今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
部屋から出られない泥棒 警察に助け求める
忍び込んだ部屋から出られなくなり、警察に「助けてくれ!」と通報した間抜けな泥棒の話です。
中国の山東省青島市で、先月21日夜、事務所の出入口シャッターを半開きにして帰宅準備していた従業員のすきをみて男が事務所内に侵入しました。
机の陰に隠れて従業員が帰宅するのをじっと待ち、その後、机の引き出しを全部開けて現金約2万円を盗み出しました。
さあ、逃げ出そうとしたその時、初めてシャッターやその他の出入口が外から鍵が掛けられていることに気付きました。
さらに、窓には防犯用の頑丈な鉄格子がはめられており、内側から外に出ることができないと判断しました。
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投稿者: スタッフ (2008年3月 7日 18:21)
<北京五輪>水の安全を守る!オリンピック特別チームを結成―中国
「水道水が飲めないかもしれない」日本では想像できないことですが、実際には蛇口をひねると水が出て、
いつでもその水をそのまま飲むことができる国というのは、世界でもあまりありません。
農作物の残留農薬など「食の安全」に対して今日本中が敏感になっている中国の長江の支流の漢江の水が赤く濁り、24日午後から下流の湖北省潜江市、監利県で水道の取水ができなくなりました。
このため、住民20数万人と農業への影響が出ています。
ニュースには真っ赤に染まった川の映像が掲載されていました。
住民6万人が水道を使えなくなり、学校も休校しています。
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投稿者: スタッフ (2008年3月 5日 09:04)
ソウル南大門放火で全焼。
この三連休の11日、韓国ソウルからの衝撃の映像を多くの方が見たと思います。
韓国の国宝第一号である南大門(崇礼門)で10日夜発生した火災で、南大門は11日朝までに木造の楼閣部分が全焼し、石の土台部分を残してほぼ崩壊しました。
崩れ落ちる姿を見て、多くの方が落胆し、中にはその場に泣き崩れる方もおられて、改めてこの国の中でこの建物が心の象徴であったのだと感じました。
韓国の通信社・聯合ニュースによると、捜査当局は同日、容疑者の男(70)を拘束、男は放火の事実を認めたということです。
南大門は14世紀末に建設され、国宝1号に指定されています。
火災は10日午後8時50分ごろ発生。消防車数十台が出動したが、建造物の構造などから消火作業は難航しました。発生から約5時間後の11日未明には木造部分全体が炎に包まれ、最終的に焼け落ちました。
ライターとはしごが見付かったなどの情報が早くから入っていましたが、やはり放火でした。
放火というと、私は京都大原の寂光院を思い出します。2000年にやはり放火されました。
京都を代表する建物の一つであっただけに、すごく悲しかったのを覚えています。
ソウルの南大門といったら、日本で言えば正倉院、金閣寺、清水寺と同じような建物なのかもしれません。 やはり木造の建物というのはヨーロッパの石の建物に比べて火災に弱いという面があります。
木造建物は「放火対策」が絶対不可欠です。
放火対策としては
●「炎センサー」で、炎の状態で検知することが最も効果があります。「炎センサー」とは炎の中の紫外線を検知するセンサーです。通常の火災感知器は急激な温度上昇を検知しますが、検知した時点で火災は発生してしまっています。つまり早期発見のための装置なのです。木造建物の場合、火の手が早く、それでは大きな被害が発生してしまうこともあります。
それに対して、「炎センサー」は10m先の7cmの炎を検知しますので、火災を未然に防ぐことができます。
●放火対策のもう一つとしては、夜間や休日に不審者を対象物に近づけないということです。
そのために、外周警備をして敷地内に侵入した時点で検知したり、防犯監視カメラと連動させて、画像で確認する方法があります。もちろん防犯監視カメラは「炎センサー」とも連動でき、炎センサーが炎を検知したら画像で確認することができます。
その両方をうまく組み合わせることで、大切な木造建物を放火から守ることができます。
投稿者: スタッフ (2008年2月12日 09:33)
ナポリの未回収ゴミ放火に関して
未回収のゴミ問題をめぐり3日に放火事件が起きたイタリア・ナポリ(Naples)で4日、前日に続き抗議行動が行われた。
ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領もこの問題に対し警鐘を鳴らしている。
ナポリ西部のPianuraで3日、地元住民が路上に積み上げられている未回収のゴミの山に放火する事件が起きた。
4日も慢性的なゴミ問題に不満を抱える人々が、夜間に車4台を放火するなど、数十件の放火が発生している。
右翼政党「国民同盟(National Alliance)」は、抗議文を付けた人形を街中に掲げ、同市のロサ・イェルボリーノ・ルッソ(Rosa Russo Iervolino)市長の辞任を要求。主要ゴミ集積所で抗議行動を続けている人々もいる。
イタリア政府は未回収ゴミを削減するよう呼び掛けているが、Pianuraのゴミ集積場を再開するよう抗議し、3日間にわたり交通妨害を行っている住民についても非難した。
ナポリ市周辺では、ゴミ処理施設で問題が多発しており、計2000トンのゴミが未回収のままとなっている。抗議行動は徐々に激化しており、ゴミの山への放火も相次いでいる。
ゴミをゴミの日の前日などに出しっぱなしにしていると、放火されたり、カラスの被害に遭ったりしてしまうことは良くあります。
たかがゴミ、されどゴミということで、ゴミ箱にゴミがはみ出している地域、ゴミの日以外にゴミを出している地域、カラスなどにほじくりだされたゴミが散らかっていても誰も掃除しようとしない地域では「コミュニティの形成が不十分」であることを暴露していることに他なりません。
そうした地域は、泥棒にとっては、「他人に無関心=人目が気になりにくい」犯行しやすい地域と映ります。
数年前にナポリに行きました。ここまでは酷くないものの、ゴミと落書きが建物を汚しており、ローマ時代の建物も落書きと汚物で汚れており、ちょっとびっくりしました。
治安は数年前よりは改善していると聞きましたが、他の都市よりも治安も悪い。ひったくりやスリが多いと聞いていました。
地域として、ゴミ問題をきちんととらえ実施することは、防犯対策としても意味のあることだと思います。
投稿者: スタッフ (2008年1月 7日 13:46)
お手製警報装置で泥棒を御用!
アメリカ ユタ州のソルトレイクシティーで、自宅の前庭に設置した市議会議員の選挙用キャンペーンのプラカードが、繰り返し盗まれることに業を煮やした男性が、ベルと紐でお手製の警報装置を作り、見事に事件を解決しました。
男性は「すぐに飛び出せるよう、寝着に着替えず、リビングで寝ていたんです」と語っています。
3日未明、庭のプラカードにつながっている紐が引かれてベルが鳴ると、男性はすぐに目を覚まし飛び起きました。
男性は、プラカードを盗もうとして逃げた男の車のナンバーを控え、それを元に警察が犯人を突き止めました。
窃盗容疑未遂で召喚状を受けた男(52)は、取調べに対し、政治的な動機はなく、なんとなく事件に巻き込まれ、どうしてプラカードを盗もうとしたのか分からない、などと供述しているようです。
投稿者: スタッフ (2007年11月28日 10:16)
韓国の侵入窃盗事情
お隣の国韓国でも、女性を狙った強盗や性犯罪が増えているようですが、中でもマンションやアパートの低層階に住む女性たちが危険にさらされているようです。
低層階の部屋の窓には防犯 面格子が取り付けられていることが多いようですが、これが無用の長物と化していることがあるようです。
窃盗犯が防犯 面格子を壊して侵入するからです。
ソウルでは10月4日、人がいない住宅の事務室22ヶ所の窓の防犯 面格子を壊して侵入し、約1億ウォン(約1243万円)相当の金品を盗んだ犯人3人が逮捕されました。
3人はドライバーやニッパー、金切りのこぎりなどを使い、防犯 面格子をたやすく壊していたということです。
投稿者: スタッフ (2007年10月26日 09:47)
海外旅行の預け入れる荷物の窃盗被害多発。
知っていましたか?2001年9月11日の同時多発テロの影響で、アメリカでは特に預入荷物に関しては、
従来よりも厳格な検査が行われており、乗客が立ち会いできない場所で荷物の開披検査が行われることもあり、
その際、預入荷物が施錠されていれば、鍵を壊して開披されることもあるということです。
つまり、空港で搭乗時に預け入れる荷物(トランク)に、施錠をしてはいけないということです。
今までトランクはセキュリティ上で施錠のしっかりしたものを選んでいたと思うのですが、施錠をしないで預け入れることとなったため、
やはり問題が発生してきています。
空港で搭乗時に預け入れる荷物を施錠してはいけないというテロ対策規制の影響で、旅客機荷物の窃盗被害が急増しているのです。
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投稿者: スタッフ (2007年9月11日 15:45)
強盗よけの「食料」が逆に侵入招く
ドイツ西部で、別荘を所有する女性が強盗よけに玄関先に缶入りの食料品を置いていたところ、
その缶詰のおいしさに逆に強盗がそのコテージに侵入する結果を招いた事件が発生しました。
警察によるとこの女性は、別荘に侵入しないよう求める代わりに置いてある食料を自由に食べてかまわないと書いた
強盗に宛てたメモを、缶詰とともに残していたということです。
警察は声明で「(女性の)礼儀正しい訴えはどうやらギャングの食欲を刺激したらしい」と延べ、
強盗らが別荘に侵入後、きゅうりのサラダとソーセージを盗んだことを明らかにしました。
強盗よけの缶詰が、そのおいしさにつられて逆に侵入を招いたという皮肉な事件です。
それにしても、海外では強盗(侵入者)に対して、何らかの物を提供する代わりに、
侵入しないよう求めるという一種の防犯 対策を時々聞きますが、実際のところ効果はどうなのでしょうか?
今回の事件のように失敗した事例ばかりが報道されますので本当のところは分かりませんね。
投稿者: スタッフ (2007年8月18日 09:42)
海外旅行時における 安全 な両替方法
この夏に海外旅行にいかれる方も多いと思います。
海外旅行で悩むのが支払いの時。
当たり前ですが、通貨が円ではなく現地の通貨になるため、現金支払いをする場合には事前にどこかで両替する必要があります。
この両替の場所とタイミングがなかなか難しいんです。防犯 という面からも慎重に検討することが必要です。
両替可能な場所としては、日本の銀行、日本の出国空港、入国空港、現地銀行、ホテル、両替商、土産屋、個人のあやしげな両替屋などがあります。
まず、日本の銀行、日本の空港の中の銀行等で両替を行う方法があります。
これが日本語が通じますので 防犯 面で最も安心です。
安全 面でもこの方法が慣れない方は最もお勧めです。
1国しかいかない場合にはその国の通貨、数カ国を訪問する場合で、あまり日本人のいかない場所の場合には
ユーロ又はドルも少し予備に持っておくと足りない時に安心です。
しかし全ての国の通貨が日本で両替できるわけではありません。
チェコとかウズベキスタン・・といった国の通貨は日本では両替できません。
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投稿者: スタッフ (2007年7月25日 09:22)
チェコ プラハでのぼったくりタクシーの手口
チェコに行って来ました。まったくの個人旅行でしたので、チケットの手配からトランクの運搬まで全部自分でしなければならない点がちょっと大変でした。
その分自由で「集合時間」がないという利点はありますが・・・。
チェコはヨーロッパの中では比較的に治安の良いところだと言われており、実際にもそのように感じました。
例のいたずら書きも少なく、あれが多い地域は治安が悪い・・というイメージを持っていましたのでその面でも安心なイメージをすぐに持ちました。
首都のプラハではもちろん詐欺まがいの両替商がいて「手数料0%」と大きな看板を出しながら法外な手数料を取るといったこともあり、実際にそれらしい人に声をかけられたりしましたが、無視して難を逃れ得ました。
偽警察官が財布の現金を抜きさるという情報もありましたが、幸にも遭遇せずでした。
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投稿者: スタッフ (2007年7月23日 11:09)