「降格に立腹」「保険金目当て」「大きな煙が見たかった」・・・放火の目的
現在のような不況で先行きが不透明な状況の中で、急増する犯罪が「放火」です。
むしゃくしゃして・・・といったストレスからの犯行。
借金があり保険金を狙っての犯行。
こんなに「放火」が身近な犯罪として発生していることを知ってください。
●リビング新聞社放火:社員起訴--大津地検 /滋賀
滋賀リビング新聞社(大津市におの浜3)の事務所が焼けた事件で、大津地検は29日、同市大江4、同社社員男(50)を非現住建造物等放火の罪で大津地裁に起訴した。
被告は職場で降格したことなどに立腹し、今月7日午後11時50分ごろ、事務所の床にコピー用紙を敷き詰めた後、着火したろうそくを立てて床や壁など28平方メートルを焼損させた、とされる。
(3月30日 毎日新聞より引用)
●寺を全焼、保険金詐欺図る=容疑で元住職再逮捕-埼玉県警
埼玉県東秩父村の寺が全焼した放火事件で、埼玉県警小川署は28日、寺に掛けていた保険金をだまし取ろうとしたなどとして、詐欺などの疑いで同県小川町小川、元聖岩寺住職の男(53)を再逮捕した。同署によると、容疑を否認しているという。
昨年11月5日、当時住職を務めていた聖岩寺の本堂や自宅、乗用車などを放火し全焼させ、代車分費用約23万円を詐取したほか、約3億円の火災保険をだまし取ろうとした疑い。
容疑者は火災前日、本堂や自宅などを対象に約3億円の火災保険に加入していたという。寺所蔵の文化財は火災前に運び出していた。
(3月28日時事通信より引用)
他にも「京都市右京区で2月、乗用車とバイクが燃えた不審火で、右京署などは30日までに、建造物等以外放火の疑いで、住所不定、飲食店店員男(21)と右京区と左京区に住む私立高1年の男子生徒2人=いずれも(16)、右京区の無職の少年(18)を逮捕した。
2月20日午前3時20分ごろ、右京区竜安寺塔ノ下町の民家ガレージに駐車中の乗用車とバイクに放火した疑い」といった放火があります。
動機は「おもしろ半分でやった。大きな煙を見せたかった」ということです。(3月30日京都新聞より引用)
現在の犯罪を考える時、犯罪者像が以前と大きく変わってきていることを痛感しています。昨日も大麻使用で教頭が逮捕されるというショッキングな事件がありましたが、
警察官、自衛官、教師、弁護士、住職、高校生・・・そういった人が犯罪を起こしているのです。
たしかにそれはほんの一部の特例です。
殆ど多くの人は善良な尊敬すべき人です。
しかし、「どんな職業の人でも犯罪者がいる」というのは長年防犯の仕事をしている私としてはちょっとショッキングであり、奇異に感じる部分です。
その人物の背景を調べても犯罪に結びつく要因が見つけられない。
「なんのため?」「どんなメリットがある?」
失うものが非常に大きいのにも係わらず犯罪を犯すその心理が、従来の泥棒や放火犯とはかなり異なってきているように感じます。
今一般の方に知っていただきたいのは、そんな不条理な犯罪が急増している、ということです。誰が、どこで犯罪に遭遇するとも限らない、ということです。
だからこそ、防犯意識を持って、犯罪者につけいる隙を見せないことが大切です。
そして、多くの人が防犯意識を持って「犯罪が発生しにくい環境」を作る事で、犯罪者を作らない、ということができます。
放火対策
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月31日 10:33)
町内会費詐欺
「詐欺」というと「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」を連想しますが、小額を狙った「町内会費詐欺」が横浜で連続発生していたようです。
●町内会費の徴収をかたって現金をだまし取る被害が、横浜市西区と磯子区で連続発生していることが分かった。県警が詐欺事件として捜査するとともに、同一犯の可能性もあるとみて、住民に注意を促している。
戸部署によると、11月29日午後2時ごろ、西区霞ケ丘のアパートの会社員男性(31)方に、町内会長を名乗る男が会費徴収名目で訪れ、「4800円支払ってください」と告げた。男性が1万円を支払ったところ、男は「釣り銭を取ってくる」と言ったまま戻ってこなかったという。
今月8日夕方にも、同区浅間町のアパートの大学2年の男子学生(20)方に大家を名乗る男が訪れ、同様の手口で5千円をだまし取る事件があった。
また磯子署によると、17日に磯子区西町でも、アパートに住む無職男性(34)が近隣住民を装った男に町内会費を請求された。男性は支払いを断り、被害はなかったという。
戸部署の調べによると、男は50~60歳くらいで、身長約170センチ、白髪交じり。同署生活安全課は「町内会費を請求されても、知らない人であれば身分を確認し、安易に支払わないようにしてほしい」と呼び掛けている。
(2009年12月19日より引用)
少し前のニュースですが、町内会費を装っての詐欺。
非常に悪質だと思います。
こうしたことで、町内会などまで問題になり、参加者が減る、といったことになると大変です。
というのが、こうした「町内会」のような地域コミュニティは防犯を考える上で非常に大切であるからです。
泥棒にとっては、その地域が泥棒しやすい環境であるかどうか?を気に掛けています。
「その建物が侵入しやすい」、ということも大事ですが、「その地域が侵入しやすい」、ということも非常に重要です。
「侵入しやすい建物」というと、
●防犯意識の低い住民が住んでいる。
●防犯対策がされていない。(補助錠、人感ライト、ホームセキュリティなど)
●無施錠など無防備
●死角がある(道路から見えない、塀が高い、夜暗い)
●隣の建物から飛び移ることが可能、足場になるものがある 等
「侵入しやすい環境」とは
●住民間でコミュニケーションが不十分。挨拶をしない関係。
●隣の人の顔を知らない。
●住民間で「防犯」を考えることをしない。
●自分だけがよければよいという考え。
●不審な人がいても気が付かない。気がついても関与したくないと考えている。
●防犯灯などがなく、夜暗い。
●雑草や植木がうっそうとしている。
●落書きが建物にされたまま何週間も放置されている。
●ゴミがゴミホームセキュリティ置き場にゴミの日以外にも置かれている。
●自動車、自転車の路上駐車が多い。等
防犯を考える時、やはり地域全体で防犯対策を考え、防犯意識を高めていくことが重要ですが、その基本は、「地域コミュニティ」です。
町内会などで防犯講演会などを行うことが非常に有効です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月30日 09:45)
防犯カメラは見た!「ホテル強盗」実は従業員の内部犯行。
「ホテル強盗」が実は従業員の狂言であったことが分かりました。
「防犯カメラは見た」ってところです。
●三重県亀山市小野町のビジネスホテル「カンデオホテルズ亀山」で26日未明、侵入した男に現金100万円を奪われた事件で、三重県警亀山署は同日夜、ホテル従業員男(58)を窃盗容疑で逮捕した。
発表によると、容疑者は自ら異常通報装置のボタンを押し、「事務所内にいた男に刃物を突きつけられて脅され、現金を奪われた」と説明。
同署で調べたところ、1階のレジから約100万円がなくなっていた。
ところが、防犯カメラに男の姿が映っていないなど不審な点が多く、容疑者を追及したところ、強盗はうそだったことを認めた。
さらに、ホテル駐車場に止めていた容疑者の乗用車内から約80万円が見つかった。
「数百万円の借金返済のために盗んだ」と供述しているといい、同署で残りの約20万円の行方についても追及している。
(3月26日読売新聞より引用)
28日午前、千葉市若葉区多部田町の住宅リフォーム会社で「現金約1500万円が入った金庫が無くなっている」と110番が入りました。
事務所の鍵は開けられた状態だったという。金庫の重さは50~60キロ。室内が荒らされた形跡はなく、窓ガラスが割られるなどの被害もないため、警察では事情に詳しい者が盗んだ可能性もあるとみて調べています。
時々、こういう高額現金が金庫に入っていてそれを盗まれる、という被害があります。
こういう時に、施錠だけだと、どういう犯罪が発生したのかは侵入の形跡が建物や室内に残されていないと判明しません。
本当に侵入されたのか?合鍵を持っている人間の犯行か?施錠忘れか?内部犯行か?元従業員が鍵の場所を覚えていてそれを使用しての犯行か?・・・といった感じで
色々なケースが考えられます。
今回のホテルのように防犯カメラが設置されていると、録画された映像をもとに犯罪の内容が絞られていきます。
今回のホテルでは強盗といいながら、不審な人物の姿が映っていなかったところからそれが従業員の狂言であることが判明しています。
まさしく家政婦ではなく「防犯カメラは見た」といったところです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月29日 13:23)
スーツ姿で空き巣200件。空き巣に対する防犯対策は?
「泥棒の手口」を考えるとき、手口と切っても切れない関係にあるのが泥棒の服装。
「泥棒ファッション」です。
別におしゃれをするわけではなく、「いかに目立たなく犯行を終えるか」を考えて服装も選んでいます。
もちろん「ほっかむり」や唐草風呂敷、キャツアイのようなレオタード姿ではありません。
多いのが、作業着姿、そして、スーツ姿です。
●スーツ姿で空き巣200件 容疑の無職男を逮捕 警視庁
空き巣をしたとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、栃木県那須塩原市、無職男(50)を逮捕した。犯行時、警察の職務質問を逃れるためにスーツ姿で会社員を装っていた。
同課は昨年6月から東京都や千葉県、栃木県で空き巣約200件(約5000万円相当)を繰り返したとみている。
逮捕容疑は今年2月19日、宇都宮市の男性会社員(56)方に侵入し、指輪3個やネックレスなど11点(約6万円相当)を盗んだとしている。容疑者は容疑を認めている。
(3月23日 産経新聞より引用)
スーツ姿でどういう風に空き巣に入るか?というと
「すみません、○○社です」といった感じでセールスマンを装ってインターホンを鳴らし、返事がないと無人だと空き巣に早変わり。
もし人がいた場合には「○○社の△△ですが、商品PRに回っています」
といった会話でその場を離れるのです。
こうした「空き巣」に対しての防犯対策
● 建物の外から無人であることがわからないように気をつける。
・室内照明をつける。タイマーで夜に自動的につくようにする。
・ラジオをつけっぱなしにして音を鳴らす。
・洗濯物を外に干さない。(洗濯物が夜まで取り入れていないのは無人の証拠)
・郵便受けに郵便物や新聞が溜まった状態にしない。
● 建物の外から「この家は防犯意識が高く、防犯対策も十分なので侵入するのはやめよう」と泥棒に思わせる。
・窓に「防犯ステッカー」を貼る。
・「警備実施中」と明記された防犯灯(セキュリティキーパー)を設置する。
・防犯カメラなどを目立つ場所に設置する。
● 建物の周囲を見直し、死角になっている場所を補強する。
・高い塀をやめ見通しを良くする。
・植木の見通しを良くする。
● 補助錠を付ける。
● ホームセキュリティを設置し、窓・扉を開閉された瞬間にその場で大音量のベルなどが鳴るようにする。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月25日 10:23)
ベテラン刑事が語る 『泥棒目線』の防犯対策
我々セキュリティ業界の人間が、防犯のプロと言えば、セキュリティシステムを構築し、具体きな防犯対策の提案を行う防犯設備士のことを指すことが多いのですが、ベテラン刑事や警察官も被害現場をよく知る防犯のプロです。
そのプロが語る泥棒の目線に立った防犯対策に関してです。
自分が泥棒になったと仮定して現場を見ると、どこが入りやすいか、狙われやすいかなどの具体的な弱点が見えてくるでしょう。
防犯対策をするなら、泥棒が嫌がる対策ことが効果的です。
例えば、番犬が吠えまくる家、防犯カメラで24時間監視している家、防犯センサーで敷地内の侵入者を検知している家など、泥棒ではなくても侵入するのは嫌だなぁ、難しそうだなぁと感じるでしょう。
本格的な防犯対策をするのはちょっと・・・とか、防犯システムを導入するのは大金がかかるんでしょう?と感じている方は、参考になると思います。
<3月18日9時24分配信 産経新聞より>
『一般家庭に侵入し、金品を盗んでいく空き巣犯。県内では、昨年1年間で4000件を超える被害がありました。
「ウチは大丈夫」と思いがちですが、犯人は手慣れた"技術"を持っており、いつ被害にあっても不思議ではありません。
しかし、ちょっとした心がけで被害を予防することはできます。
窃盗を専門に扱うベテラン刑事から、逮捕された空き巣犯が語った「狙いやすい家」の特徴や、有効な防犯対策について聞きました。
埼玉県内で昨年1年間の空き巣の発生件数は計4228件。
最も多かったのが浦和署管内の298件で、続いて草加署292件、上尾署217件、川越署212件、越谷署211件の順でした。被害は住宅密集地を中心に1年を通じて発生しています。
県警幹部は空き巣犯の習性ついて「犯人ごとに目線が違うので一概には言えないが、泥棒が入りたくないと思う家の特徴はある」といっています。
空き巣犯は侵入する前に留守かどうかを確認しますが、その方法には、
インターフォンを鳴らす▽部屋からの音を聞く▽日没後から夜の時間帯なら部屋の明かりを見る-などがあります。
実際、日没後から夜にかけて空き巣を繰り返していた男は、明かりがついていたり室内から音が聞こえてくる家には侵入しなかったということです。
この幹部は「夜に外出する際は、部屋の明かりやラジオを付けておくだけでも有効」と話します。
また、昼間に空き巣を繰り返していた男はカメラ付きインターフォンのある家は避けていたという。
地域の防犯活動が盛んであることも、空き巣犯にとっては大きな心理的負担になるようです。
県東部などの一軒家を中心に60回以上忍び込んだ男は、「『空き巣に注意』などのビラがたくさんはってある地域の家は用心深く、侵入できても金品が無造作に置かれている可能性は低いと考えた」と供述したということです。
また、「どちらへ?」などと住民に声をかけられた地域には二度と行かないという空き巣犯もいるそうです。
心理的な負担に加え、空き巣犯は侵入までに時間がかかる家も避ける傾向にあります。
例えば、侵入口となるガラス窓にクレセント錠以外にもう一つのカギがかかっていたり、二重ガラスになっている家は侵入しにくいという。
「彼らは手短に犯行を済ませて早く現場を立ち去りたい」(幹部)からです。
一方、空き巣犯は侵入しやすい家について「格子のある窓は無施錠のことが多いので狙い目」などと話したという。
格子は工具で簡単に外れるため、無施錠ならそれほど時間をかけずに侵入できるそうです。
幹部は「面倒かもしれないがカギを2つかけるなどちょっとした防犯を心がけてほしい」と話しています。』
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月24日 13:24)
千葉の貴金属店で今年2回目の窃盗。
千葉県のダイエー内の貴金属店で指輪など数十点、また盗まれる被害が発生しています。
警備会社のシステムが設置されているようですが、「短時間化」する窃盗に、警備員の駆けつけは間に合いませんでした。
●20日午前2時40分ごろ、千葉市稲毛区長沼町の「ダイエー千葉長沼店」から、異常を知らせる警報が警備会社にあった。
約5分後に千葉北署員が駆けつけたところ、1階の貴金属店「ジュエリーツツミ長沼店」のガラス製ショーケース一つが割られ、中にあった18金とプラチナ製の指輪など数十点が盗まれていた。窃盗事件として捜査している。
駐車場に面した1階の衣料品店のガラスが割られており、容疑者はここから侵入したとみられる。ダイエーは午後10時まで営業していた。
同店では1月22日深夜にも、ショーケース内の指輪など約100点(約300万円相当)が盗まれる窃盗事件が起きており、同署で関連を調べている。
(3月21日 毎日新聞より引用)
前回の被害の後、何らかの防犯機器の追加をしていなかったのでしょうか?
いとも簡単に、今回も被害に遭っています。
警備員到着時間を読んで「短時間化」でポイントを絞って犯行に及んでいるのだと思われます。
その場での威嚇装置や、霧噴射による威嚇装置など何らかの追加をしていたら今回の2度目の犯罪は防げたかもしれません。
もはや、貴金属店に対しては従来の警備システムだけでは被害を防ぐことはできません。ほとんど1~2分で犯行を終了し逃げていると推測します。
こうした貴金属店向けの犯罪に有効な防犯対策
● 犯行を継続させないよう侵入を検知した時点でその場で霧を噴射させ、視界を遮る。
フォグガードシステム
今回のようなスーパー内の店舗では、広範囲すぎて通常の個別店舗に比べると視界 を遮るとまではいかないと推測しますが、「いつもの警備員が駆けつけるシステムとは 違う」と感じさせることで、犯行時間をより短くさせ、被害を最小に押さえることができる と考えます。
● シャッター付きショーケースに貴金属を保管する。
シャッターで覆われていて破壊できないため、被害を未然に防ぐことができると考えま す。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月23日 09:40)
こんなモノも盗まれる?!ヘラクレスオオカブト、水子地蔵。
今の世の中、盗まれるものは現金、貴金属品だけではありません。
ノートパソコンも盗まれるし、家電製品も盗まれる。
トラックも乗用車も仏像も電線も盗まれる。
そして、こんなモノまで盗まれてしまいました。
●ヘラクレスオオカブトなど盗む=108匹。
昆虫専門店からカブトムシなどを大量に盗んだとして、埼玉県警越谷署は19日、窃盗容疑で同県八潮市中央男(42)を逮捕した。
19日午前0時35分ごろ、同県越谷市花田の昆虫専門店から、1匹3万5000円もするヘラクレスオオカブトの成虫など、カブトムシとクワガタ計108匹(成虫35匹、幼虫73匹、計46万6600円相当)を盗んだ疑い。
(3月19日 時事通信より引用)
●水子地蔵、11体盗まれる
18日午後1時半ごろ、埼玉県小川町小川の龍谷山薬師如来水子地蔵尊をお参りに訪れた男性が、地蔵がなくなっているのに気付いた。県警小川署員が駆けつけたところ、水子地蔵11体がなくなっており、同署は窃盗事件として調べている。
盗まれたのは32体のうち、高さ約68センチ、重さ約15キロの11体。いずれも石製だが、一見金属製に見えるという。
(3月18日 時事通信より引用)
一見金属製に見えるところから金属盗難ではないか?との疑いもあります。
ヘラクレスオオカブトも金属も換金できるので盗まれるのです。
現在、泥棒を考える時、もっとも大きな変化は「盗まれるモノの多様化」にあります。
昔は、泥棒が狙うのは現金に限られていました。もちろん貧しくて食べ物や下駄、衣服などを盗む、というのはありましたが、侵入窃盗に関しては、貴金属でも足がつく、と嫌がる泥棒が多かったのです。
ところが、今は前述したように、ノートパソコンも仏像も、電線も、なんでも盗む。
その背景には、中古で換金できるリサイクルショップや顔を見せずに換金できるインターネットオークションがあります。
つまり新品でなくてもお金に換える方法ができたのです。
だから「うちはお金をおいていないから盗まれるものがない。だから泥棒の被害に遭うはずがない」という考え方は現実とは大きくずれているのですが、一般の方の考え方だけが昔から変わっていないのです。
「泥棒が狙うのはお金持ち」
こういう先入観から防犯意識が低くなっていることは非常に残念です。
実際には「人目につかずに犯罪を終えることができる侵入しやすい家・建物が泥棒は好き」なのです。
具体的には、道路から死角になる窓、扉がある、塀が高くて外から姿が見えない、暗くて姿が見えない・・・といった「侵入しやすい環境」。
そしてマンションや一戸建て住宅の上階では「こんなところから侵入されない」との思い込みによる「無施錠」な窓。
こういうところが、泥棒が好きな環境なのです。
こういう泥棒が好きな環境は、泥棒の目線になって建物を見ることで発見できます。
そして、防犯設備士、総合防犯設備士といった防犯のプロによる「防犯診断」によって
指摘を受けることができるのです。
泥棒・・被害に遭ってから駆けつけてもらっても遅いですよね。
やはり被害に遭う前に、被害に遭わない環境=泥棒の嫌がる環境を作り、「狙わせない」「侵入させない」セキュリティシステムを導入されることをお勧めします。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月19日 14:38)
空き巣後に家人に鉢合わせて刃物 [事後強盗]
「空き巣」は家が無人の時に侵入して金品を盗む手口のことですが、最も怖いのは家人が知らずに帰ってきて鉢合わせになることです。
そんな「居直り強盗」事後強盗の事例をご紹介します。
●現金を盗んだ後に鉢合わせになった被害者に刃物を突きつけ脅したとして、警視庁新宿署は事後強盗の疑いで、住所不定、無職男(77)を逮捕した。
昨年12月7日午前11時50分ごろ、東京都新宿区百人町の民家に侵入して現金約9万5千円などを盗んで玄関から出たところ、この家に住む無職女性(84)と長女(59)と鉢合わせになり、刃物を2人に突きつけて「ふざけんじゃねえ。おれはこんなもん持ってるんだ」などと脅した疑いが持たれている。容疑者はその後、歩いて逃走。2人にけがはなかった。
(2010/01/19 産経新聞より引用)
●空き巣に入った家に約5時間滞在し、帰宅した女性に暴行したとして、岡山県警児島署は2日、事後強盗の疑いで岡山県倉敷市児島稗田町の無職男(23)を逮捕した。
「どうやって逃げようか考えていた」と供述、容疑を認めている。
2月26日午後1時ごろ、倉敷市の女性会社員(55)の自宅に無施錠の窓から侵入して現金1万円を盗み、午後5時50分ごろ、帰宅した女性に台所にあった包丁を突き付け「警察には言うな」などと脅し、首をつかむなど暴行した疑い。
(2010/03/02 産経新聞より引用)
どちらも犯人は逮捕されていますが、包丁など刃物を持って侵入窃盗を行っている時、泥棒は非常に興奮状態、緊張状態で犯行を決行しているのです。
その緊張状態の途中に、無人と信じて侵入した家に家人が戻ってきた、又、どこかにいた・・・「鉢合わせ」
これは泥棒にとっては「自分の顔を見られた」ということであり
「捕まる」ということにつながることで、最悪の場合には「命を奪われる」といった危険にさらされている状態であることを認識する必要があります。
つまり、泥棒には建物の中に入られては駄目なのです。
そして、泥棒には狙われたら駄目なのです。
だから、防犯対策は「予防」を重視した対策が重要なのです。
何かあって事後に人が駆けつけようが何をしようが、建物の中に入られてしまっています。つまり、実損害が発生していることになります。
人が出くわしたら大切な命が危険にさらされてしまう状態になるのです。
セキュリティハウスではそのために「予防」を重視、「抑止」に力を入れた自主機械警備システムをご提案しています。
泥棒に「この建物は警備が万全のために侵入はやめておこう」という気持ちにさせる防犯システム。
泥棒に「この建物は防犯のプロが警備したシステムだからやばい」と感じさせる防犯システム。
そうすることで、犯罪に遭わない防犯環境を作ります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月18日 10:23)
「おれはヤクザだ」名乗る新手の振り込め詐欺の手口。
「振り込め詐欺」
わかっているけれど、これが振り込め詐欺とは分からず被害に遭っている人はなくなりません。
大阪では暴力団を名乗る又新たな手口での振り込め詐欺が発生しています。
●「汚れたスーツのクリーニング代を振り込め」などと暴力団組員役が脅す新手の振り込め詐欺が大阪府内で相次いでいることが4日、分かった。
暴力団が登場するこれまでの振り込め詐欺は、親族を装い「組員とのトラブルに巻き込まれた」と泣きつくなど間接的に登場し、解決金を振り込ませる手口がほとんどだったが、今回は直接登場している。
親族などを装う手口が知れ渡り、詐欺が難しくなったため、暴力団への恐怖心を直接利用し、なりふり構わず"成功率"をあげようとしているようだ。
"極道"振り込め詐欺の相談が府警や府暴力追放推進センターに寄せられるようになったのは昨年11月から。今年1月には府内の企業2社に、「おれはヤクザだ。お前の会社の車がジュースの缶を踏み、液体がスーツにかかった。クリーニング代を振り込め」と電話があり、口座番号を指定し、7万円余りを要求してきたという。ほかに数件同じような相談があるという。
脅された企業は建設業や食品卸業などだが、営業車に企業名と電話番号を明記していた点が共通。「不審車につけられた気がする」という担当者もおり、グループが営業車をつけ回し、恐喝対象を物色した可能性もある。
これまで暴力団が登場する振り込め詐欺では、親族を装って「ヤクザの車に追突してしまった。解決金を振り込んでほしい」などと電話し、多額の現金を振り込ませるのが大半。ところが、今回のケースは、暴力団役が直接登場し、要求額も比較的少額だった。
背景には、振り込め詐欺の手口が一般に知れ渡り、被害が激減していることと、暴力団への変わらぬ恐怖感がある。
実行グループは暴力団役を直接登場させ、被害者の恐怖感を利用し冷静になるすきを与えず、要求額も低く抑えて振り込みやすいようにしているとみられる。
(2010/03/04 産経新聞より引用)
大阪府内の振り込め詐欺認知件数は平成20年は724件(被害額7億7691万円)だったが、21年には331件(同3億4407万円)と減っている。
しかし、これを減っているのでと安心してはいけないと思う。マスコミは「激減」といった表現を使用するが(実際に産経新聞にも激減と表現されていた)、そういう表現から一般の人は「振込み詐欺はもう減っている」と思い込み、警戒心が薄れてしまうのである。
いまだに大阪府だけで7億8000万円もの被害が発生しているのである。
こうした振込み詐欺に遭わないようにするために、警察や銀行など金融機関では警察官や銀行の係りの人が声を掛けたりしている。こうした努力を継続させることも重要であるが、中々全ての人に声をかけるのは難しい。
ATMコーナーに注意を呼びかけるポスターやシールを貼ったり・・といった努力をしているが、極度の緊張状態で振り込もうとしている人には文字は届いていないのではないかと思う。
繰り返し、新たな手口の内容を啓蒙し、あらゆる場面で振り込め詐欺の可能性を示唆し、注意を促すよう即す、といった地味な防犯啓蒙活動を継続していくことが必要である。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月17日 11:26)
ベビーカー専門ドロ。高級車狙う??
ベビーカーばかりを狙った泥棒。高級ブランド狙い20台窃盗し、転売していました。
●屋外に置かれたベビーカーを盗んだとして、警視庁立川署は12日までに、窃盗容疑で、住所不定、無職男(29)を逮捕した。
「玄関先などに放置されていることが多く、盗みやすかった」と供述。
昨年5月以降、東京都立川市と国立市の幼稚園やマンションなどで約20台を盗んだという。
リサイクルショップに転売しており、見つかった14台のうち9台は英国の高級ブランド「マクラーレン」製だった。
オートバイのヘルメットやゴルフバッグなども盗んだという。
(3月12日時事通信より引用)
ベビーカーも高級車だと十万円以上もするようです。
専用のパラソルなどもあり、オーガニックコットンなど拘り素材が使われているようです。
少子化傾向で、一人の子どもにかけるお金は逆に増えており、一部ではセレブのように
全身ブランドで固めた赤ちゃんもいるようです。
そうした高級ベビーカーばかりを狙って泥棒し、リサイクルショップで換金。
子ども用品はリサイクルショップで多く取り扱っており、高級ブランドだと高値で換金できるようで、この泥棒にしたら、現金が玄関先などに放置されているように見えたのだと思います。
こうした泥棒に盗まれないためにも、自宅内や自宅のシャッター付き駐車場内にベビーカーも収納することが必要です。
不審者が玄関まできてしまっていた、ということの方が問題だと思います。
つまり、誰にも気付かれずに玄関先まで近づける、ということは、その気になれば別のものを盗んだり、放火したり、といった別の犯罪の被害者になる可能性があるということです。
ぜひともそうしたことにならないように、人感ライトや防犯システムなどを設置されることをお勧めします。
高級ブランドのベビーカーも素敵ですが、大切なお子さまを本当の安全で守ることの方がもっと大切だと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月16日 10:06)
ペコちゃん盗に求刑3年.理由は「国民的アイドルで影響大のため」
ペコちゃん人形を盗んだ泥棒に求刑3年。
理由はぺコちゃんが国民的アイドルであるから?
●洋菓子店「不二家」のペコちゃん人形を盗んだとして窃盗と同未遂罪に問われた大阪府四條畷市、解体作業員男(38)の論告求刑公判が11日、和歌山地裁(国分進裁判官)であった。
検察側は「持ち出しや売却を担い、常習的な犯行」として懲役3年を求刑した。
被告は2008年12月30日~09年2月12日、和歌山など2府2県の不二家で、ペコちゃん人形計7体(約40万円相当)を盗み、同1月3日、大阪府岸和田市で1体を盗もうとしたとされる。
犯行を思い立った経緯について「週刊誌で高値で売れると知った」と話した。
検察側は「国民的アイドルといえるペコちゃん人形を窃取した犯行の社会的影響は無視できない」と主張。
(3月12日 読売新聞より引用)
こうした人形や看板などを盗んだり、いたずらしたり、川に投げ込んだり・・・といったことがよくニュースで流れます。
多くは自分のコレクションや酒に酔った勢いで(阪神が優勝した嬉しさに?)といった理由ででした。今回の泥棒は最初から換金目当て。
いたずらや酒に酔ったなどといったたぐいでの犯行とは違い、非常に計画的で悪質な犯行です。(とは言え、いたずらや酒に酔った勢いでの犯行も許されるものではありませんが)
約6万円ほどで売れたようで、こうした人形にそんな大金をはたいて購入するという心理も、又盗品かもしれないのに購入するという心理も理解しかねます。
もちろん盗んだ泥棒が最もよくないのですが、盗品の可能性があっても購入するという人がいる限り、こうした犯罪はなくならないのではないかと思います。
同じような犯罪では仏像盗難があります。
仏像を盗んで換金。インターネットオークションなどで売りさばかれるのです。
こうした犯罪に対しては、やはり対象物をきちんと保管管理することが重要です。
めんどうでも店の中に毎日しまってシャッターを下ろす・・といったことが最低限必要でしょう。
どうしても店の中に毎回入れることができない場合などでは、防犯カメラなどで抑止力を発揮すること、盗難防止器で持ち出そうとされた瞬間にベル・サイレンなどで威嚇撃退するシステムを導入することが防犯対策として考えられます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月15日 14:19)
1000本以上の盗品(ゴルフクラブ)買い取ったゴルフ店経営者逮捕
ゴルフ用品店を狙った連続窃盗事件で、盗品のゴルフクラブを買い取っていたとして、愛知県警は11日、同県一宮市浅野、ゴルフ用品店経営・吉田明彦容疑者(57)を盗品等有償譲り受け容疑で逮捕しました。
発表によると、吉田容疑者は昨年10月11日午前11時頃、クラブ約230本を盗品と知りながら、住所不定、無職加藤正樹被告(28)(窃盗罪などで起訴)らから1本当たり約1万円で買い取った疑いです。
クラブはほかの店に1本当たり2万~3万円で転売したり、自分が経営する店「ゴルフ市場」(愛知県小牧市)で販売したりしていたということです。
吉田容疑者は調べに対し、「(加藤被告ら)二つの窃盗グループから1000本以上の盗品クラブを買い取った」と供述しているということです。
<3月11日20時2分配信 読売新聞より>
泥棒がなぜ他人の金品を盗むのか?
現金は盗んだものをそのまま自分の物としてすぐに使うことができます。
物の場合は、もちろんそれが欲しいという個人的欲求に基づく犯行もありますが、ほとんどは盗んだ物を転売し、現金化することが目的です。
現金を得るための手段にすぎません。
現在、盗品であっても誰かに売り、現金を売る手段(ルート)は様々です。
リサイクルショップや専門店との売買、ネットオークションへの出品、海外への持ち出し、バザーなどへの出店。
いずれも何らかのリスクや問題があります。
一番簡単で、手っ取り早く現金を手にできるのが、この事件のように盗品と分かっていながら買い取る業者との売買です。
盗品という確証がなくとも、明らかに売りに来る頻度が高く、大量の商品を持ち込む客に対して怪しいなと感じるのが普通です。
それを感じながらも知らぬふりをして買い取っているような業者もあるでしょう。
泥棒に対して自分の身を守るためにセキュリティシステムや防犯カメラを設置し防犯対策を講じるという方法がありますが、これだけでは犯罪件数を減らすことにはならないでしょう。
防犯対策がされていない別のところを狙おうということになるだけです。
犯罪件数自体を減らそうと思うなら、警察による検挙率を引き上げる、このような悪質な買い取り業者を厳しく取り締まるなど、泥棒の活動を制限する取り組みが必要です。
泥棒がせっかく苦労して物を盗んでも、それが売りにくい、誰も買い取ってくれないという環境になれば、自然とその物が盗まれることはなくなります。
また別の物、もしくは現金などにターゲットを移すことになるでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月12日 10:33)
下着泥棒10年 トラック運転手逮捕 盗んだ下着265点常に持ち歩く
佐賀県警白石署は9日までに、女性の下着を盗んだとして、窃盗の疑いで長崎市のトラック運転手・池田憲一容疑者(36)を逮捕しました。
逮捕容疑は2日午後10時50分頃、佐賀県江北町のコインランドリーで、女性(32)の下着2点を盗んだ疑い。
買い物から戻った女性が、ほかの衣類とともに乾燥機で乾燥中だった下着のみがなくなったことに気づき、不審な動きをしていた池田容疑者が乗るトラックのナンバーを見ながら通報。
東海地方へ荷物を運送途中だった池田容疑者を、捜査員が佐賀県内で発見し、窃盗の疑いで3日に逮捕しました。
しかし、この1件だけでは収まりませんでした。
その後の調べで、3つのバッグに入った女性用下着265点が池田容疑者が運転していたトラックから見つかり、同署に押収されました。池田容疑者は約10年間、女性の下着を盗み、収集してきたという。
池田容疑者は家族に見つからないように、下着が入った3つのバッグを、トラックの運転席の後ろにある「仮眠スペース」に隠し持っていました。
10年間、仕事中も肌身離さず手元に置いていたといい「妻や子どもがいるので、自宅には置いておけなかった」と話しています。
盗んだ中身はブラジャーが約7割を占め、ほかにはパンティー、パンストなど。
押収された下着は色やサイズ、メーカーにこだわりはなく、赤、白、黄色とバラエティーに富んでいたようです。
「下着が増えすぎて持ちきれなくなり、一部は処分した」と供述し、下着を捨てた場所や枚数については「記憶にない」という。
長崎県内の運送会社に勤務する池田容疑者は「仕事で関西方面へ行く途中、ほとんど佐賀県内のコインランドリーで下着を盗んでいた」と供述し、容疑を認めています。
だが、池田容疑者は関西、東海地方への運送が多く、1週間近くトラックを走らせることもしばしば。
同署は「長い距離を移動するので、佐賀県内だけなはずがない。不自然さが残る」と、同様の手口で県外でも盗みを繰り返していたとみて捜査しています。
<3月10日8時1分配信 スポーツ報知より>
10年間下着泥棒をしていた男ですが、下着が増えすぎて一部処分したとは言え、所持していたのが265点というのが少ないように思います。
下着泥棒でニュースになるときは、大抵数千枚の下着を自宅に隠し持っていたなどと報道されることが多いと思いますが、それに比べると10年間の割には少ない数字です。
つまり、盗んでも犯行が発覚しにくい、または1・2枚盗まれただけだからなあ、と思わせるように一ヶ所で盗む下着数をあえて少なくしていたのかもしれません。
しかし、コインランドリーはこのような下着泥棒の対策や両替機等の盗難防止の為に防犯カメラを設置していることが多いはずです。
10年間も防犯カメラがついていないところばかりを狙って犯行を繰り返していたのかもしれませんが・・・。
そうだとしたらよほど用心深く計画的な下着泥棒ということになります。
ただ、ほとんどの泥棒がある程度の計画を立てて犯行を行います。
事前に犯行現場を下見し、どこを狙うかターゲットを選ぶと言われています。
衝動的、突発的に犯行を行うような泥棒は少ないでしょうし、それはプロの泥棒とは言えないでしょう。
プロはもっと賢く巧い犯行を行います。
普通に考えると、防犯対策をしているところとそうでないところ、どちらが狙われやすいかというとしていないところですね。
侵入したとたん、防犯ベルが鳴り出したり、警備員が駆け付ける、防犯カメラに映像を記録される、という危険なところは避ける訳です。
捕まるという最大の危険性があるからです。
泥棒に危険性があると感じさせるような防犯対策が効果的ということです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月12日 08:55)
41歳の母親 中三の娘ら6人と公衆電話機ごと盗む
公衆電話機を盗んだとして、埼玉県警熊谷署は8日、熊谷市内の無職の女(41)と中学3年の長女(15)を窃盗容疑で逮捕、同市内の中学3年の男子生徒(15)を同容疑でさいたま地検熊谷支部に書類送検しました。
発表によると、3人は昨年8月19日から9月24日までの間に、熊谷市肥塚の神社前の電話ボックスから、現金約3000円が入った公衆電話機1台(約25万4500円相当)を盗んだ疑いです。
女の車で現場まで行ったということです。
県警はこれまでに、女宅に出入りしていた男子生徒や女の長男(17)ら15~17歳の少年6人を窃盗容疑で逮捕。
男子生徒が「女らともやった。世話になっていたので断れなかった」と供述し、事件が発覚しました。
女は「生活費が足りなかったのでやった」と容疑を認めているということです。
同市内では昨年5~8月、公衆電話機の窃盗・同未遂事件がほかにも15件発生、現金計約12万円の被害が出ていました。
<3月9日7時44分配信 読売新聞より>
目的は、電話機の中の現金でしょうか。
しかし、電話機ですからそんな大金があるとは思えません。
電話機ごと盗み出すリスクや手間を考えたら、割の合わない犯行に思えます。
中古の電話機が高く売れるとは思えませんし、もし売りに出されていたら盗品と明らかに分かります。
人気のない公衆電話で、多少時間をかけて犯行を行っても誰にも見つかりそうにないというメリットを感じたのかもしれません。
子供やその友人と一緒に犯行を行った母親ですが、万引きも含めて、子供の手本にならない大人が引き起こしたこのような事件は残念でなりません。
子供たちは、きっとそのことを真似してその後も犯罪を犯すようになるでしょう。
親が許しているぐらいですから、やっても問題ないだろうと・・・。
盗まれた側も被害者ですが、加担させられた子供たちもある意味被害者です。
また、被害に遭った公衆電話機1台が約25万円相当ということですが、これは被害額で、盗んだ泥棒が得られる金額ではありません。
元の状態に戻すためにかかる費用を含んでの金額かもしれません。
このように被害に遭った側が被る費用と、加害者側の泥棒が得る利益に差が生じる事件があります。
これらは被害者にとって非常に辛いケースが多く、例えば保険をかけていても、全額保険金が下りないというケースが多々あります。
盗まれる物や壊されて困るような物は何も置いていないから、防犯対策なんてお金をかけてしなくてもよい、と考える人もいるでしょう。
しかし、被害に遭ってはじめてそれらを元の状態に戻すにはお金も手間も時間もかかるということに気がつきます。
被害者にならないための事前の防犯対策が必要なのです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月11日 09:13)
SECURITY SHOW2010
SECURITY SHOW2010が、昨日9日(火)から12日(金)まで東京ビッグサイト西ホールにて開催されています。
弊社セキュリティハウス・センターも『SS1116』のブースにて出展しております。
(会場出入口の左手になります!)
昨日は展示会場は盛況だったようで、多くの方にご来場いただきました。

「防犯システムってどんなものがあるのだろう?」
「最近、セキュリティ機器の問い合わせが多いなあ、販売するのはどんな感じなんだろう」
など、導入を検討されている個人のお客様から、新事業としてセキュリティ機器の販売を考えている会社様まで、興味を持たれた方、皆様をお待ちしております。
説明員も多数おりますので、お気軽にご質問下さい。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月10日 09:17)
ペコちゃん人形17体盗難 2府4県で被害多発
洋菓子店「不二家」(東京都文京区)の店頭からペコちゃん人形が相次いで盗まれた事件で、和歌山東署は5日、住所不定、元暴力団組員稲葉洋被告(43)(窃盗罪で公判中)ら2人を新たな窃盗容疑で送検し、捜査を終えました。
稲葉被告ら6人による18件の犯行は大阪、京都、兵庫など2府4県に及び、盗んだ人形は17体(約100万円相当)にのぼりました。
捜査関係者によると、6人は2008年5月26日から昨年2月12日にかけ、店先から車に積んで持ち去る手口で犯行を繰り返しました。
盗んだ人形はキャラクターグッズを扱うリサイクルショップに売り、生活費や遊び代に充てていたということです。
稲葉被告らは犯行前に必ず下見をし、ネットオークションで"相場"も調べていました。
サンタクロースの衣装や和服を着た「季節限定」のペコちゃんが10万円以上の値が付くことも知り、08~09年の年末年始には7件の犯行に及びました。
稲葉被告らは「マスコット人形は、ペコちゃんが一番人気があった」と話しているということです。
不二家は事件後、人形を店内に置き、台座に鎖で固定するよう各店に呼びかけてきました。
同社広報室は「人目にふれてこそ価値がある『看板娘』なので、これ以上、がんじがらめにはできない。大切に見守ってほしいと祈るばかりです」としています。
<3月6日18時23分配信 読売新聞より>
お客さんに来店してもらってこその店舗ですから、営業時間外とは言え、お客さんが近づいただけでブザーやサイレンが鳴るような店舗は印象がよくありません。
かと言って、屋外を含めてマスコット人形を守るために防犯カメラを設置する、というのもどうなのかなと思います。
経営者の方にとっては頭の痛い話です。
捕まった泥棒が供述している通り、犯行前には必ず現場の下見をしたと言っています。
下見の段階でマスコット人形が無防備な状態で保管されているのを見たら、まずそこを狙うでしょう。
常に泥棒に見られていると考え、日頃から店舗の防犯対策を考えておくことが重要ではないでしょうか。
屋外のマスコット人形や看板など建物内に動かせるものは営業時間終了後動かし、室内に保管するように心がける。
金庫があるからと言って安心せず、建物内に現金を置きっぱなしにしない。
こちらもこまめに金融機関に預け入れる。
建物内はできるだけ盗まれるような物が少ない状態にしておくことです。
自分の店で狙われそうな物は何か?それを守るにはどうすればよいか?などと考えることが防犯意識を持つということです。
これを持ち続けることで、自然とどうすべきかが分かってくるでしょう。
自分の店は泥棒に狙われやすいかそうでないか、自分で考えて分かる場合もあります。
一度考えてみてはいかがでしょうか?
もし分からない場合は、防犯のプロである防犯設備士に無料防犯診断を依頼してみましょう。
どこが弱いか分析し、適切なアドバイスをしてもらえるはずです。
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投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月 9日 13:30)
5日間で3度の盗難被害 茨城キャベツ泥棒
3日午前6時半ごろ、茨城県境町志鳥の畑で、冬キャベツ約200個(約2万円相当)が盗まれていることに畑の所有者の男性(49)が気付き、110番通報しました。
同じ畑でキャベツが盗まれるのは5日間で3度目で、茨城県警境署が連続盗難事件とみて調べています。
同署の調べによると、キャベツは今月中に出荷予定で直径約20センチに成長していましたが、根本部分を刃物のようなもので切り取られていました。
盗まれたのは道路に面した場所で栽培されていたキャベツで、運搬に用いたとみられる不審車両などの目撃情報はないということです。
男性は約2万3千平方メートルの畑でキャベツやレタスなどを栽培。
2月27日と今月1日にそれぞれキャベツ約200個が盗まれ、2日午後8時半まで見張りをしていたということです。
<3月4日10時27分配信 産経新聞より>
見張りをするということはそれだけ人の目による監視を長時間続けるということです。
機械の目による監視、つまり、防犯カメラによる監視であれば何時間だろうと時間は関係ありません。
疲労で見張りがおろそかになることもありませんし、人件費がかかることもありません。
この人件費の高さがネックになることが多いと思います。
そのため、全て自分の手で解決しようとすると、その人一人が大変な労力を背負うことになります。
もちろん、防犯カメラを設置するには初期投資としての費用は必要ですし、電気代等のランニングコスト(維持費)も発生します。
しかし、費用対効果や長期的な目で見てみると、効果はあると思います。
農作物被害に限らず、盗難被害や何らかの迷惑行為に悩んでいる方は、防犯カメラと録画システムの導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
万引き等の被害が深刻で、店舗の経営に大きく影響するようなところもあるようですが、その万引き被害額分で防犯カメラを設置し、被害が治まれば明らかに得ではないでしょうか。
防犯カメラがついているところとそうでないところ、泥棒がどちらを好むか一目瞭然です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月 4日 18:21)
国産スポーツカー盗9人を逮捕 解体しネットオークションに出品
最近の盗品はインターネットオークションで売りさばかれることが多いようで、そこから犯人逮捕につながることも多々あります。
国産スポーツカーを盗み、部品に解体して部品をインターネットオークションで販売していた窃盗グループが逮捕されました。
●国産スポーツカーばかりを盗んで解体し、部品をインターネットオークションで売りさばいていたとして、大阪府内の男らが窃盗容疑などで兵庫県警に逮捕されたことが22日、捜査関係者への取材でわかった。被害は兵庫、大阪など9府県で約230件、約4億3千万円にのぼるという。
捜査関係者によると、逮捕されたのは大阪府河内長野市の無職男(26)=窃盗罪で公判中=ら9人。平成14年9月〜21年7月、駐車場などに止められていた日産「スカイラインGT−R」や三菱「ランサーエボリューション」などを盗んでいた疑いが持たれている。
盗んだ車を兵庫県内の貸倉庫などに搬入して解体。
エンジンやブレーキパッドなどの部品をネットオークションに出品していた。このうち約8割は売却が成立しており、多額の利益を上げていたという。
9人は元同級生などで、14年ごろに人気車種をねらい、実行役と見張り、解体などに役割分担。21年1月、兵庫県内の男性から「盗まれた車のエンジンがネットで売られている」と県警に通報があり、犯行が発覚したという。
(2月23日 産経新聞より引用)
部品にしたら盗品とは分からないと思ったのでしょうか?
被害者もネットオークションをマークしていたようですが、エンジンの写真でマイカーのエンジンだと分かる、というのはさすがマニア。
車にうとい私には信じられない話です。
ぜひとも大切な愛車は、盗まれる前に防犯対策を実施しましよう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月 3日 09:56)
「携帯壊れた」で新手法の当たり屋。
新種の詐欺行為です。
●通行人にわざとぶつかって携帯電話を落とし、修理代をだまし取ろうとしたとして、大阪府警高槻署は1日、詐欺未遂容疑で、神戸市垂水区乙木、アルバイト男(22)=詐欺罪で起訴=ら男3人を逮捕、送検したと発表した。
大阪や兵庫の計6市で約40件(被害総額約60万円)の余罪を自供しているといい、裏付けを進めている。
逮捕容疑は1月13日、高槻市高槻町の商店街で、自転車に乗っていた同市内の女性(37)にわざと接触。「携帯が壊れた」といいがかりをつけて販売店に同行させ、修理代名目で約1万4千円をだまし取ろうとしたとしている。
ひったくり警戒中の高槻署員が3人を不審に思い、職務質問して発覚。
「被害者が後ろめたく感じるように、自転車禁止の商店街などをねらった」などと供述しているという。
(2010/03/01イザ!より引用)
自転車禁止の商店街で自転車にぶつかり、携帯電話が壊れたといって修理代金を騙し取る。
自動車での当たり屋は怪我の治療費ですが、この新しい詐欺手法は携帯電話の修理代金を請求していました。
詐欺を考える人間というのは、人の心理状態を観察してうまくついてきます。
この手法の場合には、「商店街で自転車に乗っていた自分が悪い」と感じさせて、有利に交渉しています。被害者は怪我ではなく携帯電話の修理費用でよかった、と思っていたかもしれません。
今回の手法の詐欺にひっかからない方法は?
ちょっと考えてみましたが、詐欺かどうかを判断するのは非常に難しいです。
「警察で話をしましよう」と言ったらどうなるか?
いろいろ考えて、詐欺に遭わないようにしたいと思います。
一番はそういう禁止されている場所で自転車に乗らないことかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月 2日 14:08)
お墓の納骨室から貴金属を泥棒。
貴金属を盗む泥棒、っていうのはよくありますが、お墓の納骨室から指輪を盗んだ泥棒がいました。
●福岡県警久留米、城島両署は28日、約1100万円相当の指輪などを、久留米市内の墓の納骨室から盗んだとして、窃盗の疑いで、住所不定男(50)=別の窃盗容疑などで逮捕、処分保留=を再逮捕した。
2007年4月20日ごろから今年2月6日までの間に、久留米市内の墓の納骨室から、同市の60歳代の女性が保管していた指輪やイヤリング、ネックレスなど22点を盗んだ疑い。
指輪などは、女性が将来子どもに譲る目的や先祖への供え物として、納骨室の中に保管していたのだという。男は「生活に困った時に質屋で換金しようと思っていた」と容疑を認めているという。
(3月1日西日本新聞より引用)
何故男はお墓の納骨室に指輪があることを知っていたのでしょうか?ちょっと不思議です。
被害に遭った女性も預けるなら銀行の貸し金庫か自宅にホームセキュリティを設置して安全を確保しておく必要があると思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2010年3月 1日 10:45)