメラが設置されているのは知っていたのでしょう。
配線を切り、映像を録画できなくし、そして映像が記録されているハードディスクそのものを盗み出すという犯行です。
事後に働くシステム、侵入されてから侵入者をカメラで記録する対策では、残念ながら未然に被害を防ぐことができず、被害の拡大も防げないケースがあるということです。
建物内へ侵入される前、つまり敷地内への侵入段階で働くシステム(侵入者を威嚇・警告する)が効果的でしょう。
防犯カメラと防犯システム(センサー)、どちらも防犯対策ですが、効果や機能はそれぞれ異なります。
防犯対策の特徴と効果
- 共通・・・設置されていることを強調すれば、侵入者にその場での犯行を思い留まらせて(抑止)、別のターゲットに移させる
- 防犯カメラ・・・侵入者の映像を記録することで、犯人特定、犯行の証拠にも役立つ
- 防犯システム(センサー)・・・侵入者を検知すると警報機器がその場で鳴動(威嚇)、周囲に犯行を知らせて継続を阻止し、侵入者をその場から追い払う(撃退)
どちらの方が優れているとか、望ましいというものではなく、状況や設置先のニーズ等に応じて使い分ける必要があります。
当然ですが、どちらも併用すれば、より効果を発揮し、侵入者にとって最も犯行を行いにくい環境の一つとなることでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2022年9月22日 14:09)
スマートセンサーとスマートスピーカーの連携 近未来の防犯対策?

Alexaとの連携を模索する
せっかく「スマート」なセンサーを導入したのだから、スマートスピーカーと連携させたくなった。
私が愛用しているAIアシスタントはAmazonが提供しているAlexaだ。
キッチンと仕事部屋にはサイズの違うEcho Show、寝室にはEcho Spot、玄関にはEcho Flexを配置している。
「Alexa、掃除機を動かして」と言えば、ルンバやその他のロボット掃除機が掃除を始めるし、「Alexa、おやすみ」と言えば、家中の照明を一気に消灯する。
スマートセンサーに対して、どのようなコマンドが使えるのかは分からないし、そもそもスマートホームデバイスとして登録できるのかも不明だったので、試してみることにした。
Alexaで扱えるデバイスを追加するには、スマートフォンのAlexaアプリが手っ取り早い。アプリを開いたら、最下段にある「デバイス」ボタンをタップしてから、右上の「+」ボタンを押す。すると、追加できるもののリストが下方からせり上がってくるので、ここでは「デバイスを追加」をタップする。
次に表示されるのは、「セットアップするデバイスの種類」画面だ。何を追加したいかをここから選んでいく。残念ながら、+styleのスマートセンサーはリストにないため(原稿執筆時)、スクロールして一番下にある「その他」をタップしよう。
すると、「デバイスをAlexaに接続」画面に遷移する。ここで「デバイスを検出」をタップし、スマートセンサーがAlexaに対応していれば、しばらく待つことで検索結果に表示される。ここでも、Alexaアプリを操作しているスマホとスマートセンサーを、ルーターの同じ周波数帯に接続しておこう。
検索の結果、「接触センサー」としてスマートセンサーが検出されたので、「デバイスをセットアップ」していく。
今回は、「玄関」グループに追加したが、グループに追加せずにセットアップを終了しても構わない。
設定が終わると、+styleアプリで設定した名前「ドアセンサー」として、Alexaに認識されるようになる。
そもそも、ドアセンサーはドアが開いたとか閉まったとか、今開いているとか、そういうことを知らせるだけのものであり、何かアクションをするようなものではない。
試しに「Alexa! ドアセンサーの状態を教えて」と言ってみたが、どうにも要領を得ない。「それにはまだ対応していません」という答えが返ってくるのだ。
そこで今度は質問を変えて「ドアセンサーは開いている?」と聞いてみた。すると「ドアセンサーは閉まっています」と正しい反応が返ってきた。
今後は「開いている?」「閉まっている?」ではなく、最初に質問した「ドアセンサーの状態を教えて」というコマンドで反応できるようになることを期待したいところだ。
Alexaと連携することのメリットとは?
では、Alexaとスマートセンサーを連携させることで何かメリットはあるのだろうか。
真っ先に思いつくのが、防犯対策だ。例えば、ありえない時間帯にスマートセンサーが「開いた」という通知が届いたら、Alexaアプリから宅内にあるスマートディスプレイを操作して、室内の映像を確認できる。もしかしたら、怪しい人が映っているかもしれない。
セキュリティ会社と契約するほどの余裕はないが、これなら外出中に異常があった場合でも早急に対策ができるだろう。
自宅に構築したワークスペースは、スマート家電やスマートディスプレイなどを駆使して守ることが可能なのだ。
<2/25(木) 12:00配信 ITmedia PC USERより>
CMやテレビ番組等で紹介されることのある「Alexa」ですが、これと連携した新しい防犯対策が近い将来、本格的に導入されるかもしれません。
防犯カメラやセンサーと連動し、使用者の声に反応、その指示に従うことで今までにない防犯システムが構築できるようになるかもしれません。
現時点では使用者の質問内容を理解できない場合、それにはまだ対応していません、という回答になるようですが、複雑な指示や質問内容を理解し、回答できるようになればより活用の幅が広がりそうです。
外出先や離れた場所から防犯カメラの映像や防犯システムの警戒状態を確認することができるシステムはありますが、今後も使用者にとっての使い勝手が良くなり、より進化していくでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2021年4月22日 16:10)
香川 泥棒が嫌がるガラス スーパーで強度体験

「泥棒が嫌がるガラス」の強度を来店客が体験しました。年末年始を前に住宅の空き巣被害などへの対策を呼びかけるイベントが高松市のスーパーで行われました。
ブルーシートに並べられた複数のガラス。
住宅の窓などに使われる通常のガラスをハンマーでたたくと...
(来店客ハンマーでたたく)
「ガシャーン」
言わずもがな、粉々に割れてしまいますが、特殊加工を施した強化ガラス、その名も「泥棒が嫌がるガラス」だと...
何度叩いても割れません。
これは、住宅への侵入・盗難被害の防止を呼びかけるイベントで、空き巣などが起こりやすいとされる年末年始を前に、最新の防犯設備を来店客に知ってもらおうと、香川県警などが企画しました。
2020年、県内で発生した住宅侵入や空き巣被害の認知件数は353件と、2019年の同じ時期より15パーセント程増えていて、県警が注意を呼びかけています。
(香川県警生活安全企画課 田岡充浩調査官)
「年末になると外出の機会も多くなる。鍵をかけていただくのが一番だが、お住まいをもう一度見直して、鍵・窓ガラスの設備関係も十分かどうか考えて普段から自主防犯意識を高めていただければ」
このほか、店頭では家の施錠や戸締りを呼びかけるチラシなども配布されました。
<12/17(木) 19:02配信 岡山放送より>
泥棒が住宅へ侵入する際の手口として最も多いのがガラス破りと言われています。
扉に比べれば物理的にガラスの方が破りやすく、時間も掛かりません。
より手軽な侵入手口と言えます。
そのガラスを破壊しにくいものに替えることは、泥棒にとっては侵入しにくい、侵入に時間が掛かる、つまり嫌がるガラスになるということです。
泥棒が嫌がるということは侵入されにくい、被害に遭いにくい、ターゲットになりにくいということが防犯対策につながります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2020年12月18日 16:22)


