こんなおかしな泥棒がいる
vol.91 『香典ドロ 制服は喪服』
葬儀会場では「香典泥棒」にも注意が必要。
香典泥棒は、葬儀出席者・親族など関係者になりすまし受付の香典を持ち去る泥棒である。もちろん服装は喪服に 数珠。悲しみに沈んでいる家族は受付は会社関係者や親族などにお願いすることとなる。多くの弔問客の顔を受付は確認できない。家族も知らない顔があっても あたりまえで、一人一人確認することはできない。挨拶に始終することとなる。そんな隙を香典泥棒はつくのである。
葬儀の終盤ぐらいになって少し受付の人数 が少なくなってきた時や、遺族が火葬場などに向かって行くときなどに受付に近づき、「家族が探していた」などと声をかけ、その間に受付を代行するふりをし ながら香典を持ち去るなどの手口である。多い場所では数百万円も集まる香典。葬儀において注意する必要がある。