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今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る

「碧いうさぎ」が泣いている。<覚せい剤>昨年、未成年者の検挙者255人…中学生も8人

のりピーこと酒井法子容疑者の逮捕は先週日本中のニュースの多くの時間を割きました。
酒井法子容疑者のヒット曲「碧いうさぎ」(95年)が11日、米アップルの有料音楽配信サイト「iTunes ミュージックストア」で配信数1位に達したとのニュースもあり、民放各局が連日、酒井容疑者の報道とともに、繰り返し同曲を流しており、結果的に視聴者の購買欲をあおった結果ではないかと推測されています。

その覚せい剤で、昨年、未成年者の検挙者255人、その内中学生も8人いたことがわかりました。

●舛添要一厚生労働相は11日、閣議後の記者会見で、昨年、覚せい剤事件で検挙された未成年者は中学生8人を含む255人に上ることを明らかにした。
「芸能人逮捕で非常に注目が集まっている。これを機会に(麻薬、覚せい剤の)撲滅キャンペーンを強化し、人間そのものを破壊することを若い人に周知徹底したい」と述べた。

成人を含めた昨年の検挙者は1万1231人。未成年255人のうち高校生は34人だった。
過去5年間で検挙者が最も多かったのは05年の1万3549人。未成年は435人で中学生23人、高校生55人だった。
(8月11日 毎日新聞より引用)

薬物とは、「脳に働きかけ、人の心の状態を一時的に変える物質」です。

今年になって、有名大学の学生が大麻などの大学内の販売や所持で逮捕されたニュースを何度か耳にされていると思いますが、普通の学生、普通の家庭にまでこうした薬物が拡大していっていることが非常に恐ろしいことだと思います。
こんなにある依存性薬物の種類


●シンナー、トルエン、接着剤(あわせて有機溶剤という)
検挙される少年(10代)の数がもっとも多い薬物である。
2004年は全国で2205人、05年は1368人が警察に逮捕されています。(覚せい剤で捕まる少年の3〜5倍)。

シンナーは吸いこむとクラクラして酔ったような感じになる。幻覚やもう想が起こる場合もある。
歯や骨がボロボロになり、内臓、筋肉、脳も溶けてちぢんでいき、知能が低下したり、体が動かなくなったり、目が見えなくなったりする。失われた脳細胞は二度と元にもどらない。

●覚せい剤
日本では、薬物で検挙される人の8割が、覚せい剤の所持や乱用による。
全国の警察が2007年に押収した量は約340キロで、06年の2・6倍だった。深刻なのは、少年の乱用者が増えていること。05年上半期(1〜6月)には、前年の同じ時期にくらべて31・4%増の230人が検挙された。中学生が7人、高校生が38人だった。

覚せい剤を取ると、一時的に疲れやだるさがとれ、そう快な気分になる。しかし、すぐに落ちこんでゆううつになり、何をするのもおっくうになる。乱用すると、幻覚やもう想といった精神病状態が表れる。
覚せい剤を取りつづけると、特有の物質が脳内にあふれ、無理を強いられた神経は弱って死んでしまう。そのため、頭がまともに働かなくなる。一度にたくさん取った場合、神経が刺激されて心臓が大量の血液を送り出し、それに耐えきれなくなった脳や肺、心臓が異常出血や発作を起こす。急死にいたるケースだ。

●大麻(マリフアナ) 
大麻の葉や花を乾燥させたものをマリフアナという。日本では大麻で検挙される人は若者が多く、05年上半期は20代以下が65・4%を占めた。うち少年は10・1%だった。いま問題になっているのは、大麻の種を栽培して使う事件が増えていること。07年11月、神奈川県警に逮捕された大学ラグビー部員も、大麻の種を寮で育てていた。
マリフアナを取ると、その時だけものがきれいに見えたり、音に敏感になったりする。だが、効果が切れると、うつや無気力の状態におちいる。使う量が増えるにつれ、イライラや不眠などの症状が出る。被害もう想やパニック、錯乱を引きおこす。

●違法ドラッグ
麻薬に似た構造の化学物質をふくむ薬物を「違法ドラッグ」という。液体や錠剤をファッショナブルなパッケージで包み、「芳香剤」「アロマテラピー用」などといつわっていることが多いので、若者がつい手を出してしまい、問題になっている。「痩せる」「疲れない」サプリメントというイメージで使うものも多い。
違法ドラッグは、その名の通り法律違反だ。近年まで法の規制外だったが、厚生労働省(国の役所)は2006年、通称「ラッシュ」など30種類以上の薬物を禁止した

●医師の処方薬
医師が処方する「向精神薬」。睡眠薬、鎮静剤、精神安定剤、うつ治療薬などもむやみにのむとくせになり、幻覚やもう想に悩まされたり、物忘れがはげしくなったりする。
「リタリン」もその一つ。うつ病の薬として使われたが、のまずにはいられなくなる患者が続出。2008年1月、うつ治療薬からはずされた。リタリンをめぐっては、1年間で10万錠以上処方した病院が全国で13施設にのぼるなど、医師側のずさんな処方も明るみに出ている。
(毎日JP 月刊ニュースがわかるより一部引用)

シンナーを盗むために、工場などに窃盗に入る少年もいます。
又、「向精神薬」を盗むために病院や調剤薬局に窃盗に入るものもいます。盗んだ「向精神薬」は自分が使用する場合もあれば、換金する、強盗など別の犯罪に利用する場合もあります。
シンナーや「向精神薬」を取り扱っている工場や病院、店舗は、侵入警戒システムや入退出管理システムを導入して厳重に保管管理することが必要です。

海外旅行や留学、又深夜の繁華街などで好奇心から試すケースもあれば、違法ドラッグと呼ばれるものをそうとは知らず使用するケースもあるようです。
特に夏休みは、生活が乱れがち。そうした隙に犯罪者が薬物を売りつけるということもあります。
子供たちの少しの変化も見逃さないことが、犯罪に巻き込まれないためにも大切です。

そして、薬物依存は恐ろしいこいとをきちんと説明することが必要です。
摂取するうちに、やめたくてもやめれなくなる・・激痩せ、精神が病む・・・酒井容疑者のように仕事も、過去の名声も、何もかもなくすことになります。
特に青少年に対し、薬物依存の怖さを今回の事件をきっかけにきちんと説明していくことが必要です。

投稿者: スタッフ (2009年8月12日 09:47)

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