治療に対する逆恨みなどによる傷害事件など、医師や看護婦が巻き込まれる事件が多発しています。
- 刃物で刺傷など暴力が深刻化。(日本経済新聞 朝刊,2008.04.22)
病院内暴力は深刻化している。今月十六日には東京都新宿区のクリニックで、通院患者の男がカッターナイフを振り回し、臨床工学技士の女性ら三人が重軽傷を負う事件が起きたばかり。男は人工透析中に突然、暴れ出したという。
二〇〇七年にも、奈良市の病院で診察中の院長が、侵入してきた男に刃物で刺されて重傷を負う事件が起きた。男は過去の病院の対応に不満を持っていたとみられる。 - 広島・安芸高田の総合病院脅迫:
元患者に実刑−−地裁判決(東京朝刊 2009.03.05)
判決によると、木原被告は人工透析を受けるため市内の病院に通院していた07年6月ごろから、担当職員2人に「木刀で刺す」などと言って辞職を迫るなどし、2人は心身症で休職した。 - 【病院で発生した主な事件】 (日本経済新聞より07.11.11)
2001年 1月 鳥取県米子市の病院で新生児が連れ去られる。
02年 2月 東京都文京区の病院で入院中の患者が射殺される。
03年 2月 堺市の病院で患者が発砲。看護師が死亡、医師も刺され重傷。
5月 大阪市の病院で看護助手が患者に刺され死亡。
04年12月 東京都墨田区の病院で患者が同室の患者と看護助手計3人を殺傷。
05年11月 大阪市の病院で患者が職員3人を刺す。
06年 1月 仙台市の病院で新生児が連れ去られる。
3月 島根県江津市の病院で入院患者が絞殺される。
07年11月 佐賀県武雄市の病院で患者が撃たれ死亡。 - 院内暴力・暴言:病院の5割被害 「対応マニュアルあり」2割
−−全日本病院協会調査(毎日新聞 2008.04.22 東京朝刊)
新医師や看護師ら病院職員が患者とその家族から身体的・精神的暴力を受けたことがある病院が、全国で5割に上ることが「全日本病院協会」の調査で分かった。
全体の6割が院内暴力・暴言に対して「不安を感じる」と回答したが、対応マニュアルのある病院は2割弱で、4割は職員からの報告体制も確立していない。(調査:2007年12月〜2008年1月)(同協会会員の公立・民間病院計2248カ所を対象に実施、49%の1,106病院が回答)
暴力・暴言は52%の病院が経験し、計6,882件に上った。うち9割は患者本人からのものだった。最も多かったのが職員を罵倒(ばとう)するなどの精神的暴力で3,436件。









