“男の手料理”というと、大ざっぱだけど、おいしそうなイメージがありますね。だけどこれは、どろぼうのお話。
腹を減らしたある1人の男が、よそ様の畑から野菜を盗んだ。昭和初期。
しかしその男、料理をする場所がないからと、小学校の調理室に忍びこんで、悠長に盗んだ野菜で料理をしていた。 ところが、調味料を間違えて薬品を使い、異様な臭いが立ちこめてしまった。 そこへ通りすがりの警官がその臭いをかぎつけ、即御用となった。 料理をしていた男はガッカリ。なぜって、自分の失敗で、腹が減ったまま何も口にできなかったから。
いったい何を料理していたのかと思うと、なす、ピーマン、さやいんげんを何も切らずにお鍋に入れ、グタグタ煮込んでいただけ。しょう油を入れたのはいいが、その次にみりんを入れようと思い、間違ってシンナーを入れてしまった。 そこは、小学校の調理室だと思ってたら、理科室もかねていたんだって。
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