「誰でも良かった」
今年1年、刑法犯、窃盗犯の認知件数は前年より減っているにも係わらず、どんどん犯罪が「凶悪化」していると感じている方も多いと思います。
その象徴的な犯罪というのが「誰でも良かった」という無差別殺傷事件でした。
茨城県土浦市で3月、8人が殺傷された事件
6月の東京・秋葉原で17人が殺傷された事件
こうした「無差別殺傷事件」が相次ぎ、何の罪もない人々が次々に襲われた1年でした。
1〜11月の通り魔事件の死傷者数は42人で過去最悪となっています(警察庁まとめ)。
一方、11月には「逆恨み」的な動機から元厚生次官を狙った連続殺傷事件も起きています。
産経新聞は12月29日の記事の中で「 凄惨(せいさん)な事件から浮かび上がるキーワードは“理不尽”」と分析しています夫々の犯罪者の供述やメールの書き込みをピックアップすると、
「母に口答えする妹に腹が立った。妹を殺すつもりだったが、家にいなかったのでやめた。駅に着いて7、8人殺そうと思った。悪いとは思っていない」「誰でも良かった」
「生きていることがつまらなくなった」「定職にも就かず、高校を卒業したころから人を殺して死にたいと思うようになった。複数殺せば死刑になれると思った」
「高校出てから8年、負けっぱなしの人生 悪いのは俺なんだね」「土浦の何人か刺した奴を思い出した」「私、6月でクビだそうです。300人規模のリストラだそうです やっぱり私は要らない人です」
経済低迷や雇用不安といった社会情勢も秋葉原の加藤被告の社会への不満を増大させていった。
「周囲からの孤立感を深め、携帯サイトへの書き込みでも無視された不満が怒りへと変わった」 捜査幹部はこれが、秋葉原事件の動機とみています。
元厚生次官ら連続殺傷事件の場合はもっと理由が理不尽になります。
「34年前に保健所で殺された愛犬のあだ討ち」
犯人が供述した動機は「逆恨み」でした。
孤立感や人生へのあきらめという身勝手で理不尽な理由で命をある日突然絶たれた人が42人。
警察幹部は「経済状況の悪化により同種の事件の増加も懸念される」と話していると記載されていますが、実際にここ数ヶ月「派遣切り」などがニュースに出始めてから、強盗は確実に増えています。
強盗、放火、窃盗・・そして無差別殺傷。
どんどん犯罪そのものがエスカレートし、凶悪化している日本。
そうした犯罪からいかに身を守るか・・ということを来年度はもう一度真剣に考え、皆様にお伝えしていきたいと考えています。
犯罪社会学者の小宮信夫氏は、「犯人目線に立て! 危険予測のノウハウ」(PHP研究所)の中で、
「犯罪の被害に遭わないためには最も必要なことは「人」ではなく、「場所」に注意することです。なぜなら、「危ない人」は見ただけでは分かりませんが、「危ない場所」は見ただけで分かるからです。
「危ない場所」は、だれもが入りやすく、だれからも見えにくい場所です。ほとんどの犯罪は、この入りやすく見えにくい場所」で起きています。としています。
犯罪者の目線に立って、犯罪が発生しやすい環境を知り、犯罪に巻き込まれないようにする。それが小宮氏の考えですが、まさにセキュリティハウスの考え方「泥棒の心理や手口を研修し、泥棒が好きな環境を知り、泥棒の嫌いな環境にすることで窃盗被害対象から外させる」という考えと同じです。
来年度はこの「犯罪が発生しやすい環境」を皆様にご紹介していきたいと思います。
今年1年、この防犯泥棒大百科をお読みいただき誠にありがとうございました。
来る年2009年が少しでも明るい、犯罪の少ない年になりますよう。
良いお年をお迎え下さい。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月29日 11:03)
「カーナビ」盗難急増。過去最悪のペース。
「カーナビ」の盗難被害が急増し、今年は過去最多に迫る勢いであることが警察庁の調べで分かりました。今年1〜6月だけで1万8705件に達し、年間3万8669件を記録し過去最多だった05年に迫るペースとなっています。
警察庁は、カーナビの普及で需要が高まり盗難品が転売されているとみており、「取り外し可能なカーナビは持ち帰るなど防犯対策が必要」と話しています。
今年1〜6月の全窃盗事件(約65万7000件)の被害品目別の内訳で、カーナビは現金などを除く高額商品の中で多数を占めます。
その他の品目では▽貴金属・宝石1万411件▽家電製品1万1619件▽パソコン6887件などが続いています。これらは04年以降減少傾向ですが、カーナビは今年上期の前年同期比でも13%増となっています。
日本損害保険協会が自動車ユーザーを対象に今夏実施したアンケート(回答者2万719人)では、49.8%の人がカーナビを装着していると答えています。
又、盗難対策としてカーナビにカバーをかけていると回答した人は21.2%。そのほか▽盗難防止ネジを活用(8.4%)▽暗証番号を入力するセキュリティ機能を活用(7.5%)▽ポータブルカーナビは取り外して持ち帰る(20.2%)など防犯対策を実践する人の割合が少なく、急激な普及ぶりとは裏腹に盗難対策が希薄なことがうかがえます
(12月27日 毎日新聞より一部抜粋)
カーナビ、家電製品、パソコンともに中古市場があり換金が簡単にできることが上位にきている理由ですが、特にカーナビは屋外の自動車内に置かれており、他の商品以上に無防備。
泥棒にとっては、現金が車の中に放置されていると見てているのだと思います。約6割以上が、契約駐車場、自宅駐車場など自分が普段駐車している駐車場での被害です。
狙われにくい駐車場を選ぶことが最も重要です。
やはり、自動車の盗難同様、狙われにくい駐車場にとめ、持ち運びができる場合には持ち運ぶということが必要です。
これからますます不況となっていくことが予測され、そうした中でせっかく減ってきていた犯罪、特に窃盗や強盗、放火などが急増するのではないかと危惧しています。
年末にかけて、できることから実施しましよう。
『防犯(犯罪抑止効果)の高い駐車場を選ぶこと』
●路上駐車はせず、監視の行き届いた駐車場、夜間照明・監視カメラのある駐車場を選び、照明の良く当たる周囲から見通しの良い場所を選択して駐車する。
●「駐車場内 2ルクス。車路10ルクスが警察庁「安全・安心まちづくり推奨要項」における防犯照明の推奨照度」
●一定時間以上車から離れる時には、常に車を確認する。
●容易にキーを人に預けない。預ける時は預り証を受け取る。
●車内にスペアキーを保管しない。
●家の玄関など目立つところにキー・スペアキーを置かない。保管は厳重に。
●キーは人前でキーをわずかな時間でも放置しない。居酒屋・サウナ・スポーツジムなど背広のポケットや入れっぱなしにしたり、テーブルの上に置いたまま離籍しない。
●ボディカバーをつけ、車種を特定されないようにする。
●自宅の車庫はできる限りシャッター付きの車庫の方が安心。人感ライトを設置し、人が来ると自動的に照明が点灯するようにする。
●車外からカーナビが見えないようにカバーをかける。
●持ち運びが出来るタイプのカーナビは駐車時は自宅に持ち帰る。
●カーナビを取り付ける際には盗難防止対策を施した特殊なネジを使用して、取り去りを困難にする。
●自動車盗難防止装置を設置する。
ハンドル固定ロック式防犯装置やイモビライザー、振動センサー・空気圧センサー、電圧変化センサー、キー穴異常センサーなど。
三洋電機コンシューマエレクトロニクスのポータブルナビゲーションを利用するのも一つの防犯対策になると思います。大阪府警察が推進する「安全安心まちづくり」に協力するため、同社のポータブルナビゲーションに、車上狙いなどの盗難多発地点を表示する「盗難多発地点警告」機能を搭載。大阪地区限定に実施します。「盗難多発地点警告」機能では、ルート案内で設定した目的地周辺に盗難多発地点が存在する場合、メッセージ表示と音声でドライバーに注意を喚起。また、大阪府警察本部が提供するデータをもとに、盗難の危険度を3段階に分け、大を赤、中を黄、小を青の3種類のアイコンで地図画面上に表示。地点ごとの詳細情報も確認できるようにするということです。(情報提供:新日本保険新聞社)
参考/
損保協会、自動車盗難に関するユーザーアンケート結果公表(12月26日 サーチナ)日本損害保険協会は、「自動車盗難に関する自動車ユーザーの意識を調査するアンケート」を実施し、このほど調査結果をまとめた。今回のアンケートでは、昨年に引き続き自動車盗難と車上ねらいに関する調査を行った。
カーナビの装着率は全体で約5割、車種別にみるとミニバン・1BOXが7割以上と高く、軽自動車は3割未満と車種によって装着率に差がある。いずれの設問でも、カーナビ盗難対策について「すでに実践している」と回答した人の割合は少なく、とくに「固定されたカーナビに盗難防止ネジを活用する」や「セキュリティ機能を有したカーナビを活用する」については、10%にも達していなかった。
また、多くのアンケート回答者が「カーナビ盗難対策を知っているが実践していない」または「カーナビ盗難対策を知らなかった」と回答しており、カーナビ盗難の現状についての理解がまだ進んでいないことが分かった。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月27日 11:52)
クリスマスに御難。
クリスマスでサンタ姿で泥棒したお話しを先日ご紹介しましたが、クリスマスにちなんだ被害や犯罪をご紹介します。
●サイブに2人で食事中、ろうそくから引火 男性が軽いやけど(12月25日 産経新聞)
24日午後11時20分ごろ、横浜市保土ケ谷区桜ケ丘のアパート「青葉荘」から出火、木造2階建てアパート1階に住む飲食店の女性従業員(22)方約10平方メートルを焼いた。この火事で、女性の友人で大学院生の男性(23)が火を消そうとして足に軽いやけどを負った。
保土ケ谷署によると、2人は室内で壁際にろうそくを4本つけて食事をしていたという。同署は、何らかの原因で、ろうそくの火が壁に掛けていた布に引火したとみて調べている。
せっかくのいいムードに水が入りましたね??ろうそくだけでなくアロマセラピーなんかもよく火災原因になっています。注意してくださいね。
●サンタ姿でパーティに乱入して乱射、放火 少なくとも8人死傷 LA郊外 (2月26日産経新聞)
クリスマス・イブのパーティーが開かれていたロサンゼルス郊外コビーナの住宅に24日深夜、サンタクロースの衣装を着た男が訪れ、突然銃を乱射。参加者が逃げ惑うなか、住宅に火を付けて逃走した。住宅は全焼し、焼け跡から6人の遺体が見つかった。また、8歳の少女を含む、少なくとも2人が撃たれて負傷した。
逃走した男は25日未明、現場近くの住宅で自殺しているのがみつかった。
容疑者はサンタクロースに扮装(ふんそう)し、プレゼントのようにみえる大きな荷物を抱えていた。子供たち向けの余興だと思った参加者の一人が疑うことなく室内に招き入れたところ、間髪を入れずに乱射を始めたという。
乱射後、サンタの衣装を脱ぎ捨てて逃走。その際、なんらかの発火性の物質とみられるスプレーを現場で噴射し、その上で火をつけたらしい。容疑者は以前、航空産業の技術者として働いていた経験があるという。
これはほんと悲惨な犯罪ですね。
サンタクロースの服装をしていたらちょっと油断してしまうというのもわかりますが、アメリカの場合銃社会ですからサンタクロース姿で驚かそうとしただけでも銃で撃たれる可能性もありますから(現にハロウィーンの姿で日本の留学生が射殺した悲劇がありました)うかつにはできません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月26日 11:39)
「泥棒(置き引き)を捕まえた男」来秋のドラフトで指名へ
置引き(おきびき)とは、置いてある物を引き寄せ盗むという行為から置引き(置き引き、置引)といいます。いわゆる、公共の場所に放置していたり、放置とまではいかなくとも、ちゃんと監視されていない荷物や財物を、所有者の目を盗んで盗み出す犯罪行為のことです。日本の刑法上の用語ではありません。
逃げた置引き犯を捕まえた男が、その快足が元で、プロの野球選手になるかも??というニュースがありました。
グラウンド外でのファインプレーが飛び出したのは12月4日のこと。日産自動車の野村慶太外野手(24)らは、横浜駅付近で61歳の女性からショルダーバッグを盗んだ男を50M5秒7の自慢の足で追い詰め、警察に引き渡しました。16日には神奈川県警戸部署から感謝状を贈られ、文字通りの脚光を浴びていた。
そこへ今度は横浜ベイスターズが来秋のドラフト候補として、日産自動車の野村慶太外野手(24)をリストアップしていることが24日、分かりました。横浜は、泥棒追跡で威力を発揮した50メートル5秒7の快足に注目しているということで、泥棒を捕まえた地元の英雄をナイスキャッチとなれば、話題性も十分で、今度は逆に次の塁を盗んで欲しいものですね。(12月25日 スポーツ報知より一部引用)
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月25日 10:24)
サンタクロースが“泥棒”に転職?
世界大不況で今年のクリスマス商戦は盛り上がりなく終わりそうですが、それでも街中いたるところに「サンタクロース」の扮装をした人がいる日本ですが、サンタクロースの格好をしていれば目立たないのか?その格好で泥棒をした男がデンマークに出現しました。
サンタクロースが“泥棒”に転職? 14歳少年が追い払う(2008年12月05日Web-Tab )
デンマーク・シェラン島のリングステズで1日、プレゼントを持ってくるかわりに盗みを働く“サンタクロース”の姿が目撃された。
赤い服と帽子に身を包み、黒色の大きな袋を持ったサンタクロース風の男は、市内の住宅の玄関からバッグを盗もうとしているところを、この家に住む少年(14)に発見された。警察当局によると、サンタクロースや妖精の存在をもはや信じていない少年は、“偽サンタ”を驚かせて追い払ったという。
警察当局の報告書には、「サンタクロースが職を変え、泥棒を始めたとは到底考えられない。目撃された男がサンタクロースの衣装を着た泥棒だったことはほぼ確実」と記されている。
男の特徴について、警察当局は「サンタクロースのように見えるほか、身長180センチメートル前後でやせ型」としている。
警察の報告書に、「サンタクロースが職を変え、泥棒を始めたとは到底考えられない。目撃された男がサンタクロースの衣装を着た泥棒だったことはほぼ確実」と記されているというのは、ちょっと笑ってしまいますが、サンタクロースの格好で煙突から侵入しようなどという泥棒はまさかいないでしょうね。
「黒サンタ」というのは泥棒のことだそうです。
そういえば、「ホームアローン」という映画はクリスマス休暇中に泥棒に入られないよう8歳のケビンが大活躍するお話しです。泥棒に一人であることを悟られないように部屋に音楽を流し、パーティをしているかのようにクリスマスツリーを点灯させていました。
ここのところ日本でも、家の外壁などをピカピカ電飾させているお家を見かけます。
泥棒対策にも少しはなるような気がしますが、もっときちんと防犯対策をされたい方はホームセキュリティシステムを取り付けることをお勧めします。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月24日 14:10)
携帯電話ショップ御難。携帯電話が狙われている。
泥棒が狙うものにも流行りすたりがあります。
今泥棒界で話題の品が「携帯電話」。
高く換金できることが人気の秘密です。
●19日午前0時50分ごろ、高崎市飯塚町の携帯電話ショップ「ソフトバンク高崎中央店」で、携帯電話約百台(計約七百三十万円相当)が盗まれた。高崎署は窃盗事件として捜査。現場の状況や目撃情報などから、犯人は複数で、転売目的の犯行とみている。
同署によると、店舗は正面入り口のガラス製自動ドアが、バールのような工具で割られていた。店の近くにいた男女が、急発進した車を目撃している。
●20日午前1時50分ごろ、太田市西矢島町の携帯電話販売店「メディアランド・ウイング ドコモショップ太田南店」裏口の従業員出入り口のガラス製ドアが壊され、店内から携帯電話約80台(400万円相当)が盗まれているのを、警備会社からの通報を受けた太田署員が見つけた。今月8日には、藤岡市の「ドコモショップ藤岡店」で、携帯電話72台(計約340万円相当)が盗まれており、県警は関連を調べる。
●21日午前4時半ごろ、茨城県土浦市真鍋の携帯電話販売「てるてるランド真鍋台店」で警報装置が作動、警備会社からの110番で土浦署員が駆け付けると、店舗正面の自動ドアがこじ開けられ、店内が荒らされていた。 NTTドコモの新品の携帯電話など約60台(計約300万円相当)が盗まれており、同署は窃盗事件として捜査している。
[2008年12月21日東京新聞 毎日新聞 共同]
いずれの店も警備会社との契約をしていたようですが、いずれも間に合わず、警備員からの110番で警察が駆けつけて店内が荒らされたのが判明しています。
防犯対策を考える上で、最も大切なことは「予防すること」です。
「犯罪を未然に防ぐこと。」それがかなわない場合も「被害を最小に押さえること」ができないと、防犯としての意味がなくなります。
そういう面では今回の店舗は防犯対策としては不十分であったと言えます。
防犯カメラに関する記述はありませんでしたが、証拠として録画ができていればと思います。
いずれのメーカーの本部も店舗に「警備システムの導入」を勧めています。
犯罪の短時間化が進む中、そうした防犯対策・警備システムの中身の見直しも必要ではないかと考えます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月22日 10:29)
「ハタハタ」を友人から約六百キロ(約二百箱分)もらい、余りを不法投棄。「ハタハタ」迷惑?
洒落のような話です。
会社員男性は漁師の友人より約六百キロ(約二百箱分)をもらい知人らに配っていました。ところが多すぎてどうしても配りきれない分が百六十キロ残りました。同僚男性に処分方法を相談すると、地中に埋めることを提案され合意。
今月十五日午後二時ごろ、同町の山中に重機で穴を掘り、ハタハタ約百六十キロを捨てました。
鯵ケ沢署は十八日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、会社員男性(45)と同僚男性(59)=ともに深浦町=を摘発しました。二人は「知人から大量にもらい処分に困った」と容疑を認めているということです。
県水産振興課によると、本県日本海側の今年のハタハタの水揚げは、昨年の約百四十五トンを上回る豊漁の見通し。水産関係者からは「信じられない」「もったいない」と不満の声も。三十年近い不漁続きから二〇〇二年に復活したハタハタだが、豊漁で一転、捨てられる始末。「魚にとっては、ハタハタ迷惑な話だろう」と、捜査関係者も思わず同情のコメント。(12月19日陸奥日報より引用)
魚を山に穴を掘って捨てて「不法投棄」
不法投棄はゴミばかりを考えていたので、ちょっとぴんときませんでした。
あまりに多くの魚を貰うのも「ハタハタ」迷惑な話??
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月19日 16:20)
ベトナム人窃盗団 運び屋は副機長。
関東、関西地方などのドラッグストアなどでは、2006年頃から万引き事件が多発していました。
これまでに窃盗の実行犯71人と、盗品と知りながら買った14人が逮捕されています。
今回逮捕されたのは運び屋。盗品を運ぶ役目ですが、なんと、ベトナム航空の副機長でした。
ベトナム人窃盗団「運び役」副機長逮捕…空港検査すり抜け(12月17日読売新聞)
山口、兵庫、大阪、埼玉、愛知など14府県警の合同捜査本部は17日、ベトナム人窃盗団が日本で盗んだ化粧品などを国外に持ち出そうとしたとして、ベトナム航空の副機長 容疑者(33)を盗品等運搬の疑いで逮捕した。
容疑者は「盗品とは知らなかった」と容疑を否認しているが、「これまでに2、3回持ち帰り、本国の女性から1回あたり100ドルの報酬をもらった」と供述している。
捜査本部は、本国で人気の化粧品などを転売するため、一般乗客より手荷物検査が手薄な乗務員を運び役にした組織的な犯行とみて、流通ルートを解明する。
山口県警幹部によると、容疑者は7月11日、兵庫県姫路市花田町、T被告(32)(盗品等有償譲り受け罪で公判中)から宅配便で送られた化粧品やジーパン計27点(数万円相当)を盗品と知りながら、宿泊していた大阪府内のホテルから関西空港に持ち運んだ疑い。
容疑者は他の盗品と合わせ、段ボール4箱分(総額数十万円)をスーツケースに入れて機内に持ち込み、ベトナムに運んだとみられる。
山口県警下松署がT被告の自宅から押収した宅配便発送伝票から、容疑者が運び役として浮上した。他の機長を含む複数の乗務員あての伝票もあったという。
まだまだ逮捕者は増えるのではないかと推測されます。
本人は小遣い稼ぎのつもりだったのかもしれませんが、とんだ「盗品の航空便」でした。
ドラッグストアの万引きに関しては、先日も盗品を買い取って販売していた会社社長と、実行犯が逮捕されていました。「かごダッシュ」といって、ネットで募集した少年に万引きをさせていました。
ドラッグストアの商品は小さく、万引きがしやすいということに付け加え、盗品を買取る会社もあるのですから、狙われるは当たり前です。
だからこそ、きちんとした防犯対策をとらないと、「実行しやすい店」とますます被害が増えることになりかねません。
ドラッグストアの万引き対策
● 店内に死角を作らない。死角には防犯カメラ、防犯ミラーを設置する。
● ダミーカメラもホンモノと同じ仕様のものを使用し、ホンモノと混ぜて、設置台数を増やす。
● 店員の目に付く場所に人気商品や万引きされやすい商品を陳列する。
● POPで死角にならないように注意する。
● 複数でやってくる客には注意する。
● 店員がお客様の来店時には顔を見て「いらっしゃいませ」と大きな声で挨拶する。
● 店内のレイアウトはすっきりと、見通しを良くする。
● 万引き防止システムを導入する。ゲートが設置されているだけでも抑止効果がある。
といった方法をできる限り複数実施することが重要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月18日 10:03)
「おれはまだルパン三世見習いだな」17歳泥棒
未成年者の泥棒ニュースが増えています。
目標もない若者が閉塞感を打破するために窃盗を働く・・・あってはならないことですが、その転落までの心の動きが見えるような気がします。
3月14日午前2時ごろ、大島町元町の大島観光協会に侵入し、金庫にあった現金の一部計40万6800円を盗んだ疑いで警視庁少年事件課と大島署は、窃盗と建造物侵入の疑いで、同町のホテル従業員の少年(17)ら3人を逮捕しました。
3人は3月初旬から7月中旬までの間、同協会に6回侵入し、計約120万円を盗んだとみられます。
同協会は、内部犯行の可能性が高いとみて、7月に会長(78)らが引責辞任する騒ぎになっていました。しかし、少年が協会から盗んだ町営温泉入浴券を知人に配ったことから、外部の少年らの犯行と分かりました。
少年は「つかまるようなドジはしないと思っていた。チケット(入浴券)を配ったのが大失敗だった。おれはまだ、ルパン三世見習いだな」などと供述しているということです。
(12月10日産経新聞より抜粋)
6回も侵入され、合計約120万円も盗まれていたのに、この観光協会では防犯カメラや防犯システムの設置をしなかったのでしょうか?
内部犯行の可能性が高いと会長が引責辞任。そこにいたるまでの間には、そこで働く人々は疑心暗鬼になり、互いの信頼関係、人間関係もめちゃくちゃになってしまったと推測します。
そうした大きな心の傷は、犯人がたとえ捕まったとしても決して消えることはありません。
そうしたことにならないためにも、きちんと防犯対策を行い、犯行が発生しにくい環境を作ることを強くお勧めします。
内部犯行と考えられるような侵入手口ですから、ガラス破りなどではなく、非常に気がつきにくい方法で侵入したのだと思われます。
それでも、透明人間ではありませんから、扉か窓を開けて侵入しているはずです。
扉・窓開閉検知センサーを取り付け、人が建物内に入ってきたら、管理者の携帯電話に画像で通報される見える自主機械警備システムをお勧めします。
防犯カメラを赤外線照明内臓の「スーパーディナイトカメラ」にすることで、真っ暗闇でも鮮明な画像を送信することができます。
もちろん、事務所内のハードディスクレコーダーで自動録画することができますから、なにかあったときに確認ができます。
会長が引責辞任する前に、もっとこうした最新技術の防犯システムを入れておくことが重要だったのではないでしょうか?
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月17日 09:13)
「スパイダーマン」
「スパイダーマン」という異名をとった泥棒。
民家の壁をよじ登り、2階から侵入する手口からそう呼ばれていました。
空き巣で110件被害1000万円といいますから、よじ登りまくっていた・・といえますね。
埼玉県警は12日、窃盗などの疑いで、桶川市神明の無職お琴(28)=同罪などで公判中=を追送検した。容疑者は民家の壁をよじ登り、2階から侵入する手口で空き巣を繰り返し、捜査員から「スパイダーマン」と呼ばれていた。
同署は平成19年10月〜20年8月、北本市や鴻巣市などで111件、約1060万円の被害を確認した。
調べでは、容疑者は7月13日午後1時ごろ、鴻巣市の男性会社員(32)宅に、2階の窓を割って侵入。現金約6万6000円と腕時計1個(15万円相当)を盗むなどした疑い。
同署によると、容疑者はとび職の経験があり、雨どいやベランダの手すりなどを使って軽やかに壁を登り、犯行を重ねていたという。盗んだ腕時計を質屋で売り、犯行が発覚した。
調べに対し、「2階は死角になるのでよじ登った。生活費を稼ぐには泥棒が手っ取り早い」などと供述しているという。
(12月12日 産経新聞より一部抜粋)
「2階は死角になる」つまり多くの方は「まさか2階からは侵入されない」と思い込んでいるのですね。
雨どいやベランダの手すり、隣のビルや駐車場など足場・・こうしたものがあると、2階でも3階でも泥棒にとっては関係無し、人目につかないと思えばそこから侵入することも可能なのです。
マンションなどの場合、特に上階にいけばいくほど、「絶対安心」とばかりにベランダが無施錠だったり、クレセント錠だけだったりということも多く、そこを泥棒に狙われているようです。
やはり「どんな窓からも侵入可能」ということを前提に、泥棒が嫌がることを行い、泥棒に狙わせないことが重要です。
「目」「音」「光」「時間」という泥棒がいやがることを組み合わせて、泥棒の嫌いな環境を作り出しましょう。
最も嫌がるのが「防犯ベル」つまり防犯システムの完備している建物なのです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月16日 09:25)
現金輸送車から6900万円入りカバン盗まれる。合鍵利用か?
今年の年末は、世界恐慌とも言えるような経済状態を背景に、強盗、放火など凶悪犯が急増するのではないかと危惧されますが、現金輸送車が車上狙いにあったという被害がありました。
●“車上荒らし”6900万円盗難!現金輸送車が駅前でまさか(12月14日スポーツ報知)
東京・杉並区の JR阿佐ケ谷駅 東京都杉並区阿佐谷で13日、現金輸送車から現金約6900万円が盗まれる事件があった。金融機関の現金補充を行っていた警備員らは、JR阿佐ケ谷駅前の路上に輸送車を駐車。約80メートル離れたゆうちょ銀行の現金自動預け払い機(ATM)で作業を行い帰ってきたところ、車内に置いてあった現金の入った4つのかばんがなくなっていたという。警備員が車から離れた時間は約50分間だった。警視庁杉並署では窃盗事件として捜査を始めた。
「現金輸送車から現金が盗まれた」−。東京都杉並区の阿佐ケ谷駅前交番に、警備員から届け出があったのは13日午前11時10分ごろ。車内にあった4つのかばんに現金計約6900万円が入っており、かばんごとすべてなくなっていた。
杉並署の調べによると、輸送車は「日月警備保障」(東京都千代田区)の所有で、51歳と52歳の男性警備員2人が乗っていた。同署は窃盗事件として捜査を開始した。
警備員2人は13日午前10時8分ごろ、阿佐谷北の路上にあるコインパーキングに輸送車を駐車。約80メートル離れたゆうちょ銀行のATMに行き、現金の回収や補充をして、午前10時54分ごろに車に戻ったところ、現金がなくなっていたという。
現金輸送車は午前8時15分、約9300万円を積んで新宿区内の会社事務所を出発。郵便局のATMなど計4か所で現金を補充した後、現場に到着した。事件当時は約6900万円が車内にあったという。コースは不定期で、現場には土曜日に来ることが多かった。
車はワゴンタイプで、現金は車体後方部の左側のスライドドアで出し入れしていた。警備員は「車の鍵はすべて施錠して離れた」と話しており、車に戻った際にも施錠された状態だったという。鍵や窓ガラスが壊された形跡はなかった。
現金は4つのかばんに分けて保管。かばんはすべて布製で、1つはボストンバッグタイプ(縦40センチ×横80センチ)、残る3つは手提げかばんタイプ(縦20センチ×横30センチ)だったという。
現場はJR中央線阿佐ケ谷駅北口の商店が立ち並ぶ繁華街。付近には大型スーパーがあるなど人通りは多いが、これまでに目撃者は見つかっていない。
杉並署では現金がなくなった経緯を詳しく調べるとともに、周辺の防犯カメラの解析などを行っている。
●窃盗 合鍵でドア開ける?…被害の現金輸送車 東京・杉並(12月14日毎日新聞より抜粋)
調べに対し警備員は「ドアなどは施錠した」と話している。窓などに壊された形跡はなく、合鍵などで開けられた可能性が高いとみられる。
日月警備保障の説明によると、1日の巡回ルートや輸送車の駐車場所はその日ごとに異なっているが、阿佐谷駅前郵便局は必ず土曜の巡回ルートに含まれ1週間に2回巡回していた。土曜は立ち会いの郵便局員がおらず、作業は警備員2人で当たっており「輸送車から離れることは問題がない」(同社)としている。
作業時間50分もの間、車には誰もいませんでした。
6900万円もの大金があったにもかかわらず・・です。
土曜日は立会いの郵便局員がいないということを知って、その日に犯行したのでしょうか?
合鍵ではないかとも言われており、周到な下見と調査、準備があったものと推測します。
一発逆転のための高額窃盗が増えると思われます。
今まで以上の防犯対策が必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月15日 14:00)
建設資材置き場で盗まれるモノと防犯対策
建設資材置き場から盗まれるモノ。
現金が置いてあるわけではないし、何が盗まれるかご存知ですか?
たしかに昔の防犯事情からいうと、「何もない」ということなのですが、現在は違います。
山梨や群馬、埼玉、千葉の4県でそのモノは盗まれていました。
建設重機盗んだ男3人を逮捕 山梨(12月11日産経新聞)
建設会社からショベルカーを盗んだとして、山梨県警笛吹署は窃盗容疑で、埼玉県熊谷市、土木作業員A(57)▽新潟県出身で住所不定、無職B(45)ら3容疑者を逮捕した。
調べでは、10月18日未明、笛吹市八代町の建設会社の資材置き場からショベルカー1台(350万円相当)を盗んだ疑い。ほかにも山梨や群馬、埼玉、千葉の4県で重機10台(計2200万円相当)を盗んだと供述しており、同署が裏付けを進めている。
盗まれるものその一。「建設重機」シャベルカーなどです。
何故・・一つには中古の建設重機も転売できるからです。バラして海外に販売。日本製はどこでも人気です。
そして、これを悪用する窃盗団もいるということ。ATM破壊持ち去りなどに使用されることもあります。
建設資材置き場から盗まれるモノとしては
● 建設重機
● トラック
● 電線、廃材など金属物
● 事務所内に置かれた建設用備品、ノートパソコンなど
建設資材置き場の防犯 対策
● 敷地内への安易な立ち入りがされないようフェンスで囲む。
● 赤外線センサーを設置し、敷地内に入ろうとする不審者を検知し、音声で警告、サイレンで威嚇撃退する。
● 同時に、離れた場所にいる管理者などの携帯電話(FOMA)に画像で送信する。管理者は動画で何が起きているか確認し、対応する。
● 管理者はいつでも見たいときに現場の状況を画像で確認できる。
見える自主機械警備システム。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月12日 09:48)
逃亡2年、記念?に切符
ちょっと変わった泥棒。
逃亡2年、記念に切符=電車で全国巡る−大阪府警(12月11日時事通信)
大阪府泉佐野市で2006年6月、かばんをひったくり女性にけがを負わせたとして、府警泉佐野署は11日、強盗致傷容疑で住所不定、無職男(47)を逮捕した。同容疑者は同月、自転車を盗んだ容疑で指名手配され、全国を電車で移動、逃亡生活を送っていた。
今年4月、逃亡先の石川県で自転車を盗んだとして金沢西署に窃盗容疑で逮捕された際、JRの切符120枚を所持。「記念に2枚買って1枚は改札に通し、1枚は保管していた。沖縄県以外は行った」と話しているという。
日根野谷容疑者は、健康ランドなどで寝泊まりし、北海道から九州までの各地を電車で移動。逃亡中に万引きや車上狙いを100件近く繰り返し、現金など100万円分以上を盗んだと供述しているという。
ひったくりから全国指名手配。その中で北海道から九州まで電車で移動し健康ランドなどで宿泊しながら窃盗を繰り返していた・・犯罪が犯罪を呼ぶというのはこのことですね。
記念の切符は、犯罪の記憶とともに・・というのはなんとも。やはり泥棒の考えることは分かりません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月12日 09:16)
保育園の送迎時、車上狙いにご注意
ほんの5分、ちょっとそこまでだから・・・
そんなお母さん方の隙をついた「車上狙い」が保育園の駐車場で発生していました。
車上荒らしの男逮捕 子どもの送迎時狙う
保育園に子どもを送りに来た保護者の車から財布を盗んだとして、田辺署と白浜署の合同捜査班は19日、田辺市芳養松原、タクシー運転手(44)を窃盗の疑いで逮捕した。
両署管内では10月中旬から同様の被害が相次いでおり、両署は犯行手口や目撃情報から、余罪があるとみて調べている。
調べでは、今月6日午前7時50分ごろ、白浜町堅田の保育園駐車場で、子どもを送りに来た近くに住む女性(33)の軽乗用車内にあったかばんから、現金約3万5000円などが入った財布を盗んだ疑い。女性はエンジンを切っていたが、キーは差し込んだままで無施錠だった。車に戻るまでの約5分間の犯行だったという。
両署は、現場から逃げた車のナンバーや色などの目撃情報から勇元容疑者を割り出した。調べに対し「生活費や遊ぶ金に使った」などと供述しているという。
田辺、白浜両署管内の保育園では10月以降、園児を送迎する保護者の車から財布やかばんが盗まれる車上荒らしが9件あり、被害総額は約20万円に上っていた。(11月2日紀伊民報)
こうした被害に遭わないためには
● ほんの短時間でも必ずキーは抜き、施錠する。
● 自動車に自動車盗難防止装置などを設置する。
● 自動車盗難防止装置設置中のステッカーを車の目立つところに貼る。
● 見通しの良い場所に自動車はとめる。
● 保育園の駐車場の防犯対策を実施する。
・防犯カメラを設置する。
・人感ライトを設置する。
・防犯カメラ設置中のステッカーを目立つところに貼る。
狙われにくい駐車場
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月11日 09:14)
三輪車専門ドロ.
ちょっと変わった「三輪車専門ドロ」のニュースが出ていました。
自動車や自転車ならわかりますが、価格の低い三輪車を何故??て思いますよね。
ところが、この泥棒なりに理由があるのです。
三輪車専門ドロ逮捕…キャラ付き「ネットで高く売れる」(12月10日スポーツ報知)
群馬県警前橋東署は9日、民家から三輪車を盗んだとする窃盗容疑で同県富士見村のとび職(34)を逮捕した。同容疑者は盗んだキャラクター付き三輪車をインターネットオークションで売りさばいていたが、被害者が盗まれたものをサイト上で発見。オークションで落札したことで逮捕につながった。同署は余罪を追及している。
アンパンマン、ミッキーマウス、クマのプーさん、キティちゃん…。ちびっ子たちのスーパースターを乗せた三輪車を盗み続け、売りさばいていた男が御用となった。前橋東署は、容疑者の自宅に積み重ねられていたキャラクター付きの三輪車18台を押収。軒下などに置かれて盗みやすいため、三輪車を専門に盗んでいたとみて、余罪を追及している。
同署の調べによると、10月23日未明に前橋市内の会社員男性(30)宅の軒下にあったアンパンマンのキャラクター付きの三輪車1台(定価約1万4800円)を盗んだ疑い。
同容疑者は盗品をインターネットオークションに出品したが、被害者の男性が代わりの三輪車を買おうとしてインターネット上で探していたところ、盗まれたものと同じタイプを発見。しかも、張っていたシールの位置や形が酷似していたため、盗品と確信した。結局、自ら8000円で落札して警察に被害届を提出。オークションの出品者データから容疑者が割り出された。
「インターネットオークションは金になると思い、キャラクター付き三輪車は人気があるので狙った。生活が苦しかったのでやってしまった。売って生活費に充てていた」などと供述している。前橋東署によると、逮捕の一報を受け、群馬県警のほかの警察署からも「うちにも被害届が届いている」との連絡があったという。
キャラクター付きの三輪車は、ハンドルとハンドルの間にアンパンマンなどのキャラクターが座るかわいらしいデザインが幼児に人気を集めている商品。定価1万5000円前後。折りたたみ式や自転車もある。
何故三輪車を狙ったか??ポイントは2つあります。
● インターネットオークションで高く売れる。特にキャラクター付き三輪車。
● 軒下などに置かれており、自転車や自動車などに比べ防犯対策がされておらず盗みやすい。
つまり、容易性、確実性を考えて三輪車を狙っているのです。
防犯対策としては、
● 三輪車はシャッター付きの車庫に自動車と一緒に入れる。
● 人が来るとライトを自動点灯させる人感ライトなどを設置する。
● シャッターのこじ開けを検知するシャッターセンサーを設置し、異常があると自宅のコントローラに信号が入りベル等がその場で威嚇撃退するホームセキュリティシステムを導入する。
● 三輪車には本人のものとわかるような記号等を記入する。子供の名前は誘拐などを防ぐためにも記入しない。
といったことだと思います。
氏名や住所、電話番号を入れると誘拐の時に名前を呼ばれてしまったり個人情報を犯罪に利用されるうといった可能性があるため避けたほうがいいというのが最近の傾向です。
たかが三輪車?いいえ、子供にとっては宝物。
ぜひしっかり防犯対策をして大人が守ってあげましょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月10日 10:29)
北海道北見の小学校で泥棒。パソコン盗まれる。
児童8人の小学校に泥棒が入りました。
被害を受けたのは、北海道北見市の市立下二頃(しもにころ)小学校(中山一夫校長、児童数8人)。 6日午前10時10分ごろ、教頭が体育館の女子トイレの窓ガラスが割られているのを発見。調べたところ、職員室の公用パソコン2台と校長の私用パソコン1台、ラジカセ、コーヒーの粉末パックが盗まれていました。被害総額は約4万7000円。5日夜から未明にかけての犯行とみられます。
公用パソコンには児童1人の成績データの他、教職員3人の勤勉手当の査定データ、全教職員6人の住所録なども入っていました。中山校長は児童の保護者に謝罪しました
(12月7日毎日新聞)
パソコン3台、ラジカセ1台というのは換金目的で、インターネットオークションか中古市場に売られるものと推測します。
コーヒーの粉末パックは??寒さ厳しいので自分で飲むのでしょうか?
児童8人の小さな小学校で、まさか泥棒の被害に遭うなんて・・と思っていたかもしれませんが、「学校は警備が甘い」ということで大学、高校、中学、小学校と泥棒に狙われているのです。
学校ばかりを専門にしている泥棒もいるのです。
職員室のロッカーから小銭、個人のパソコン。机の引出しからお金。金庫から給食費。
そして野球部の部室からグローブ。吹奏楽部の倉庫から楽器。
化学教室から薬品。パソコン教室からパソコン・・・と盗まれるものは沢山あります。
めずらしい例としては、給食室からナベなど。金属の高騰が原因でしょうか・・?
いずれにしても、盗まれると個人情報や成績などデータが入っていたり、生徒の心に傷を与えたりしてしまうため、未然に防ぐことが重要です。
学校の防犯対策
●職員室、パソコン室、化学室、倉庫などには錠前を強化し、補助錠を付ける。又電気錠に変更しし、カード又はテンキーなどで出入りする。
●防犯カメラを門扉に設置し、出入を記録する。
●門扉に電気錠を設置する。門扉オートロックシステム
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 9日 10:05)
フィッシング詐欺で偽装サイトに誘導してIDやパスワードをだまし取る
「フィッシング詐欺」ってご存知ですか?
フィッシング(英:phishing)とは、インターネットのWWWやEメール等を使った詐欺の一種です。
いわば、インターネット界の「おれおれ詐欺」ってところです。
このフィッシング詐欺で700万円不正送金させたというニュースをご紹介します。
◇「フィッシング」で口座情報
偽装サイトに誘導してIDやパスワードをだまし取る「フィッシング」の手口で銀行口座情報を入手し、現金を不正に送金したとして、茨城、福岡県警などは7日、福岡県柳川市大和町皿垣開、指定暴力団九州誠道会系組長(30)=窃盗罪で起訴=ら3人を不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕したと発表した。
調べでは、07年8〜10月、イーバンク銀行を装い、ヤフーオークション会員の同行顧客を狙って「セキュリティの確認が必要」などのメールを送信。偽のサイトに接続させて口座情報を取得し、11人の口座から計76万円を自分たちの管理する口座に不正送金した疑い。メールは、オークション出品者らがネット上に公開しているアドレスに送りつけたとみている。
県警生活環境課によると、福岡市中央区のIT関連会社の元社長(25)=窃盗罪で起訴=らと共謀。この男の作ったプログラムを使い、9人のグループで同年8〜11月に約80人の口座から計約700万円を不正送金したとみられる。
接続にはプリペイド式データ通信カードなどを使用、サイトはレンタルサーバーの無料期間を悪用して開設していたという。
(12月8日毎日新聞 より引用)
このフィッシング詐欺、インターネットを使用しているため、一般の人にはオレオレ詐欺以上にわかりにくく注意が必要です。多くの場合、送信者を詐称し、信用できるメールアドレスを装います。
フィッシング詐欺対策
●「クレジットカード番号」や「パスワード」を入力するよう求めてくるので、情報を安易に入力しない。
●メールを信用しない。見知らぬメールは無視する。
●リンクにクリックしない。
ということになります。
毎日見知らぬ人から何十通ものメールが届きます。
ウィルスだけでなく、こうした詐欺目的のメールがあることを十分に認識していただきたいと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 9日 09:40)
仏像盗難:被害計155点、1200万円 古物商2人追送致 /静岡
「仏像泥棒」という罰の当たる犯罪が今年静岡で発生し、ニュースを賑わしていました。
逮捕された犯人の二人は、06年頃から23件の窃盗を繰り返していました。
◇「金欲しかった」
県内で相次いで発覚した仏像盗難事件で、島田署などの合同捜査班は5日、06年ごろから23件の窃盗事件を繰り返したとして、藤枝市本町1の古物商M(55)=窃盗罪などで起訴=と、島田市向谷1の古物商N(62)=同=を建造物侵入と窃盗の疑いで静岡地検に追送致した。
被害は計25件(起訴の2件含む)で仏像など計155点、総額約1200万円に上る。これで合同捜査班の捜査は終結した。
調べでは、2人は06年ごろから今年9月まで、掛川市から静岡市までの地域で、無人の寺などに侵入し仏像などを盗んだ疑い。2人とも「金が欲しかった」と容疑を認めているという。
盗んだ仏像などは県内で実施された競売で売却し、約500万円の利益は2人で折半して生活費などに充てたとみられる。2人とも消費者金融に数百万の借金を抱え、生活に困っていたという。
被害の最高額は島田市尾川の法蔵寺から盗んだとされる千手観音像で時価約300万円相当。合同捜査班が購入者から任意提出を受けて調べていた仏像20体のうち8体は持ち主が分かり、慈光院(藤枝市)、長翁寺(旧大井川町)、法明寺(菊川市)、大日堂(掛川市)にそれぞれ返還された。
立件された25件で、今年被害届が出された18件30体のうち、4件4体は別の金色の仏像にすり替えられていた。2人は「発覚を遅らせるためだった」と供述しているという。
また2人は空き巣を3件繰り返した疑いもあり、被害品155点の中には着物や喪服約80点が含まれている。
(12月6日 毎日新聞)
「消費者金融に多額の借金があり金に困ってやった」
二人とも古美術商ですから、盗んだ仏像の換金はルートがあったのでしょう。
25件、多くが無人の寺であったといいますから、無警戒であったのだと思います。
やはり、無警戒、防犯システムや防犯カメラが何も設置されていない場所というのは狙われます。
まして、重要文化財でない方が仏像は足がつきにくいということがあります。
盗まれて今回は多くが戻ってきましたが、戻らなかった仏像もあります。
又、途中で破損しないとも限りません。
やはり、防犯対策をきちんと行うことをお勧めします。
仏像を守るための3箇条
1)不審者が仏像に近づいたらその場で音と光で威嚇撃退すると同時に、携帯電話に通報が入るシステムを導入する。
2)放火に対しても、10メートル先の7センチの炎を検知し、音と光で報知すると同時に、携帯電話に通報が入るシステムを導入する。
3)防犯カメラで自動録画する。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 8日 09:44)
ご自宅の防犯対策。ランキングについて
今年も残すところ1ヶ月をきました。
クリスマス、大掃除、大晦日、年末に慌ただしい日々が続くと思います。
年末年始の防犯対策は万全でしょうか?
検索サイトのgooで防犯対策に関する
興味深いランキングかありましたのでご紹介いたします。
タイトルは自宅でやっている防犯対策ランキング」
1位は、「玄関ドアを2重ロックにする。」
2位は、「窓・サッシ用の補助錠」
3位は、「センサ−ライト」 等々が続きます。
ランキングに対する評価も掲載されており、
おもしろいと評価している人は全体の約33%、
そうそうと評価している人は約22%
なるほど・びっくりと評価している人も約22%で
全体的に興味深い評価となっています。
ランキングで気になるところは、
下見をする泥棒に、防犯対策ができているということが
ひと目でわからない点です。
泥棒は、捕まらないことを考え、
必ずといってよいほど犯行前に事前に下見を行います。
下見の段階で、防犯システムが設置してあることを
見せつけることができれば犯行を抑止することができます。
ランキング結果の、「玄関ドアを2重ロックにする。」
「窓・サッシ用の補助錠を付ける」などは、
泥棒が下見の段階で、防犯対策ができているということは
一見わかりません。泥棒としては、「安全」と判断してしまうかもしれません。
被害を未然に防ぐためには、泥棒に下見の際、「防犯システム」
「防犯カメラ」が設置していることを見せることが重要です。
泥棒にとっては『監視されている』と心理的な抵抗があります。
セキュリティハウスとしては、その心理的な抵抗を高めるため、
「警戒中」ということが一目でわかる「セキュリティキーパー」等を組み合わせています。
年末年始の防犯対策は、「予防」を重視した自主機械警備システムNEXT。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 5日 12:57)
ネットの闇経済。窃盗用のツールもソフトも情報も販売。
ちょっと気になる情報です。インターネットを窃盗団もこんなに活用している・・という実態です。
日本でも「闇ネットでの求人」で、犯罪グループが仲間を募集したり、銀行口座や携帯電話の契約を依頼したりしています。
ネットの“闇経済”の現状とは 自給自足的な世界をシマンテックが調査
(12月4日ITmediaニュース)
アンダーグラウンドエコノミーで広告宣伝されている商品の内訳
ネット上で横行する違法コピーソフト、盗まれたクレジットカード番号や銀行口座の売買――シマンテックは12月3日、“アンダーグラウンドエコノミー”のサイバー犯罪について調査したレポートを公開した。
【拡大画像や他の画像を含む記事】
今年6月まで1年間、闇経済と関連するIRCサーバを観察。同サーバ上で見られた広告などから、取引されている商品の内容や価格などを分析した。闇経済ではIRCサーバ上のチャネルやWebフォーラムを使って情報が取引されているという。
ネット闇経済で宣伝された商品の総額は2億7600万ドル。最も広告が多い商品はクレジットカード情報で31%を占めた。カード1枚につき0.1ドルから25ドルで売られていたが、大量購入者には“値引き”“増量”をサービスするケースもあったという。
観察された盗難クレジットカードの利用限度額は平均約4000ドル。調査期間中に広告宣伝された全クレジットカード情報の潜在的な価値は530億ドルに上る計算だ。入手手段や利用方法が多様で、詐欺に利用できるため、人気が高いと指摘する。
次に広告が多いのは銀行口座で、全体の20%。盗まれた口座情報の値段は10〜1000ドル。口座には平均4万ドルの残高があり、調査期間中に広告宣伝された銀行口座の価値を計算すると、170億ドルになる。大金が入手できる可能性と、換金が早いことが人気の理由という。
攻撃キットやフィッシングキット、悪意のあるコード、exploitコードなども販売されている。平均価格が高いのはexploitコードと攻撃ツール。価格は需給バランスとツールの能力によって決まるという。
攻撃ツールのうち、最も平均価格が高いのはボットネットで、225ドルだった。exploitは100ドルから2999ドルまでと幅広い。フィッシングサイトのホスティングサービスは平均10ドルだった。
「闇経済は自給自足的なシステム」――詐欺や窃盗用のツールが売られ、購入者がそれを使ってクレジットカードや銀行口座情報を不正に取得し、その情報も別の誰かに売られていくというサイクルがあるようだ。
ソフトなどの違法コピー品も流通している。同社が調査期間中にトラッキングしたファイルの推定総額は8240万ドルで、PC用ゲームソフトが最多だった。
ネット闇経済は世界に広く分布している。関連するIRCサーバが最も多かったのが米国で45%を占めたが、2位はルーマニアで13%だった。犯罪者集団は、個人同士のゆるやかな集まりから組織化された高度なものまで様々という。
同社は、企業に対し、なりすましに使われる機密データの漏えいを防ぐため、USBメモリなどにコピーされないようにしたり、データベースを暗号化するといった対策を勧めている。個人ユーザーは、メールフィルタリングソフトやウィルス対策ソフト、フィッシング対策ツールバーによる防御や、パスワードの頻繁な変更といった対策をとるよう注意を促している。
以前、ピッキングによる侵入被害が多発した時にはピッキングの道具がインターネットで販売され、その方法もネットで紹介されていました。
犯罪を未然に防ぐためには、こうした「闇ネット」に対する取り締まりの強化も併行して行う必要があると考えます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 4日 09:41)
昏睡窃盗が銀座で頻発 3年で68件
銀座で昏睡窃盗。海外ではこの犯罪多いのですが、日本の銀座で3年間で68件も発生しているということで、これから忘年会、新年会などがありますが、注意が必要です。
妙に親しげに近づいてくる美女がいたら、要注意?
昏睡窃盗が銀座で頻発、中国人の女逮捕…大がかりな組織?(12月3日読売新聞)
東京・銀座で、酔った男性が睡眠薬入りのビールなどを飲まされ、眠り込んだすきに現金を盗まれる事件が、2006年以降の3年間で少なくとも68件起きていることが警視庁の調べでわかった。
同庁は犯行にかかわった中国人の女2人を窃盗容疑で逮捕するとともに、酔客を連れ込む場所を提供していたとみられる飲食店6店を捜索した。同庁は背後に大がかりな窃盗団が存在するとみている。
今年7月16日、銀座のホテルで、和歌山県の団体職員男性(45)が風呂に入っている間、財布から現金約10万円を盗むなどした疑い。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 3日 17:12)
手製?拳銃を使い札幌のスーパーで強盗。従業員重要
札幌市内のスーパー「ホクレンショップ屯田店」で1日夜に起きた強盗致傷事件で、札幌北署は2日、同市廃品回収業男(55)、無職男(66)の両容疑者を強盗致傷容疑で逮捕しました。
両容疑者は共謀して1日午後11時55分頃、同市北区屯田4の6「ホクレンショップ屯田店」に押し入り、用意した拳銃を発砲。
男性従業員(53)の左足に重傷を負わせ、レジから売上金など、現金約30万円を奪った疑いです。
弾丸は従業員の左足首を貫通していました。
犯行に使われた拳銃1丁も押収しましたが、容疑者の手製とみられるということです。
(12月2日読売新聞より引用)
歳末の声を聞くと増えるのが「強盗」
銀行、信用金庫、パチンコ景品交換所、コンビニ・・と強盗の多い業種では注意が必要です。
平成20年上半期の侵入強盗の発生場所では、商店が55.8%の453件、一戸建て住宅が12.8%の104件、金融機関等が8.3%の67件、生活環境営業が8.1%の66件となっています。
強盗対策としては、ワイヤレスタイプの非常押しボタンシステムをお勧めします。
従来の固定式の非常押しボタンではそのボタンの場所までいかないと押せませんでした。
強盗などの前でそうしたことはできにくいのが問題でした。
ワイヤレスタイプのものの場合、カード型、ペンダント型、時計型などがあり、店舗のどこにいても助けを呼ぶことができます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 3日 11:17)
NHKエグゼクティブプロデューサーが万引き。万引き犯の理由は?
万引きも窃盗であるにも係わらず減らないどころか、最近は学校の先生など地位のある人が万引きをしたといったニュースが多く、言い切れない怒りを感じます。
今回もプロジェクトXのプロデューサーが万引きで逮捕されたとのニュースがありました。
●<万引き>容疑のNHK職員、書類送検へ 警視庁(12月1日毎日新聞)
NHKの制作局番組開発エグゼクティブプロデューサー(52)=東京都渋谷区=が衣料品店でマフラーなどを万引きし、警視庁渋谷署に窃盗容疑で事情聴取されていたことが分かった。容疑を認めており、渋谷署は近く書類送検する方針。
11月30日午後6時半ごろ、渋谷区の衣料品店でマフラー、Tシャツ2点、ストールの計4点(合計約7300円)を盗んだ疑い。持参したビニール袋に品物を入れているところを警備員が発見。会計をせずに店外に出たため、声を掛けたところ万引きを認めたという。
なぜ、分別のある、収入も標準以上の人が万引きを行うのでしょうか?
スリル?ストレス?
非常に理解に苦しみます。
高校生が先日ロサンゼルス国際空港の免税店で集団で万引きした事件でも、「1人が万引きに成功したのを見てやった」と語っていることがわかりました。
教頭は「組織的な万引きではなく、一部の生徒がやったのが連鎖したのではないか」と述べ、万引き行為が衝動的に広がったとの見方を示しています。
見張り役を立てるなど組織的・計画的な役割分担はなかったというのが、せめてもの救いです。
これなんかはスリルを求め、そして遊びの延長でやったのだと思います。
しずれにしても「万引きは窃盗」
そのやった結果は本人に重く重くのしかかっていくと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 2日 10:00)
偽造カードで預金引き出し 被害4億円
スキミングに変わる新手口か
企業の会員情報を基に偽造されたとみられる全国の地方銀行、信用金庫、農協のキャッシュカードで、預金が不正に引き出される被害が相次いでいることが11日、警視庁捜査3課の調べで分かった。
平成18年12月以降、少なくとも9つの金融機関で被害が確認され、被害総額は約4億1000万円。
カード情報を読み取って複製する「スキミング」とは異なる新たな偽造方法とみられ、同課は背後に大規模な偽造グループが関与した窃盗事件とみて、近く関係する警察本部と合同捜査本部を設置する。
同課によると、被害に遭ったのは北洋(札幌市)▽千葉興業(千葉市)▽京葉(同)▽八千代(東京都新宿区)▽紀陽(和歌山市)▽中国(岡山市)▽大分(大分市)−の各行と城北信用金庫(東京都荒川区)、農協。
最も被害が大きい北洋銀では、昨年10月17〜23日に186人分の口座から計約1億4100万円が引き出された。 被害者の顧客の大半が東京都内の健康食品会社と会員契約を結んでいたことも判明。>同社から流出した口座番号を基に偽造カードが作られた疑いが強い。
金融機関のキャッシュカードは磁気部分に組み込まれた銀行、店、口座の各番号が一致すれば偽造カードでも利用できてしまう。金融機関ごとに磁気情報を暗号化し偽造を防いでいるが、都市銀に比べてカード解析が容易な地銀などが狙われた可能性が高い。
引き出しに必要な暗証番号は残高照会サービスを利用し探り当てたとみられる。
また、宝くじの当せん金の振り込みを装い、口座番号や暗証番号を聞き出す手口も確認されている。
引き出しには顧客の居住地とは異なる東京、大阪、名古屋など大都市圏のATM(現金自動預払機)が使われていた。特定のコンビニエンスストアのATMの利用が目立ち、銀行関係者は「24時間営業で、機械周辺が無人なので狙われたのだろう」とみる。
コンビニの防犯ビデオを分析したところ、帽子やマスクをした同一人物とみられる男が引き出す姿が複数のビデオに映っており、警視庁で特定を急いでいる。 (11月11日産経新聞)
漏洩した顧客情報より銀行口座番号を調べ、偽造カードを作成する。
財布を盗まれたといったことならすぐに対応することもできますが、勝手に知らない内に情報が流れ、偽カードが作られ、銀行口座から金が引き出されていたというのは想像もできないため、被害者の方も非常に驚かれたと思います。
東京都内の健康食品会社というのも、きちんと名前を出す必要があるのではないかと考えます。
どんどん手口が巧妙化していってますので、注意をする必要があります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2008年12月 1日 15:49)