今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「個人情報を消去します」振り込め詐欺の新たな手口
おれおれ詐欺 などから始まった振り込め詐欺の新たな手口をご紹介しましよう。
埼玉県春日部市在住の男性会社員(54)が被害者。
名簿業者を装った相手から、個人情報を消去するという名目で銀行口座への
現金振り込みを指示され、計61回にわたって総額3775万円をだまし取られていたことが分かりました。
被害者の男性は今年6月初め、名簿業者を名乗る男からの電話を受けました。
「最近融資の話が多くありませんか。個人情報のデータを消します」などと言葉巧みに持ちかけられました。
そして「データ処理の消去費用」として、相手の指定した銀行口座に現金3万円を入金。
その後も今月6日までの間に、別の複数の男たちから「データがうまく消去できなかった」「一部の消去は終わったが、ほかの会社のデータが残っている」などと電話が入り、計61回にわたり、指示通りに3万〜192万円の計約3775万円を振り込んだということです。
振り込め詐欺グループは、その口実をどんどん変えています。
一度うまくいくと、どんどん拡大させ、何度も振り込みさせるやり方は同じです。
振り込む前に、冷静になって考える、第三者に相談するということが必要です。
投稿者: スタッフ (2007年8月 9日 12:30)