警察庁の犯罪情勢資料によると、侵入強盗の認知件数は、平成10年以降急激に増加し、平成15年には2,865件となり平成9年の約2.9倍になりました。
以後、平成18年まで3年連続して減少し、平成19年においても1700件と、前年同期に比べ196件(10.3%%減少)している状況です。

平成19年の侵入強盗の発生場所で多いのは、商店が49.51%、住宅が25.81%となっています。
侵入強盗が発生する時間帯で多いのは0時から6時の間です。約4割が深夜の時間帯に発生しています。
- 住宅への侵入強盗は大きく3つに分類できます。
- 上がり込み
昼間、もしくは夜間、被害者が起きている間に強盗すること - 押入り
夜間、家人の就寝中に侵入し、金品を強奪すること - 居直り
留守宅に金品の盗難目的で侵入し、帰宅した家人と鉢合わせし、強盗に変わったもの
⇒ 当初の計画が突然変わってしまい、侵入者は極度の緊張状態に陥ります。金品だけでなく、家人の身体にも害を加えられる可能性があり、危険です。
- 上がり込み
- 住宅への侵入強盗対策
- 夜間はもちろんのこと、昼間、在宅中でもしっかり鍵をかけ、厳重に戸締りをする
⇒ 簡単に侵入者を家の中に入れないことがまず大事です - 在宅中の来訪者を確認する
⇒ インターホン越しの対応、その後ドアを開ける際もドアスコープで確認しましょう。
宅配業者を装った上がり込み強盗も発生しています。
どこの配達業者なのか(制服等もチェック)、誰から送られてきた荷物なのかを確認してからドアを開けるようにしましょう。 - 帰宅時に鍵が開いているなど異常を感じたら、すぐに警察に110番通報
⇒ 外出時に戸締りをしたにもかかわらず、帰宅時に鍵が開いている、電灯がついている、人の気配がする等の異常を感じたら、不用意に入室するのは危険です。
すぐに家から離れ、110番通報しましょう。 - 万が一強盗と鉢合わせしてしまったら・・・
⇒ 家の外に逃げることを最優先にして下さい。強盗を行うからには、侵入者は何らかの武器を所持している可能性が高いでしょう。
又、外に逃げられなければ、できるだけ安全なスペースや鍵のかかる部屋に逃げ込み、大声で屋外に助けを求めるか携帯電話等で110番通報しましょう。
万が一、侵入者に捕まってしまった場合は、相手を刺激せずにできるだけ金品の要求に応じましょう。
最も大切なのはあなたと家族の命です。
- 夜間はもちろんのこと、昼間、在宅中でもしっかり鍵をかけ、厳重に戸締りをする
- 店舗への強盗対策
- お客さんが入店する際は、必ず顔を見て挨拶する
⇒ お客を装って入店し、しばらく店内の様子をみて、他のお客さんがいなくなったらレジに近づいていきなり刃物をつきつけるパターンもあります。 - 監視カメラを設置し、入退出の記録を管理する
⇒ 監視カメラがついているだけで、侵入者には見られているということで犯罪の抑止効果があります。
ビデオやハードディスクに記録していれば、事件後、警察に証拠資料として提出することもできます。 - 非常用押しボタンやフットスイッチなどを取り付け、自動通報システムと連動させる
⇒ 強盗が来たら、瞬時に非常用押しボタンでベルなどの威嚇機器を鳴らし外に異常を知らせます。又、離れた別の場所に事件発生を知らせる自動通報システムもあります。 - 防犯システム設置店であることを、ステッカーやベルなどの威嚇機器で明示する
⇒ 防犯システムが設置されていることをアピールすることで、侵入者のターゲットから外させます。 - レジ内に必要以上の現金を置かない
⇒ 釣り銭以外は店舗奥の据付型金庫に保管する。強盗に要求されたら、「金庫は店長しか開けられないなど」と答え、レジ内の現金だけを速やかに渡す。 - コンビニ等で深夜勤務がある場合は、複数名での売り場勤務を徹底する
⇒ 深夜、1人で勤務することが多いと、侵入者からみれば強盗しやすい店舗だと思われます。 - 強盗対策のマニュアルを作成し、日頃から社内での教育と訓練を徹底する
⇒ 現金の保管等も含め、日頃から強盗を想定し、万が一の有事に備えましょう。
- お客さんが入店する際は、必ず顔を見て挨拶する









