こんなおかしな泥棒がいる
vol.106 『留守宅に1ヶ月上がりこみ生活。』
千葉県警銚子署で捕まった泥棒のなんともおかしいお話。
千葉県銚子市の女性宅に空き巣に入った男(33)。ところがその女性は東京都内の親戚宅に行っていて留守中。住人が戻ってこないのをいいことに、3月4日に侵入して3月30日住人が帰ってくるまでの約1ヶ月間その家で「生活」をしていたというから、笑ってしまいます。
普通泥棒は、侵入してから犯行を終えるまでの時間は5分以内が29%、5〜10分以内が40%と非常に短時間で犯行を終了して犯行現場から立ち去ります。どんどん「短時間化」しているのがここ数年の傾向ですが、なんとも間が抜けたどじ泥棒です。
3月30日に住人の女性が帰ってきたとき、男は台所で包丁を持っていました。女性を脅そうとしたのではなく「キャベツの千切り」をしていた最中だったからとのこと。女性に危害は加えず逃走。炊きあがったご飯が残っていたということです。
住居侵入と窃盗(ジャージーや背広などの衣類計約1万円相当)を盗んだ疑いで調べられています。